今回はリゼロ2期アニメDVD/Blu-ray1巻購入特典小説のRe:ゼロから始める異世界生活前日譚『アポカリプスガールズ』ついて解説と考察をしました。
・アポカリプスガールズの簡易的ネタバレ
・それぞれの考察
などご紹介していきます。
ゼロカラカサネルイセカイセイカツ | アポカリプスガールズ | ||||
剣鬼戦歌 | 紅蓮の残影 | ||||
赫炎の剣狼 | Sword Identity | ||||
EX4最優紀行 | Golden Sibilings | ||||
オルコス領の赤雪 | 魔女のアフターティーパーティ | ||||
氷結の絆 | ゲーム偽りの王戦候補 |
「アポカリプスガールズ」のネタバレ
https://twitter.com/Rezero_official/status/1310911363313672197?s=20では、各章ごとにネタバレしていきます。
愛おしい熱量
・少女のエルザは吹雪の中、裸足で歩いていた
・そこにようやく見つけたぞクソガキと男がやってくる
・エルザは盗みを働き男は何度も殴る
・男はエルザに覆いかぶさり体をまさぐる
・そんな時エルザは指にガラス片がひっかかる
・それは追われるきっかけになった酒瓶で火が付けやすい火酒という種類
・その酒瓶が殴り飛ばされた時に割れていた
・ガラス片で男の腹を裂き、内蔵がぶちまけられた
・エルザは震える寒さの中で、腸の温もりが生きている実感だと感じた
フェザーランの姉妹
・14,5歳のエルザは奴隷の商品としてホロッセオ・フェザーランに買われる
・場所はグステコ聖王国、大部分が永久凍土で年中雪が降り続いている
・しかしグステコにも雪の影響を受けない『聖地』があり、ホロッセオの屋敷がそこにあった
・屋敷に行くとエルザのホロッセオへの言葉に怒ったドロテアがエルザに大きな鋏をかざす
・シトニアがそれを止め、これからフェザーランの姉妹になり一番下になると言われる
・エルザは両親に売り飛ばされており、一度目は集団脱走を果たし、その後は路上生活
・しかし捕まり、再度奴隷生活になりエルザの見た目から買われるも悪さを働き、主人を失う度に奴隷に戻るのが繰り返された
・悪い噂が広まりエルザには買い手がつかなくなり、こうしてフェザーランの姉妹に呼ばれた
・屋敷では、サリアとヒルデアの双子を紹介され、姉妹はエルザ含め6人おり、屋敷には自分達だけでホロッセオも基本いないよう
・エルザは庭で花の手入れをしていたドロテアの所へ行くと姉妹最後の一人、見た目11歳ほどのオルニアと出くわす
・皆は髪色に合わせたドレスを着ており、グステコ聖教の祝詞である霊獣オドグラスへの感謝を述べて食事
・エルザの食事の仕方は野犬が荒したような惨状で、洗濯掃除もできなかった
・そこにホロッセオが来て儀式を行うとして礼拝堂へ連れて行かれるとそこは死臭がした、大抵は死ぬそう
・エルザは姉妹たちに生き残れた理由を聞き、法衣を着て短剣を持ったホロッセオによる儀式に臨んだ
ホロッセオ・フェザーラン
・エルザはある男をナイフで刺すと逆襲され胸を貫かれた。エルザはまだこの仕事に慣れてないと言い男を殺す
・近くにオルニアがおり、傷を触るエルザに指で弄るな、傷がいつまで経っても塞がらないと言われる
・オルニアは1人で20人殺しており、エルザは本命とはいえ1人だった
・フェザーラン姉妹の証である一輪の花を置き、2人はその場を去る
・シトニアに仕事を報告。エルザが体が回復の過信にシトニアは体は不死に近いけど不滅ではないと言われる
・鍾乳洞のような地下空間でエルザはオルニアと訓練。エルザはオルニアの鎖分銅という武器に全身をちぎられる
