猗窩座(あかざ/鬼滅の刃)の過去や技と術式展開の血鬼術は?最後や映画無限列車編で登場

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劇場版鬼滅の刃 無限列車編、ついに公開されましたね!

映画の先行チケットが完売したり、映画館のほとんどのスクリーンで鬼滅の刃を上映するなど、社会現象になっています!

そんな鬼滅の刃でも一際壮絶な過去を持った鬼、『猗窩座』。

今回は、猗窩座過去などについてまとめてみました!

ネタバレも含みますのでご注意ください!

目次

「劇場版鬼滅の刃無限列車編」で猗窩座(あかざ)が登場

https://twitter.com/kimetsu_off/status/1316846559556898817?s=20 
映画のサブタイトルが『無限列車編』と聞くと、「どこまで映画化したの?!」と疑問に思った方が多いと思います。

原作漫画の無限列車編では、相手に夢を見せて翻弄させる鬼、下弦の壱・魘夢(えんむ)を倒し一段落したところで、上弦の参である猗窩座が登場し、柱である煉獄杏寿郎を殺します。

映画の予告では猗窩座は出てきませんでしたし、公開前は映画に猗窩座が登場するのかしないのかという議論がファンの間でささやかれていました!

映画を観た方はもうお分かりですよね!猗窩座は映画に登場しました

予告編に登場しなかった分、劇場で猗窩座が登場したときはみなさん興奮したのではないでしょうか?

猗窩座(あかざ)の過去や人物像

鬼滅の刃には敵味方どちらにも様々な過去を持ったキャラクターが登場しますが、その中でも猗窩座は一際壮絶で悲しい過去を持った鬼です。

猗窩座が人間の頃の名前は狛治(はくじ)

病気がちの父に食べさせるためにスリや盗みをしていました。鬼になった猗窩座の身体に入った刺青は人間の頃に犯罪者の印として入ったものです。

盗んで捕まりを繰り返す狛治と見ていられなくなった父は「真っ当に生きろ。迷惑をかけて申し訳ない。」と首を吊って自殺します。

自分のせいで父を亡くし自暴自棄になった狛治は、後の師範となる慶蔵(けいぞう)と出会います。

慶蔵は狛治を自分の道場の門下生として引き取り、狛治は稽古に励みます。その道場で出会ったのが、慶蔵の娘・恋雪(こゆき)です。

https://twitter.com/ryuya0218R/status/1317042399617585152?s=20

恋雪は病を患っており病弱な身体でしたが、狛治は道場での稽古の合間を縫って恋雪の看病をしていました。

そんな生活が3年続いたある日、狛治は慶蔵から道場を継いで欲しいと言われ、恋雪からは逆プロポーズを受けます。道場も恋雪も命を懸けて守ると誓い、道場を継ぎ夫婦となりました。

過去を乗り越え幸せな生活をしていた狛治ですが、狛治の譲り受けた立派な道場を敵視していた隣の道場の者達慶蔵と恋雪を毒殺されてしまいます。

命を懸けて守るべき2人が自分の不在中に殺されたことに怒り狂った狛治は隣の道場に殴り込み、67人もの人間を殺害します

愛した妻を失い、師範も失い、生きる意味を失った狛治の元に鬼撫辻無惨が現れ、血を与え上弦の参・猗窩座にしてしまいます。

父親を亡くしてもなお強く生きようとし、師範へのと妻へのを知って真っ当に生きようとした矢先に守るべきものを奪われ、その挙げ句鬼にさせられてしまった猗窩座

壮絶な過去を持った鬼だからこそ、連載当時からファンが多かったのが猗窩座の特徴とも言えるでしょう。

猗窩座(あかざ)の術式展開の技と血鬼術


猗窩座の魅力は過去だけではありません。鬼としての強さも格別だからこそ、ここまでの人気があるのです。

鬼の中では珍しく武闘派な技を使うのが特徴です。人間の頃に慶蔵に教わった武道が活きているのでしょう。また、血鬼術は最愛の妻・恋雪にまつわるものばかりです。鬼になってもなお猗窩座の心に生きている慶蔵と恋雪の影が見え隠れします

猗窩座の術式一覧です!

破壊殺・羅針
破壊殺・空式
破壊殺・乱式
破壊殺・滅式

破壊殺・脚式 冠先割(かむろさきわり)
破壊殺・脚式 流閃群光(りゅうせんぐんこう)
破壊殺・脚式 飛遊星千輪(ひゆうせいせんりん)
砕式・万葉閃柳(まんようせんやなぎ)
鬼芯八重芯(きしんやえしん)
終式・青銀乱残光

上記のうち赤文字になっている技が、無限列車編で煉獄と戦う際に使う技になっています。

青文字になっている技は、作品後半で出てくる無限城編で登場する技です。青文字にした技はどれも花火の名称から来ており、好戦的な猗窩座の性格や武闘派な戦い方とマッチしていてどれも魅力的です!

猗窩座(あかざ)の最後はどんな死に方で何巻何話?


ここまで強い猗窩座でも原作漫画では最終的に死亡しています。それも、鬼殺隊に首を斬られるのではなく、自爆とも取れるような最期を迎えます。

原作漫画では17巻〜18巻の無限城編、146話〜157話に描かれています。

炭治郎と義勇と戦っていた猗窩座は終式・青銀乱残光を繰り出し炭治郎を仕留めようとしますが炭治郎に背後を取られ、首を斬られます

ですが、強さを求め続けていた猗窩座は首を斬っても死なずに生きられており、猗窩座は自分の求めていた強さの最高点『至高の領域』があると確信しました。

強さの頂点を求める猗窩座と、首が繋がることを防ごうとする炭治郎。その攻防の最中、1人の少女が猗窩座の手をひっぱり「もうやめて」と言います。

炭治郎との戦いの中で思い出しかけていた過去の記憶がこの少女によって完全に思い出されたのです。それは、人間だったころに大切な人を守れず失っていたこと。父を自殺させてしまい、師範と愛する妻を毒殺されていたことでした。

真っ当に生きて欲しいと言う父の願いを叶えられずに師範に教わった武術を復讐という形で汚してしまい、大切な人を失ってもなお弱く我慢のできない自分を殺したかったんだと猗窩座は思い至りました。そうして猗窩座は人間だった頃の記憶を取り戻し、自害しようとしますが鬼である身体は再生を続けます

意識の中で、失った3人のために強くなろうとする自分と弱さを認め許しを乞う自分との攻防が続き、あの鬼撫辻までもが現れて「もっと強くなるのではなかったのか?これで終わっていいのか?」と追い打ちをかけます。

そんな中、意識の中で最愛の妻・恋雪が現れ「もう十分です。もういいんだよ」という声をきき、枷が外れた猗窩座は恋雪に抱きついて泣きじゃくります。

すると、鬼だった身体が人間に戻っていき、業火の中に消えていきました。現実では身体の再生が止まり、崩れて消えていきました

意識の中だけでも人間として最愛の人と最期を迎えられた猗窩座。無限城編の猗窩座の回は涙なしには読めないですね。

まとめ


今回は劇場版鬼滅の刃 無限列車編の公開を受けて、猗窩座についてまとめてみました!

猗窩座をはじめ、鬼も人間も魅力的なキャラクターばかりの鬼滅の刃。映画のチケットがなかなか取れないようですが、是非劇場で猗窩座のバックストーリーを思い浮かべながら観賞して欲しいですね!

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