『トモダチゲーム』は現在、コミックスは20巻まで発売されており、アニメ放送も4月から始まった大注目の作品です。
今回はその『トモダチゲーム』の主人公・片切友一の過去やプロフィール、友人たちとの関係性について考察していきます!
片切友一のプロフィール・声優・身長
片切友一は『トモダチゲーム』の主人公で、沢良宜志法や美笠天智たちと同じクラスの高校2年生。両親がおらず、新聞配達で生計を立てている真面目な青年です。
そんな友一は、育ての母親でもあった片切友華から「世の中にはお金より大切なものがある。友だちよ」と教わっていたこともあり、何よりも友だちを大切にする優しい性格を持ち合わせています。
気になるところではありますが、片切友一の身長・体重の詳細は公開されていませんでした。
アニメ声優は小林千晃さんで、これまでには【ブギーポップは笑わない/竹田啓司】【Sonny Boy/朝風】を担当されています。
片切友一のゲス顔が凄い
先ほど、友一は心優しい性格だと書きましたが、それまあくまでも表の顔です。裏の顔、特にトモダチゲームに参加している時の友一の表情は恐ろしいものがありました。
それはゲームに参加すると、普段の友一からは想像すらつかないような卑怯な手段を取ったり、勝つために極悪人となるのです。
また友一はゲーム中に相手の心情を的確に読み取って追い込み、自分の思い通りに動かすことを得意としていて、自分の想像通りの展開になった際に見せる表情は正にゲス顔です。
ですが、どんな不利な状況でも、最後には必ず勝利を引き寄せることから、どこか惹かれてしまうキャラクターでもあります!
片切友一の過去
表の顔と裏の顔を持ち合わせている片切友一ですが、どんな人生を歩んできたのでしょうか。
まず、友一の実の両親は不明ですが、育ての父は斯波大善、育ての母は片切友華であることが明らかになっています。
育ての父、斯波大善は稀代の詐欺師と呼ばれる程の人物ですが、友一は「先生」と呼んでいます。友一がトモダチゲームの最中に見せる「心を動かし、人を騙すテクニック」は彼から教わったものだったのです。また、お金の大切さを教えたのも斯波大善だと思われます。
反対に育ての母、片切友華は「お金よりも友だちの方が大切」だと教えた人物です。トモダチゲームの際にはゲス顔を見せる友一ですが、普段の優しい性格の友一があるのは間違いなく、友華の存在が大きかったと思います。そんな彼女は過去の話では必ずベッドの上で登場していたため、何らかの病気であったと考えられます。
この2人の育て親ですが、第2ゲームの「陰口スゴロク」でなんと友一が殺していたことが明らかにされています。斯波大善、片切友華 、それと名前が明かされていない3人が過去に友一に殺されていたのです。
どんな動機で殺したのかはまだ判明していませんが、友一の過去が今後の『トモダチゲーム』の展開を大きく左右していくことは間違いありません。
片切友一と友人達との関係相関図
沢良宜志法との関係
沢良宜志法は友一のクラスメイトで、クラスの副委員長を務めています。
友一に密かな恋心を抱いていましたが、第1ゲーム「コックリさんゲーム」終了後にそのことを友一に告白しました。そして、Cグループの中で真っ先に友一と協力することを決めた人物でもあります。
しかし、第2ゲーム終了後に天智から志法の怪しい情報を聞いたり、また、運営側として突如として現れたりする謎の多い行動から、友一は志法のことを完全には信用をしていないかもしれません。
一応、大人のトモダチゲーム第2ゲーム後半戦の「トモダチ殺し合いゲーム」終了後に友一から、「俺は最後の最後に沢良宜が勝ち残ってくれれば…俺たちの勝利だと思ってるから」と言われていますが、内心はどうなのかわかりません。どちらにせよ、この先も志法と友一のやり取りは多く描かれていきそうです!
美笠天智との関係
美笠天智は、学年トップの秀才でコミュニケーション能力にも長けている優秀な人物です。
第2ゲームでは友一に裏切り者であることがバレ、第3ゲームへと進む権利を無くしてしまいますが、第3ゲームへと進むために、無理やり友一の唇を奪った人物でもあります。(天智は女性不信なので、本当に友一に好意があったのかも?笑)
そんな天智は、第3ゲームが始まる前には、友一に自分の過去や志法に裏の顔がある可能性について正直に話しました。第3ゲーム中にも、途中死にかける程の飢餓状態に陥るも、最後まで友一を信じ勝利に導いたため、ある意味友一からは一番信用されているかもしれません。
心木ゆとりとの関係
心木ゆとりは、大人しい性格で、アニメ・マンガが大好きなインドア派の少女です。また、志法と同じく友一のことが好きな人物でもあります。
そんなゆとりは第2ゲームで友一が殺人者と知ってからは、恐怖のため一度絶交寸前にまで陥ります。しかし、トモダチゲーム「特別編」でクロキ率いる暴走族チームに拉致された際に、友一が身を呈して助けてくれたことで、和解することに成功しました。
その後、真の裏切り者であることが判明したゆとりですが、友一への恋心は本当な感じがします。ですが、「好き」といった感情よりも「執着」とも見て取ることができる複雑な状態。いずれにしても友一とゆとり、この2人が今後も物語の鍵となりそうです。
四部誠との関係
四部誠は友一のクラスで委員長を務めており、スポーツ万能なイケメンですが、何故か女子には持てない残念系な人物。
四部は、不意打ちでキスを迫ったことがあるほど志法のことが好きなので、志法が友一に恋心を抱いていることを知っていたら友一のことを内心ライバル視している可能性はあります。
そんな四部ですが、もしかするとCグループの中では一番友一との絡みが少ないかもしれません。一応、第4ゲーム「友罪裁判」で友一は、担任を脅し、クラスメイトからの集金を成功したことで、四部の無罪を証明していますが、他の友達よりかは友一と関わっているシーンは少ないように感じます。
ただ、四部は大人のトモダチゲーム第2ゲーム後半戦の「トモダチ殺し合いゲーム」で裏切り者であることが明かされます。まだ斯波真次に騙されて裏切り者になった可能性もあるため、真の二人目の裏切り者かどうかは定かではありませんが、友一からは「四部誠 お前は俺の敵になったってことでいいんだな?」って問いに対して「はい」と四部は応えています。そのため、ここから先の展開では今までより友一と四部の関わりは増えていきそうです。
まとめ
今回は『トモダチゲーム』の主人公・片切友一についてご紹介してきました。
まだまだ謎の多い友一ですが、それでも普通の高校2年生とは思えないようなくらいの経験をしてきていることが、『トモダチゲーム』を見ていると分かります。
今後も友一がどのようにトモダチゲームに戦っていくのか楽しみですね!