・フェザーランの姉妹となったエルザの肉体は『呪い人形』の力
・あくまで生かしているのはお父様の従うグステコ聖教で、聖王国の浄化に必要な役割をしているとか
・エルザはいつの間にか聖王協会の一員となっていた
・オルニアに自分に合った武器を選べと言われ、エルザは禍々しい刀剣を手に取る
・エルザはシトニアに手作りの御守をもらい、それは他の姉妹にも配っているという
・ある日シトニア、オルニア、ドロテアがお役目に呼ばれ、サリアとヒルデアにも別件、エルザが1人残ることに
・しかしホロッセオも屋敷に残りエルザにも役目があるといい『フェザーランの姉妹の完成を』と言う
・そして屋敷に戻った一同は礼拝堂でホロッセオの死体を見つける。ドロテアはエルザの部屋に向かう
・ホロッセオにはエルザが愛用する曲刀が刺さっておりそれをドロテアが出し、問い詰める
・エルザはしらばっくれ、屋敷の外へ逃げる。切り刻まれながら上半身だけで井戸に逃げ込む
・オルニア達が地下水脈の奥まで追うと人体が通れないような細い水の通り道の前に肉片があり、エルザは自分の体を首だけにしてそこを通った
ドロテア・フェザーラン
・オリバー・ゼッペスは奴隷商人で彼はそれが天職だった。奴隷売買に関わる全ての人の幸福を願っていた
・そんな中、オリバーの元へエルザが戻ってきた。オリバーはこれで13回だと言いエルザを疫病神だと呼ぶ
・通常奴隷は奴隷商の手元を離れたら戻ってこない、一部例外もあるが、エルザは度を越していた
・そのおかげでオリバーは買い手に危ない奴隷を引き渡して主人を殺させ金目の物を盗んでいるという噂も立つほど
・オリバーはエルザにいい加減幸せになんなさいよと言う。奴隷商人で人を幸せにしようと思っている愚かな男
・一方シトニア達は聖王協会にはホロッセオの死を偽装するということに
・翌朝、エルザはオリバーの家で起き、朝食を食べ、オリバーは奴隷計画を見直すことに
・まだ商品として出せないということでエルザは雪原の都イノランダムの街を散策することに
・エルザは5人の男につけられオリバーの所で買った奴隷が逃げたそう。そこで2人しかいないとエルザは言い一緒に家に確かめに行くことに
・彼らの探す奴隷はいない証明をする為に家に戻ると蹲る白い髪の少女を見つけてしまった。エルザはお互い不運だったということにしましょうと、男5人に手をかける
・オリバーは社交場におり、そこでホロッセオと出くわす。エルザの様子を聞くと姉妹の本分を果たしていると言われる
・オリバーが家に戻るとエルザが起こした惨状を見て白い髪の少女タチアナを見つける。1ヶ月前にヘイケン・レクサントという人物に引き取られたよう。そこで死んでいなかった男に事情を聞きタチアナの体の無数の傷を見てオリバーは奴隷商失格だと言う
・さらに社交場での事をエルザに話しあんたにも追ってがきてると言うとエルザが一瞬困惑を見せる
・そこでエルザは、オリバーの奴隷を傷つけた落とし前をつけるのと自分を追っている相手を穏便に話し合いたいということでそれを一緒に解決できる提案があると話す
・ドロテアはこの日のお役目には乗り気ではなかった。シトニアのおかげで姉妹の活動は今まで通り、しかしお父様を殺された事に比べれば小さな事だった
・エルザはレクサントの元へ逃げた奴隷の代わりとして差し出された。レクサント家は代々聖王協会の要職に身を置く一族だった。しかし豪遊のしすぎでついには見限られフェザーランの姉妹が送り込まれた
・そうしてお役目で訪れた屋敷でドロテアはエルザと出くわす。エルザがこれがあなた達を話すてっとり早い方法だと言う
