累計発行部数が370万部を突破しており、現在話題に上がっている『トモダチゲーム』。
2022年4月6日からはアニメ放送も日本テレビ系列で始まっており、勢いに乗っている『トモダチゲーム』ですが、原作漫画では「2人目の裏切り者は誰なのか?」ということで多くの予想がされていました。
そこで今回は『トモダチゲーム』2人目の裏切り者について考察していきます!
トモダチゲームで心木ゆとりが裏切り者で確定
心木ゆとりは片切友一や沢良宜志法と同じクラスの可愛らしい女子です。
おとなしく内気な性格で、言葉数は少ないタイプですが、その正体は友一たちをトモダチゲームに参加させた裏切り者であったことが15巻72話「それはダメだよ…」で判明しました。
聡音が「最初から誰が裏切り者か知っているよ」と話した後にゆとりが「誰?知っているなら教えて?」と返事をし、ここで聡音が「お前だよ、心木ゆとり」とゆとりが裏切り者であることを明らかにします。 聡音は最初からゆとりが友達全員にためらいなく噓をついていた「バケモノ」であることを見抜いていたのでした。
まんまと聡音にしてやられたゆとりですが、この聡音の暴露の後に見せたゆとりの恐ろしい表情はトラウマ級でしたね… さらにこの後、ゆとりは聡音を崖から突き落とし、それを見ていた京もゆとりが裏切り者だと確信します。
か弱いイメージがあったゆとりのギャップに、思わず驚いてしまったファンの方も多いのではないでしょうか。
心木ゆとりが2人目の裏切り者がいると発言
裏切り者であることが確定した心木ゆとりですが、さらに70話「あいつは…”悪魔だ”」でも衝撃的な事実が判明しています。
紫宮京が沢良宜志法に聞いた情報によると「片切チームの中には、2人裏切り者がいる」ということ。さらに16巻73話「見られちゃった…」で、ゆとりが実の母親に対して『おかえりじゃねぇだろ!このクソババァ!!』と恐喝していたところを志法は見てしまいますが、この際に、ゆとり自身が「他のみんなにこのことを話したらダメだよ、私の仲間が教えてくれるから」と話していて、このことから裏切り者が2人いることは確定となりました。
ゆとりが裏切者であっただけでもビックリしましたが、さらにもう1人裏切者が存在していたのは驚きでしたよね!ここから「2人目の裏切り者は誰なのか?」といった予想がファンの間で多くされることにつながっていきます。
もう1人の裏切り者は四部誠?伏線も
美笠天智は沢良宜への恨みは違っていた為に除外?
5人の中の誰かが作った借金を返済するために強制参加させられたトモダチゲームで、一番最初に裏切り者と発覚したのが美笠天智でした。
ですが、天智が裏切った理由としては過去に一度トモダチゲームに参加した経験があり、さらに父親の死に志法が関わっている可能性があるため、志法に復讐することが目的だったと判明します。
しかし、天智の父親が殺された理由は心木ゆとりにあったので、2人目の裏切り者候補から美笠天智は除外されました。
沢良宜志法はゆとりに拉致された為に裏切り者ではない?
次に2人目の裏切り者候補として挙げられるのが、沢良宜志法です。
天智の父親の死に関わっている可能性があったため、裏切り者として疑われていた志法でしたが、先ほども書いた通り、 心木ゆとりが原因だったので、結果的には違いました。
また、志法がゆとりの家を訪れた時に驚くべき瞬間を目にしています。なんと大人しい少女のはずのゆとりが自身の母親をスタンガンで脅していたのです。このゆとりの衝撃的な二面性に志法は驚いていたので、裏切り者ではなさそうです。また、志法はこの後、ゆとりと一緒にいたサングラスの男に捕まり、トモダチゲームの運営の監視下に置かれていたのでした。
さらに志法は過去にゆとりの味方でもある斯波真次に誘拐され、拉致までされています。顔や胸に傷をつけられたり、両親の離婚にも繋がった出来事なので、沢良宜志法は裏切者ではなく、どちらかと言えばトモダチゲームの被害者側だと考えられます。
四部誠だけ裏切り者の除外要素がない?
最後に裏切り者の候補として挙げられるのが、四部誠です。
少しおバカキャラではありますが、心優しい性格を持ち合わせているのが四部という人物です。そんな四部ですが、父親の汚職が暴露されたり、その父親が殺害された時には「父親殺し」の罪状を着せられたり、挙句の果てにはクラスメイトから壮絶ないじめを受けたりと、何かにつけて酷い目にあっている印象があり、一見裏切り者ではないように感じます。
ですが、天智や志法と比べると裏切り者候補から除外できる決定的な要素が無いのが、四部の気になるところです。序盤から友一たちを裏切るような素振りを一切見せていなかったり、ゆとりから「ず~~~っと四部君のことが大嫌いだったんだよ」と言われているシーンはありますが、これだけでは裏切り者では無いとは言い切れません。
さらに四部は、18巻の85話「決断の時です」で、友一たちを実際に裏切っています。斯波真次から話を聞いた直後から急に敵対し始めたので、真の2人目の裏切り者かどうかは定かではありませんが、四部は一体どちら側の存在なのでしょうか。
四部誠が裏切り者だった場合父親の死も本当は自分で殺した?
上述した通り、四部誠が他のメンバーと比べると2人目の裏切り者の可能性が高いです。
万が一、裏切り者だった場合に気になるのが、「四部誠が自身の父親でもある四部正一を殺したのか?」という点です。トモダチゲーム友罪裁判では、無罪となった四部誠ですが、実際のところはどうなのでしょうか。
私の考えとしては、「誠は父親を殺しておらず、本当に無罪で、犯人は運営側の人間」であると考えます。四部がトモダチゲームのことを父親に話してるシーンがありますが、これを知った運営側が四部正一を殺した可能性が高いです。
四部誠が裏切り者だった場合バカのように見せていただけ?
では、普段から少しおバカキャラだった四部ですが、これも演技の可能性があるのでしょうか。
これは心木ゆとりとは違い、演技ではなく、本来の四部のままだったと予想します。というのも、四部が裏切り者だった場合、何者かにだまされて、結果的に友一たちを裏切るように仕組まれていた可能性があるからです。
その証拠として、先ほども書きましたが、四部はトモダチ殺し合いゲームの途中までは何の変哲もなく友一たちと行動していたのに、敵である斯波真次から話を聞いた直後から、敵対をするようになっています。さらに、真次の話を聞いた四部は「だったら俺はずっと騙されてたってことか?」と言うと、顔色がみるみると青ざめていく場面があるのです。
このようにいつの間にか裏切り者に仕立て上げられていた可能性があるので、四部のおバカキャラは本当であったと考えます。
まとめ
今回は『トモダチゲーム』の2人目の裏切り者について考察してきました。
1人目の裏切り者の正体は心木ゆとりと明らかになりましたが、まだまだ物語の方は二転三転と動いていきそうです。
アニメもスタートし、今波に乗っている『トモダチゲーム』の今後の展開に目が離せませんね!