トモダチゲームの原型を作ったのは片切友一!過去正体と四部正一と母親片切友華は元恋人で最初の友断ちゲーム参加者

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別冊少年マガジンで連載中の『トモダチゲーム』。

99話から斯波真次によって明らかになっていった片切友一の過去。なんとトモダチゲームこと『友断ちゲーム』を最初に作ったのは片切友一自身だったことが判明します。

そこで今回は、ついに明らかになった片切友一の過去、そして四部誠の父親である四部正一が友一を引き取った母親である片切友華が元恋人であったことなど紹介していきます。

目次

トモダチゲームの原型を作ったのは片切友一だと判明

99話から徐々に明かされていった片切友一の過去。これまでトモダチゲームは誰かが仕組んだもので、自分の意志とは別に参加させられていただけの謎のゲームでした。

しかしそれが片切友一が発案者であったことが判明します。現在行われているゲーム内で、暴露大会が行われますが、そこで斯波真次によってそれが語られます。

欺波大善に色々と教わっていた片切友一でしたが、面白いことを思いついたと会話しており、それが『名付けてともだちげーむ…かな』と言います。そして友一は漢字で考えると『友断ちゲーム』だと言います。

それは友一を引き取った母親である片切友華が教えてくれたことがあり、それが本当かどうかを試すゲームだと欺波大善に説明します。

四部正一と片切友華は元恋人だった

片切友華が入院している病院に、四部正一が訪れます。2人は学生時代からの友人だったようで、正一は手術を受けるつもりはないのか聞きますが、友華は体力が持たないと判断されたのと、そもそもお金がないので手術を諦めていました。

しかし正一は金なら出すと、友達は金より大切なものだからと言います。それを聞くと友華は同じことを大切な人に伝えたばかりだと言います。その相手はつぐみという女性の紹介で友一くんという子を引き取ったと言います。

友華はずっと夢だった家族ができたと喜ぶも、正一はごめんと謝ります。正一は学生時代に皆に人気だった友華と結婚前提だからと半ば無理やり付き合っていたそうで、土壇場になり、正一の家の事情でそれを破棄したのでした。

その理由は友華が子供を産めない体だったからでした。

正一は親父の脅しに屈しない強さがあればと悔やんでいました。正一は友達としての想いは誰にも負けないから、生きることに前向きになれる方法があるなら俺が必ず力になると言います。

最初の『トモダチゲーム』の内容と巻き込まれた四部正一

そうして病院を後にした四部正一の前に欺波大善が現れます。そして片切友一の保護者だった者だと説明しカフェで話をすることに。

そこでは、欺波大善が正一に片切友華は大切な人かと聞き、さらに友達はお金よりも大切かと聞きます。正一がもちろんだと答えたことで、欺波大善はだったら私とゲームをしようと『トモダチゲーム』を持ちかけます。

トモダチゲームとは、お金と友達を天秤にかけて友情が本物かを試すゲームだと説明し、そこで正一には毎月100万円を用意するように言います。

そして欺波大善は友一は私の言うことならなんでもきく子供だと言い、毎日お母さんが元気になるように『良い子を演じなさい』と言えばそうなるし『悪い子を演じなさい』と言えば、お母さんを徹底的に追い詰める悪魔になると言います。

毎月100万を用意すれば、友一は良い子であり、支払えなければ、すぐに悪い子になるのが『トモダチゲーム』だと説明します。正一は誰がそんなゲームに付き合うかというと、1ヶ月友一には無料で良い子を演じてもらうからゲームを続けるかはそれ以降決めてと言われます。

四部正一のトモダチゲームの結果

そして、1ヶ月後。担当医は友華が最近は本当に調子がよく、体力も戻ってきており、手術も受けられるかもしれないと言います。しかし最後に『これも全て友一くんのお陰でしょうね!』と言われてしまいます。医者はあの子を引き取ってから友華さんが生きることに前向きになれたのだと言います。

それを聞いてしまった正一は、欺波大善に100万円を支払います。正一は1ヶ月だけやると言い、そうすれば友華が手術を受けられて元気になると言います。

しかし1ヶ月後、医者には手術はできないと言われます。その理由はどれだけ心が穏やかになっても突発的に体調が崩れることもあると言われ、最低でも半年は様子を見ないとと言われますつまり6ヶ月で600万円を用意しないといけなくなります。

正一は、父親に隠れてお金を引き出しており、妻には友達に騙されてるんじゃないかと言われます。しかし正一はわかってくれないので、妻はあなたが優先すべき家族はその人ではなく私と誠くんのはずでしょうと言います。

そして1年後、正一は友一を探していたのか会います。そこで友華のためにこれ以上欺波大善の命令には従わないようにと言います。しかし友一はそうすればおじさんが楽になれる?と言います。

そして『おじさんは僕が考えたトモダチゲームの参加者だったんだね』と言い、お金はもう持ってこなくていいと言います。他にもこのゲームに参加していた人がおり、それは友華の親友だという人が参加していたとか。出した条件は一緒で毎月100万円を用意すること。そしてゲームの終了方法は参加者が誰か一人でも音を上げることでした。

正一はもうお金を用意できなくなったことで、友一に直接会いに来て説得しようとした。つまり正一が一番最初に友達を見捨てたことでゲームが終了したということでした。

『自分が助かる為に友を断つゲームだから友断ちゲーム』だと言います。

斯波真次の話は作り話?

そして友一は、正一が一番のお金持ちだと言い、参加者の中で一番友達が大事とか友華は俺が守るだの綺麗事を言っていたが、他の参加者は、文句も言わずに身を切るような思いをしてお金を用意していたとか。

つまり正一にとって友達よりお金の方が大事だったということだねと言います。

ここから正一が変わってしまったということでした。

そうして斯波真次の話が終わるのですが、この時友一は、斯波真次の話は不完全な作り話だと言います。なので、正直これまで語られた回想は本当のことかはわかりません。ただここまで深い内容なので、本当ではないでしょうか?

友一は最初からこんな性格だったのかわかりませんけど、友一を育てた欺波大善がヤバいやつということですね。

ではなぜ今自分が作ったトモダチゲームに友一自身が参加しているのかですが、死んだはずの欺波大善はまだ生きており、友一を参加を誘導して、自分がトモダチゲームに参加したらどうなるのかを観察したかったとかではないでしょうか?

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