・お父様を殺した相手にドロテアは憎悪を向けエルザに襲いかかるも、準備をしていたエルザの罠で床が崩れ落ちる
・オルニアならこの状況でも打破した。ドロテアが来たのはエルザの運が勝ったが、一番話が通じないドロテアがきたのはエルザの運が負けた結果だった
・そしてエルザの張った鋼線によって、ドロテア自ら胴体が真っ二つになる。ドロテアは再生力が他の姉妹より弱いそう
・しかし突如ドロテアの血が刃となってエルザに襲いかかり、エルザの内側から爆ぜる。さらに真っ二つにされていたドロテアがエルザを踏みつけていた。ドロテア自身も呪い人形の可能性に驚いていた
・エルザがなんとか食堂へ逃げ、そこで自分とドロテアごと油をかけ火をつける。再生力で劣るドロテアはエルザと同じ被害では立ち上がれない
・ドロテアの血の攻撃も炎で焼かれ、最後の血を飛ばした弾丸もエルザは自ら胴体を掻っ捌いてかわす
・レクサント邸は焼け落ち、外ではオリバーが待っていた。そしてヘイケンの始末を依頼したのは他ならぬ父親だったとか
・この日のエルザの賭けは2つだった。フェザーランの姉妹が現れるか、お役目を任されるのが姉妹の誰になるかだった
サリア・フェザーラン&ヒルデア・フェザーラン
・姉妹達は焼け跡からドロテアだった黒い物体を見つける。犯人はエルザしか考えられないと考える。エルザは姉妹を皆殺しにしようとしているとも考える。そこでサリアとヒルデアが任せてもらえないかと話す。
・ドロテアの一件から数日後、エルザが悪い主人を懲らしめたという理由で失語症のタチアナから花をもらう
・タチアナはエルザから離れようとせず、そのまま過ごすことに。しかしそこに猟犬が現れ襲われそうになる
・そして、イノランダムの街の屋台が立ち並ぶ区画から黒煙が上がっていた
・シトニアはホロッセオになりきっており、オルニアにサリアとヒルデアの浄化作戦を許可した事を話す
・浄化作戦は聖王協会が異端者を排除する為の最終手段で対象となった土地は何もかもが薙ぎ払われる
・街の人はホロッセオの屋敷から全て連れ出された猟犬によって襲われていた。それをエルザが殺していく
・そしてエルザとタチアナはサリアとヒルデアと出くわす。そして2つの頭を持つ巨大な魔犬・魔獣オルトロスを出される
・エルザはタチアナを抱えながらオルトロスとサリア・ヒルデアの月輪刀の攻撃を受ける
・そしてサリアとヒルデアが現れた広場の刻限塔にはボロボロのオリバーが吊るされていた
・一瞬の動揺でオルトロスにエルザの右腕が食われる。そしてサリアとヒルデアに背中を攻撃される
・オルトロスに頭から食われそうになった時、タチアナがエルザの腕を引っ張り入れ替わる。そしてオルトロスに食われる
・珍しく腹立たしいと思ったエルザはもう一つの首で襲いかかるオルトロスを蹴りで爆砕する
・生え揃った腕でオルトロスをサリアとヒルデアの方に投げると戦力を減らせない2人はそれを避ける
・そしてエルザはヒルデアだけ顔を掴んだまま壁にすりおろし、四肢を破壊する。
・肉塊になったヒルデアを放り投げ、サリアが駆け寄ると、2人がかりで持っていた月輪刀をエルザが拾い上げ投げる
・そのまま二人は両断され、これまで2人に従っていたオルトロスが強者に従うのかエルザが合図するとヒルデアを食べる
・サリアが殺してやるとエルザに言うも、その瞬間にオルトロスに食べられる
オルニア・フェザーラン
・オリバーの指は指に鋼線が巻きつけられ吊るされていたので、切断されてしまっていた
・そこに、オルニアが現れる。そこでオリバーに諭されて話し合ったほうがいいと言われる
・なぜお父様を殺したとオルニアに聞かれると「そのお父様にそう言われたから」と言う
