リコリス・リコイルの第5話が放送されました。今回は、車椅子の松下さんという男性のボディーガードをしながら、東京観光のガイドをするという内容でした。その中でも主人公の錦木千束の秘密が明らかになりました。
今回は『リコリスリコイルのちさとは人工心臓に与えられた使命とアランチルドレンとは何か。また、アラン機関に心臓を止められて死亡、義体という可能性』について解説していこうと思います。
リコリスリコイル5話でちさとは人工心臓と判明
リコリスリコイルの第5話が放送されて、ちさとは人工心臓と判明しました。ちさとに人工心臓を与えたのはアラン機関で、ちさとと一話から関わりがあるとされていた吉松シンジがどう関わっていたのか少し明らかになりました。
ちさとが人工心臓ということは、過去に本物の心臓が止まった出来事・事件があったと推測できます。その事件というのがおそらく『旧電波塔事件』で、ちさとは一度死んでいるのではないでしょうか。旧電波塔事件のちさとの活躍に目を惹かれたアラン機関・吉松シンジが当時7歳くらいのちさとに人工心臓という支援を与えたのではないかと考えられます。
ちさとの体は義体の可能性も?
ちさとが人工心臓と判明しましたが、義体という可能性について考えてみます。
義体という可能性を考えれば、ちさとの『弾避け』についても納得できると思います。しかし、第3話でDAの楠指令が『卓越した洞察力で相手の射線と射撃タイミングを見抜く天才』と言っているので、義体という可能性については低いかと思います。
ただ、リコリス・リコイルの監督の足立慎吾さんは『ガンスリンガー・ガール』をリスペクトしていて、その作品は『身体を改造した少女の殺し屋』が登場するので、リコリス・リコイルでもサイボーグ少女が出てきてもおかしくはないかと思います。
ちさとの使命とは?
アラン機関に与えられた、ちさとの使命とは何なのでしょうか。
第4話で吉松シンジは『必ず世界に届けなければならない。類稀なる殺しの才能を。』と言っていたので、これがちさとのことを指すのだとしたら、『卓越した洞察力で相手の射線と射撃タイミングを見抜く天才』=『殺し(使命)の天才』としてアラン機関はちさとを支援しました。
第5話でちさとは、アラン機関が見出している自分の才能を『命を大事にする』ために使いたいと反対のことを言っていました。クルミがミカに『ちさとの使命はなんだい?』と聞いたのに対してミカは『ちさとが決めること』と答えていたので、ミカはちさとの『本当の使命』を知っているのではないでしょうか。
アランチルドレンとは?
ちさとは、アランチルドレンです。これは、吉松シンジとミカの話からも予測は出来たことですが、第5話ではちさとがアラン機関から人工心臓という支援を受けたと明確にアラン機関との接点が明らかになりました。
アランチルドレンとは、アラン機関に支援を受けた子供たちのことで、これまでの物語で明らかになっていることをまとめてみます。
● アラン機関は貧困層からあらゆる才能を持つ子供を見つけて無償支援を行う。
● 機関の支援を受けた人はフクロウのチャームを付けている。
● アラン機関は支援者に接触しない。
アニメ第4話では、ミカと吉松シンジがいるバーに移されているテレビに『アランチルドレン公表 日本で13人目』と出ていました。日本に少なくとも他に12人アランチルドレンがいるということになります。
ただ、ちさとは孤児で戸籍がないためパスポートを持てないので、アランチルドレンとして公表されていない可能性が大きいです。
アラン機関吉松シンジに心臓止められ死亡の可能性もある?
ちさとが人工心臓と明らかになった第5話では、アラン機関の吉松シンジに心臓を止められてしまう可能性も出てきました。ちさとはいつも『やりたいこと最優先』なので、吉松の思惑に乗らずに自分の信念を貫くのではないでしょうか。
実際に第5話では、吉松シンジが遠隔で動かしていた松下という車椅子の老人はちさとにサイレント・ジンを殺させようとしていました。しかしちさとは、実弾ではなくミカが作った弾でサイレント・ジンを無力化していました。
結果ちさとは、吉松の思い通りにならなかったということになります。
まとめ
今回はリコリス・リコイル第5話の内容・ちさとは人工心臓に使命とアランチルドレンとは?アラン機関に心臓を止められて死亡、義体という可能性について解説・考察してみました。
リコリス・リコイルはアニメオリジナルでもあって、連載中の原作がないので自由に考察できる点で毎週楽しみにしている作品です。日常の話でもかなり重要なキーワードが出てくるので、一瞬一瞬目が離せないアニメです。