2022年7月15日から劇場で公開された実写映画『キングダム2遥かなる大地へ』。
劇場で見てきたので、その内容が原作漫画何巻どこからどこまでなのか、その範囲をご紹介したいと思います。
映画キングダム1作目は何巻どこまでだった?
まずは、実写映画1作目のキングダムは原作漫画ではどこまでやったのかご紹介します。
王弟反乱編ということで、原作漫画では1巻〜5巻までが描かれました。
奴隷の信が漂と共に大将軍を目指して剣を振っていましたが、昌文君に見いだされ大王嬴政の影武者として漂が王宮に行くことになります。しかし王弟の成蟜の反乱により、漂が討ち死にしてしまいます。
その後、河了貂や逃げていた嬴政と出会い、昌文君と合流して山の民に協力を仰ぎに行き、楊端和の協力を得ることに成功します。それから山の民と共に王宮に潜入し、強敵の左慈やランカイを打ち取り、最終的に王座を奪還します。
ここまでが1作目の話でした。60巻以上発売されているので、全てを映画化するとなれば、何年かかるんですかね?俳優さんたち全員歳とっちゃいますよね笑
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』は原作漫画何巻どこからどこまで?
では実写版キングダム2作目は原作漫画では何巻どこからどこまでの内容をやったのでしょうか?
まず簡易的に言うと、6巻〜10巻までの内容になります。とすれば基本的には5巻ごとの映画化ということになりますよね。
ただ、カットされたり改変されている部分があったので、6〜10巻という内容の範囲には括れないかもしれません。
次に簡易的にどんな内容だったか、カットされた部分はどこだったのかご紹介します。
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の簡易的内容
では、キングダム2の内容を簡易的に紹介します。
・嬴政のいる部屋に朱凶2人が襲撃してくるも信が倒す
・呉慶率いる魏軍が国境を越えて攻めてきたことにより、麃公将軍率いる秦軍が立ち向かう
・信は初陣として挑むと村人と再開し、尾平・尾到・澤圭・羌瘣と伍を組むことに
・魏軍によりほとんどの歩兵がやられるも信たちが残っていた
・追い詰められた所で仲間達を逃がすと信と羌瘣でなんとか最後は逃げる
・夜、羌瘣から過去について聞く
・夜が明けると信は現在地から近い魏軍副将の宮元を狙うと言って丘へ向かう
・信の動きから麃公は丘へ騎馬隊を出す
・騎馬隊も合流し、丘にいた魏軍との戦闘中、信は誰も乗っていない馬をもらう
・千人将の縛虎申と共に信は頂上を目指す
・丘の上の戦いで縛虎申は宮元を互いに刺し違えて、宮元を討ち取る
・信の下へ王騎将軍が来て、将軍についての話を聞く
・麃公が呉慶の本陣へ向かって突撃
・王騎の話を聞いた信は馬を借りて麃公の隣まで行って戦車を破壊しまくる
・麃公と呉慶の一騎打ちになり、呉慶を討ち取ったことにより戦意を失った魏軍との戦いを終わりを迎える
・伍で一緒だった羌瘣や尾平たちも生き残っており、王都へ帰還する
・羌瘣は姉の敵討ちの為に魏へ向かう
・王都にいた嬴政と河了貂に顔を見せる信。河了貂は軍師になると話す
・その後、王弟反乱の黒幕である呂不韋とその陣営の蒙武や昌平君が嬴政と謁見する
・信は淵さんと共に王騎の城へ行って修行をつけてもらうと意気込む
こんな感じでした。
ともかくかなり面白かったです。たとえ改変やカットがあってもマジでクオリティが高いですし、麃公と王騎の俳優さんがすごくよかったですね!
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』でカットや改変された内容
では、どんな内容がカットや改変されたのでしょうか?ご紹介していきます。
嬴政への朱凶襲撃と羌瘣の後の登場シーン
今回映画では、一番最初に朱凶2人が襲ってきたのですが、実はこれは中盤の8巻〜9巻の話であり、呉慶と麃公の戦の後の話なんです。まず時系列が前後してますね。
さらに朱凶襲撃時に一緒に羌瘣もおり、信と戦うことになります。そんな時、別の暗殺一族の号魔が襲撃してきて、羌瘣そしてやってきた昌文君が討ち取ります。また女だったというのも戦の中で映画ではバレていましたが、原作ではこの時にバレます。そして9巻で河了貂に向けて蚩尤の過去について語られます。
また、この時朱凶の頭目がいるのですが、殺されてはおらず、蚩尤との関係をまだ持ついった感じでいなくなります。
嬴政の過去編
戦が終わった後の7〜8巻で向ちゃんという娘が嬴政の夜伽に行くことになり、そこで紫夏という女性の話を聞くこと位になります。これが映画では全カットされていました。もしかすると続編で入れ込む話かもしれません。
嬴政は趙国におり、住民に酷いことをされていました。その後紫夏たちによって秦国に逃げ出すことに成功しますが、途中で紫夏は死んでしまいます。紫夏によって嬴政は心を取り戻し、今の立派な意志を持つ嬴政になりました。
大きくはこの2つの内容ではないかと思われます。
まとめ
全体的に最高の映画でした。
一部改変があったとしても本当に面白い内容でした。
実写映画化はほとんどが失敗しますが、キングダムは大成功ですね。
私も原作を読んでいますけど、本当に良い映画でした。今回の話の中では、楊端和の長澤まさみさんがほぼ出てないのが残念でした。