・呪い人形の完成の為に必要なことで、それでフェザーランの姉妹が完成するとか
・無意味な殺し合いをしていた事に気付いたオルニアは確かめねばと屋敷に戻りシトニアと話す
・するとシトニアは嫉妬の魔女の話をし、嫉妬の魔女は他の魔女を殺したから誰の手にも負えない存在になった
・それが呪い人形にも通じる話だとか。呪い人形は標的を殺さなくては死ねない呪いを応用したもの
・ではなぜ、ドロテア達は死んだのか?殺さなくてはならない相手と命のやり取りをしたから
・そして嫉妬の魔女がした事をしようとしたのがホロッセオ・フェザーラン。お父様と呼ばないシトニア
・オルニアがシトニアが持っていた書状を見ると『ホロッセオの呪術。それが生み出す呪い人形、フェザーランの技術は古の魔女の時代が残した邪法』それを欲しくてたまらない人がいる。それが私の忌まわしく呪わしいお母様と言う
・オルニアがシトニアに敵意を向けた時、体が動かなくなった。シトニアは何かをゆっくり染み込ませていたと言う
・さらにホロッセオの遺書がありそれをシトニアが隠していた
・オリバーとエルザが竜車で移動中、オルニアに襲撃される。そして戦いの中でエルザもオルニアも首に傷を負う
・オルニアならもっと早く立て直すはずが、立て直していなかった。そしてエルザはオルニアの頭を潰し体を引き裂く
・信じられないほど強かったオルニアは見る影もなかった。これはオルニアではない別ものだった。
シトニア・フェザーラン
・エルザの里帰りは数カ月ぶりに果たされた。
・シトニアは呪い人形の呪法を手に入れる為にここへきたと話し、シトニアの様子にエルザは何に怯えているのかと聞く
・シトニアは私の母親を名乗っている怪物の支配から逃れる為にその秘術が必要だと話す
・すると次々とエルザにドレスを来た人物が6人ほど襲いかかり取り押さえられる
・それは呪い人形に失敗し死んだはずの者達。しかし死んではおらず自我を失っただけでシトニアの毒で指示に従うよう
・そして殺しきることはできると話しシトニアはエルザの額に手を当てて念じて声を放つ。しかし何も起きなかった
・エルザは肩を外し拘束を逃れ二振りの曲刀を抜いて呪い人形達を殺す
・殺戮を終えたエルザはシトニアに毒とは何だったのか聞く。するとそれは姉妹に渡していたお守りだった
・中の香石が持ち主にシトニアの血を染み込ませ、それが相手の心を壊す毒になるとか
・しかしエルザはもらった当日になくしており、なくしたら怒られると思い似たような布切れを持ち歩いていたとか
・シトニアはエルザが井戸から逃げた後、お父様の遺書を見つけた。そこで勝ち残る為のことをしたと言う
・しかしエルザはそんな必要はなかったと言い、誰も殺すつもりもなく、完璧な呪い人形になんてなりたくなったと言う
・あの夜、ホロッセオにも同じ返答をしたが儀式を完遂する方法は他にもあり姉妹を死なせることも可能だった
・でもエルザは考えるのが面倒になり実力行使をしたとか。それに「どこまでいってエルザだったのね」と言う
・シトニアはここで終わらせて欲しいと言い、呪い人形として完成すれば母親が会いに来ると言う
・しかしエルザは大丈夫だと言い、オルニアは殺していないと言う
・外ではオリバーとオルニアがおり、オルニアは壊された心は直らず赤子のようになっていた
・そして残った屋敷はオリバーとオルニアがもらうことに
・奴隷ではなくなったエルザは寒くない場所を探すと言ってオリバーに挨拶する
・街で旅支度を整え国を離れようと考える。フェザーランの姉妹も呪い人形も狙うもののいない土地へ
・しかし「そいつはいくらなんでも都合よすぎるってもんじゃねーですか?」と声が聞こえた
