よう実2年生編7巻のネタバレ考察感想!電話の人物は石上京?八神退学にメイド茶柱先生【ようこそ実力至上主義の教室へ】

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前の6巻では、綾小路が別のクラスに移動するのではないかという終わり方でしたが、今回は文化祭メインでの話になりました。

そしてこの巻は2年生編の中でも1番ではないかと思うくらい『よう実』という感じで神巻でした!

ということで、『よう実2年生編7巻』の簡易的なネタバレと考察をご紹介していきます。



目次

『よう実2年生編7巻』のネタバレ解説まとめ

ではここから『よう実2年生編7巻』の簡易的なネタバレを重要なところを抜粋して解説していきます。

龍園の裏切りと茶柱メイド

まずは文化祭の大目玉となったメイド喫茶についてです。

なんと文化祭前に龍園と結んだはずの協力関係を一方的に破棄され、さらにメイド喫茶をやることを周囲にバラされてしまいます。しかし準備を進めてしまっていたので、メイド喫茶をすることは変えられないまま当日を迎えます。

本番になるとなんと松下が体調不良で欠席、予定していた波瑠加のメイドもボイコットしていたものの、ある程度盛況していました。練習を一切しなかった櫛田は列に並んでいる人が帰るのを避ける為にクッキーを渡したりとかなり活躍します。

龍園たちのクラスは和装カフェであり、さらに宣伝としてBクラスに負けると責任で退学しなくてはいけなくなるようなチラシを配っていました。それを見越してこちらも競っているという内容のチラシを配ります。

波瑠加は綾小路と櫛田のおかげで帰ってきて、メイド喫茶に協力します。そして最終手段になんと茶柱先生をメイドにするという奇策に出ます。

それはいつもは堅物な人が可愛いメイド姿になるというギャップ狙いで教師を始めとして普段の茶柱を知っているケヤキモールで働いている大人が多数押しかけることに。そうして写真撮影でもお金をとっていたクラスのランキングでは、櫛田を抜いて63枚のトップになります。

そして最後に明かされたのは、龍園との協力関係が最初から破棄されることを織り込み済みの作戦だったこと。互いに勝負をしているということを客に知らせることで応援する気持ちを利用した作戦でした。

最終結果ではなんと全クラスで1位になりクラスポイントをゲットすることになります。龍園クラスは2位でした。坂柳のAクラスはなぜかパンフレットを配っただけなのに4位という結果でした。上位にくるはずの1年Dクラスの宝泉のクラスと取引をしたのではないかという綾小路の読みがありました。

茶柱先生のメイドはマジで良かったです笑

また櫛田が掘北の部屋に行ってメイドの練習をしていたかもしれないという描写があったので、そういうのがあったのはよかったです。



波瑠加と明人と愛理

波瑠加と明人は復讐するといったことで波瑠加を好きな明人が協力するといったものでした。綾小路が2人を発見した時は文化祭が終わった後に退学することが復讐だと言います。しかし波瑠加は愛理が私が傍にいないと、という保護者目線で愛理が退学後幸せになっていないと勝手に決めつけていました。

そこで綾小路が見せたのは愛理から退学前に送られてきたダンボールでした。そこにはメイド服が入っており、波瑠加が文化祭に参加しないことを見越してのものでした。さらにそこに櫛田が来て、愛理の雫としてのアカウントが復活しアイドルとして頑張ろうとしていること、オーディションに受かったことなどのコメントから、愛理が今前へ進んでいることを知ります。

波瑠加が前を向いてAクラスとして卒業できるように頑張り、卒業後にその姿を見せることが愛理に対する一番のことだと説明したことで、波瑠加はメイド喫茶に戻り参加することにします。同じく付き添っていた明人も学校へ戻ります。

愛理が残したものがメイド服だったのはちょっと想像の外でした!それにしても櫛田がここまで協力してくれるようになっているのは本当にすごいですよね。



神崎と姫野

綾小路は神崎からもうAクラスを目指せないと感じていることを話された後、神崎と姫野を呼び出しました。そこで2人がまだAクラスを目指したいという意志があることを確認します。

一之瀬の意見は1人では変えられないが2人なら、それが何人も増えたとしたら、いくら一之瀬でも意見を変えるようになるとして、姫野を最初の人物に、それから人数を増やしていく話をします。

その後、文化祭で話した神崎の顔色が良かったことから、この作戦がうまくいっていることを感じます。

正直姫野はもっと良い感じの出し方で登場させてほしかったですけどね。一之瀬はいまだに綾小路を避けており、それが変わる場面の今後用意されていると思います。

1年後にまた部屋で会おうという約束をしていたので、それが春休みだったと思います。それまでに関係修復すると思っています。



VS天沢

メイド服のままいなくなった櫛田を追って、天沢と櫛田の組み合わせを見つけた綾小路は全てを理解します。

櫛田が天沢ともう一人に弱みを握られていたことや、綾小路がなぜもう一人について名前を聞き出さないかの理由にもう一人は最初から勝負になると思っていないからだと言ったことなど。

天沢には出会った瞬間から倒せると思っていたそうで、櫛田の手首を掴んで折ろうとした時には一瞬で天沢を制圧しました。

10が20に成長したとしても元々100の相手とは勝負にならないというような事を言っており、数値にするとそれくらいの差があるんだなと感じました。



八神退学

そして最後の締めとして、八神の退学です。色々ありすぎますけど箇条書きでまとめると

・軽井沢→前園→堀北→南雲経由で渡そうとした匿名のラブレター
・ラブレターの中は八神ならわかるようなアナグラムを入れる
・南雲は綾小路との勝負の取引で、掘北からラブレターを受け取らないようぴりっとした雰囲気にさせた
・堀北は八神にラブレターを南雲に渡すことを依頼
・掘北は八神の議事録の筆跡を再度確かめようと生徒会室に行く
・八神はラブレターのアナグラムから生徒会室に行く
・伊吹は堀北からの話で八神を要注意人物として見ていた
・龍園には小宮達が怪我させた人物が生徒会室の揉め事の中心人物が黒かもしれないと連絡
・南雲には最初から午後3時に生徒会室に行くよう話しておく
・恐らく綾小路を迎えに来たと紙をくれた相手に生徒会室にくるように言った

