「犬夜叉」の続編として人気が上がっている「半妖の夜叉姫」もついに最終決戦にやってきました。
45話のラストに出てきた妖霊蝶とは一体何なのでしょうか。さらに麒麟丸の右腕として現代で過ごしていた希林理先生が実はラスボス敵だったことまで判明!麒麟丸の娘であるりおんを救う方法、夢の胡蝶とはどんな関係なのか、さらに希林理先生がまるでムスカのようだと話題にも上がっています。
これらについて解説していきましょう。
半妖の夜叉姫45話で希林理先生が妖霊星から妖霊蝶を生み出す
妖霊星とは500年に一度近づくほうき星と言われています。戦国の世では犬夜叉と殺生丸が力を合わせ近づく前に片付けていますが、現代では500年の時が経ってしまっているため再び地上へとやってきているのです。
現代を守るため、とわ、せつな、もろはの3人は時代樹を通じて日暮神社の御神木から現代へと戻ってきます。そこで麒麟丸の切り落とされた右腕、希林理先生と出会います。希林理先生はとわが通う学校の英語教師ですが、実は麒麟丸の右腕ということで人ですらなく、さらにこの時代とも関係がないのです。なんとか妖霊星を倒そうとしますが力及ばず。しかし、倒しきれなかった妖霊星はなぜか希林理先生の手に渡ってしまい、彼はそれを持って戦国の世に帰ってしまったのです。現代からの危機は去りましたが、代わりに戦国の世が大変なことに!
戦国の世に妖霊星を持ちかえった希林理先生はそこから妖霊蝶と呼ばれるものを生み出してしまったのです。なぜ彼が持ち帰り、さらには妖霊蝶なるものを生み出してしまったのか。
妖霊蝶とは?妖霊星との関係
妖霊蝶とは妖霊星を核として生み出された巨大な蝶の妖怪です。妖霊星からは多種さまざまな妖怪たちを生み出すことが可能で、逆にすべての妖怪たちを殺すこともできる絶対的な存在です。
そんな妖霊星から生まれた妖霊蝶と縁(えにし)を結ぶことができれば、永遠の命を手に入れられると言われています。実際45話で希林理先生はりおんを唆し、共に妖霊蝶と縁を結ぼうとしていました。永遠の命を得られれば二度と死ななくなるため、りおんを生かしたい麒麟丸にも、右腕である希林理先生にとっても好都合と言えるでしょう。
妖霊蝶は夢の胡蝶と姿が似てる?
妖霊蝶と夢の胡蝶が酷似しているということも話題に上がっています。
夢の胡蝶は元々、とわと離れ離れになってしまったせつなが夢の胡蝶に夢を喰われてしまった結果、夢を見ることができなくなっていました。名前の通り、夢の世界にしか存在せず、蝶の形を模しています。夢の胡蝶に夢を喰われた者は一生眠ることも、夢を見ることもできません。せつなも幼少期に夢の胡蝶に夢を喰われますが、なんとか縁を断ち切り今では眠ることができるようになっています。
そんな夢の胡蝶は妖霊蝶と関わりがあるのではないか、といわれています。妖霊蝶は妖霊星から生み出された巨大な蝶ですが、胡蝶の夢は単体で存在しています。話の最初の方から度々目撃されています。サイズも違いますし、妖霊蝶は45話のラストで孵化したばかりなので、見た目は酷似していますが別物だと考えていいかもしれません。夢を喰う妖怪と数多の妖怪を生み出すでは存在自体が異なっている気もします。
希林理先生がりおんを拐かしムスカのようだと話題
45話でりおんのいる戦国の世に戻ってきた希林理先生の行動がまるで「天空の城ラピュタ」に登場するムスカのようだと話題になっています。
「天空の城ラピュタ」はジブリアニメーション映画の一つで、ヒロインシータが持つペンダントが物語の鍵となっています。希林理先生はその中でも悪役と称されるムスカのようだと話題になっています。元々希林理先生は麒麟丸の右腕であり、人の形を模した存在です。そんな彼がりおんがすでに死んでいるという現実を受け入れられず、傀儡の体となったりおんを救うため妖霊星を持って戦国の世へと舞い戻ってきました。戻ってきてからの言動がどことなくムスカを彷彿させる感じがするそうです。
つい先ほどまでとわたちの味方だったのに、りおんが死んでいると知った途端手のひらを反して戦国の世の妖怪たちを消してくる、といった趣旨の発言もムスカと酷似している気がします。手荒な真似はしないといい、始終紳士的な対応が目立つ希林理先生ですが、いざとなればそれすらも覆すという点も希林理先生がムスカといわれる所以なのかもしれません。ムスカは作中のラストで両目を失明してしまいますが、もしも希林理先生まで失明したらこれはもうムスカといってもいいのではないでしょうか。
希林理先生は味方かと思われたが突如敵に?ラスボスか?
これまで希林理先生は現代に現れた妖霊星を倒すことに協力してくれました。とわたちと力を合わせ、500年に一度地球に飛来する妖霊星を倒そうにも歯が立たず。
これまでの主な敵は麒麟丸と言われてきました。殺生丸と戦い、犬夜叉たちを殺そうと襲ってきましたし、現代でもとわたちを追いかけてくるほどの執着心を見せます。ところがここになって、突然ラスボスが変更!?
妖霊星を倒せないどころか、それを持って希林理先生が戦国の世に戻ってしまったのです。しかもただ持って帰るだけではなく、妖霊星はあらゆる妖怪たちの頂点に君臨する妖怪でもあるため、これを使ってとわたちの親もろとも殺そうと計画を変更してしまったのです。実際、とわたちは半妖ですが共に戦ったということもあり希林理先生は見逃すと発言しています。しかし戦国の世にいる彼女たちの父親については言及していないため、最悪殺されてしまう可能性があります。
味方だと思っていた人からの突然の裏切り。しかも妖霊星を持ったまま戦国のように戻り、傀儡の体となっているりおんを孵化した妖霊蝶の中に取り込んでしまったのです。まさかすぎる展開に視聴者はびっくりしたはずです。このまま力を合わせて主人である麒麟丸を打倒してくれるのかと思いきや、と思って人も少なくないかもしれません。麒麟丸も倒していませんし、麒麟丸の右腕でもある希林理先生まで敵にまわってしまったとなると、打つ手は限られてきそうです。
まとめ
「半妖の夜叉姫」もついに最終決戦へと突入しました。
これまで味方だったはずの希林理先生の突然の裏切り、生み出された妖霊蝶、取り込まれてしまったりおんなどまだまだ目を見張る展開が待ち受けています。ラストは一体どうなってしまうのか。
2クールとなっているため、そろそろ終わってしまいますが、ぜひ最後まで見届けてください。