・そこにいたのは一頭の黒竜。エルザにはこの状況下で現れる者に心当たりがあった。そして「シトニアのお母様?」と聞く
・呪い人形がほしかったのかと聞くと、それは副賞で、ほしいのは愛だと言う
・不死の存在に興味はなく、既にそれは手に入れていると話す。そして黒竜が金色の髪に赤い瞳の少女に変化した
・そして優秀でとびきりイカれた子供たちを集めているからそれに加えてやろうじゃねーですかと言う
・エルザが断る権利があるか聞くとその場合自分の心を慰めるために何でもやると言う
・そして聖地の場所に視線を送ると、あの二人が死んでも私が死ぬわけじゃないから脅しになっていると思うと言う
・しかし脅しの材料になるか決めるのはアタクシじゃなくテメーでしょうがと言い、お母様の手に口づけしてもらおうと言う
・エルザは要求に従い、手に口づけをする。名前を聞かれると
・「私の名前はエルザ・フェザーラン。いいえ、取り消し私の名前は」
・その時エルザの脳裏によぎったのは冷たい雪原で初めて生を感じた瞬間の熱。その熱の発端はーー
エルザ・グランヒルテ
・無言の幼子(メィリィ)が血の海となった草原にぽつんと座っていた。周囲には無数の屍があった
・この地は数年前には小さな街があったが魔獣の生息域拡大の為に住民は避難して建物だけが残っていた
・そこに十代半ばほどの少女が大量の魔獣の返り血を浴びて現れる。連れ帰れと言われていると幼子に話す
・幼子は話せない言葉で威嚇し、手を叩くとそこにギルティラウが現れる
・少女はギルティラウを倒し、幼子はそれ以上魔獣を呼び出すことはなかった
・少女は幼子を抱える。幼子が首筋に噛み付くも弱っているので歯型が付く程度だった
・その様子に少女は笑い「以前にも口の利けない子供と過ごした事があり口が利けない子は乱暴になるのかしら」と言う
・目をつけられてしまったのだから諦めてと言い、肩から幼子を引き離す。
・私から言えることは一つだけと言う。「私はエルザよ。エルザ・グランヒルテ」「あとどれくらいの付き合いになるかわからないのだけれど、ひとつだけ言っておくとしたら、あなたより、私のほうがお姉さんだから」と言う
登場人物紹介
●エルザ・グランヒルテ
両親に売られ奴隷になるも集団脱走し、路上生活に。しかし再度奴隷になり買われた先々で悪さを働き主人を失い13回繰り返し奴隷商オリバーの所へ戻る。火酒のガラス片による殺しの腸の暖かさで生を感じた事からこの火酒の名前がグランヒルテ。火酒グランヒルテはロズワールJメイザースやレイド・アストレアの好きな酒。
●ホロッセオ・フェザーラン
聖王協会の裏の浄化を行うフェザーランの姉妹のお父様。人形師であり、呪い人形の呪術を応用し、完成した呪い人形を生み出そうとしていた。呪い人形とは、標的を殺すまで死なない体になること。人によって再生力は違う。特にエルザとオルニアの再生力は高かった。呪い人形の完成の為にエルザに姉妹を殺す事を命じる。
●シトニア・フェザーラン
フェザーランの姉妹の長女で赤い髪。お分かりの通りカペラの支配から逃れる為に死なない体である呪い人形の呪法を手に入れようとしていた。どうやってかは不明だが、ホロッセオになりきっていた。
●オルニア・フェザーラン
フェザーランの姉妹の次女で緑髪の11,2歳の見た目幼女。武器は鎖分銅で、再生力も戦闘もエルザより強い。シトニアのお守りの毒によって心が壊され、赤子のようになる。現在はオリバーと共にいるよう。
●サリア&ヒルデア・フェザーラン
双子で金色と銀色の髪。武器は2人で月輪刀を使う。ホロッセオの屋敷では、猟犬の世話をしていた。浄化作戦では、全ての猟犬をエルザにけしかける。