ここまでの流れで八神が勝手に色々と話だし、伊吹に手を出し、退学するくらいのことまでなった時にホワイトルームの人たちが来ましたね。

ちなみに堀北と伊吹が生徒会室にいたことは綾小路の計画の範囲外だったので、2人がいなくても八神が問い詰められる展開になっていたと堀北が考えていましたね。

まじで怒濤の展開すぎてここは本当にすごいと感じました。



椿・宇都宮と電話の人物

そして最後には、椿に呼ばれて会いに行くと、椿と宇都宮がおり、佐藤に接触して綾小路にはワンチャンあるような話をしたようで、しかし佐藤は詰められてもそれはできないという判断をしました。

結局脅しに脅して、それが八神からの命令だと椿が言ったことで、綾小路に話すように仕向けたようです。

八神のせいで1年Cクラスの生徒が退学することになったようで、ただ八神を退学させることは容易じゃないから綾小路に八神を退学させるようにしたかったということのようでした。

また、佐藤と軽井沢がより仲良くなったのは、椿に詰められてもそれに乗せられずにいたことで佐藤を信じられると判断。それで軽井沢の過去を話してより仲良くなったということでした。

最後には、椿や宇都宮の裏にいたのか、電話の人物が八神を排除したかった話をし、『綾小路先生の言う通り、この学校を選んで正解だった』と話しました。



『よう実2年生編7巻』の考察

電話の人物は石上京か?

まずは、この巻でわかったことではないですが、やはりこの人物しかいないということで、これまで綾小路に名前を知らせずにいた電話の人物は石上京という人物だと思われます。

そもそも神とか上とか石ってつく生徒が多すぎるのでごっちゃになるんですよね笑

ということで石上が電話の人物だということの理由を箇条書きします。

・堀北が船上での名簿の筆跡確認の時に、紙を渡してきた人物と似た筆跡だったことに気づく
・ホワイトルーム生は全員習字をして達筆で書けることから八神と筆跡が似ていてもおかしくない
・綾小路と接触したのは去年の電話と今年の部屋の扉の前
・1年生なので去年はいるはずがないが、石上を見た星之宮先生が去年どこかで見たかもしれないと発言
・今回椿や宇都宮の裏にいて、1年生を気にかけていることからも1年生だと確定
・1年Aクラスのリーダー
・仲間を脅かす存在については容赦なく牙を剥くタイプだと神崎が説明

ここまでの情報が揃えば、この石上がホワイトルーム生であり、電話の人物だとわかります。

ただ、気になる点もあります。綾小路を退学させる為に送り込まれてきたかわからない所です。今回の『綾小路先生の言う通り、この学校を選んで正解だった』という発言。この学校を選ばなくてもどこかの学校に行けたのではないかという自由に生活してそうな点やそれなのに綾小路先生と先生呼びしている点です。

ホワイトルーム生は綾小路を退学させる為に送り込まれてきた人物だけだと思っていたのですが、違うのか?

ただ、この先何事もなく石上と終わるなんてありえないと思います。綾小路との対決がどこかであるでしょう。



南雲との勝負

今回、綾小路は自ら南雲との勝負を挑み、代わりに今回のことを協力させましたね。その時に関わっていた朝比奈の挿絵も可愛かったですね。

ただ、何で勝負するかは明かされていませんでした。

2学期が終わったことで、恐らく次は2年生は修学旅行ではないでしょうか?とすれば南雲と勝負するような場面は少し先になるのではと思っています。

学年末の特別試験とか年明けの何かになるのではと思っています。

年内には勝負になるイメージがありません。修学旅行では2年生同士だけの戦いになると思います。以前修学旅行先に北海道とか沖縄とか色々話し合ったクラス内投票がありましたよね。その結果が修学旅行先になるのでしょう。



八神について

今回の八神ですけど、まじであっけなかったですね。あとは恐らくこのまま天沢も退学になるんでしょうか。そもそも綾小路を退学させる枠からは既に離脱しており、八神の邪魔をしていたという感じだったので、天沢もいる意味がなくなっています。

正直天沢はかなり好きだったのでこのままいなくなるというのは個人的には嫌ですね。天沢は残してほしいです!

2年生編に入ってから八神はずっと黒幕の強キャラっぽい感じでしたけど、綾小路の足元にも及ばないくらいだったというわけですよね。圧倒的な綾小路の強さが理解された巻でした。

軽井沢と綾小路の痛いこと

今回の巻で軽井沢と綾小路についての意味深なできごとがありました。

・昨日は夜遅くまでありがと、凄く嬉しかった
・痛くはなかったか?
・慣れたつもりだったんだけどね
・ある意味じゃ初めての経験だったから、心は追いついてなかったかも
・門限を過ぎたあとも恵はオレの部屋に留まり続けていた
・また1つ、恵は昨日の経験から大人への階段を一歩上ったのかもしれない

これだけ見るとあっちの話かなと思いますが、正直2人は既に経験しています。なので、痛いというのはちょっと違う方向ではないかと思っています。

この話の後の佐藤と軽井沢の仲良く下の名前で呼びあった感じだったので、軽井沢の過去を佐藤に話した件なのかもしれません。痛いというのは心の話とか?あるかもしれません。

ただ個人的にはあっちの話では全くないと思っています。





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