●ドロテア・フェザーラン
青い髪で、お湯を飲んだ為に喉が壊れている。ホロッセオ大好きで、武器は大鋏。屋敷では花の手入れをしている。エルザとの戦いで進化し、血を操れるようになった。
●オリバー・ゼッペス
奴隷商人で、奴隷に関わる全ての人を幸せにしようと思っている。エルザが13回もオリバーの元へ戻ってきて、漫才のようなやり取りをしていた。最後には、ホロッセオの屋敷をもらいそこに奴隷を住まわせる事に。
●タチアナ
ヘイケン・レクサントという聖王協会に関わる人物に売られた奴隷だが、ひどい虐待を受けた為に逃げ出してオリバーの元へ戻ってくる。失語症で言葉は話せない。レクサントを懲らしめたエルザにくっついていたが、エルザを助ける為に魔獣オルトロスに食べられてしまう。
「アポカリプスガールズ」の解説考察
カペラとエルザ
ついにカペラとエルザの出会いがわかったわけですが、エルザはあの時何もなければ、そのまま1人で自由に旅をしていたわけです。恐らく自分の身が危険にならなければ殺しはしないでしょうし、オリバーやタチアナなどとも仲良くできる性格をしていました。
しかしカペラに見つかってしまい、オリバーとオルニアを人質に取られてしまったので、カペラに従うことにしました。
この話を見るとエルザってカペラさえいなければ、あんなに悪名高い暗殺者になっていなかったかもしれません。
呪い人形
呪い人形は、標的を殺すまで死なないという呪術であり、成功する者としない者がいます。成功しなかった者は死ぬのではなく、自我を失うようです。
今回フェザーランの姉妹の標的は恐らくエルザになっており、標的がエルザであったからエルザは姉妹達を殺すことができたと思われます。そして、エルザが姉妹全員を殺していれば、完全な不死の体になっていたと思われます。ただ、アポカリでは、エルザは首だけになっても復活できるとんでもない再生力を元々持っていました。
また、シトニアの書状によれば、フェザーランの技術は、古の魔女の時代が残した邪法と言われています。これは恐らくダフネの死者の書の内容だと思われます。
ダフネも呪術のようなものをかけられ、死なない体になっており、その当時の呪術が呪い人形だったと思われます。
グステコ聖教
グステコ聖王国は四大精霊の霊獣オドグラスを頂点として、聖王、そして霊獣を崇めるグステコ聖教を信仰する聖王協会があります。
アポカリでは少ししか語られていませんが、グステコ聖教にも『神殿騎士』と言われる呪い人形と同じような呪術で再生する体を持つ騎士達がいます。グステコ聖教ではそれを『祝福』と呼んでいます。
エルザの外伝小説である『オルコス領の赤雪』で神殿騎士と戦うシーンがあります。
まとめ
ということでまとめます。
・エルザの出自はグステコの一般家庭のようだったが、奴隷として売られ、集団脱走から路上生活に
・しかし捕まってしまい奴隷に戻ると13回も悪さを働き主人を失い奴隷商に戻ってきた
・フェザーランの姉妹はグステコ聖教の治安維持の為の浄化部隊
・シトニアはカペラの指示でフェザーランの姉妹になり、死なない体を手に入れてカペラの支配から逃れようとしていた
・ホロッセオは呪い人形を完成させる為に、人形師の自分と他の姉妹を殺すようエルザに言った
・オリバーとオルニアを人質にとられ、エルザはカペラに従うようになった
・エルザの家名はなかったが、フェザーランの姉妹が終わってから、一番はじめに腸を切り裂いた火酒のガラス片から、その酒の名前であるグランヒルテにした
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