2007年から15年間、「BE・LOVE」で連載されていたちはやふる247話でが堂々完結となりました。
白熱している名人・クイーン戦も気になりますが、幼馴染3人の恋模様がまさかの千早が告白し太一と付き合うことになったのも驚きでした!
今回はそんな太一エンドだった事や報告後の新の反応、今後の恋模様や結婚までどうなるかなどなど、今までを振り返りつつ考えてみました!
ちはやふる最終回で太一エンド!千早の告白で付き合う
名人、クイーン戦の後、卒業式に部室にて、千早が太一に告白しました。
以前、太一に畳の上で歌を詠んで告白された回想があり、きっとそこから千早はいろいろ考えてきたんでしょうね。
はじめは「千早に嫌われたくない」の気持ちからですが、ずっとそばで支え続けてきた太一。告白描写前の「私の気持ちを伝えられるのは私だけ」という台詞に千早の思いが強く籠められていたと思います。
賛否両論あると思いますが、そんな描写も含めると小さくたどたどしいながらも「好きだよ」と精一杯伝える千早の太一への告白はとても彼女らしく思えました。
千早と太一はキスはしない
以前太一は千早に振られ、いったん退部する前に無理やりキスをしています。しかもテストでも一位を取れていなかったりと太一的に最悪の状況でしたね。
その時の「やれねーよ かるた、いまは百枚全部真っ黒に見えんだよ」という台詞からも太一は半ば自暴自棄だったことが浮かばれます。
今回キスシーンがなかったのはそんな以前のエピソードと対比になってて良かったと個人的に思います。ストレートだったり比喩を用いたり、そんな言葉で情熱を語るかるたと通じるものもあるシーンでした。
新に恋人になったと報告
新もびっくりしていましたが、私もいきなりすぎてびっくりしました。まさかの二人そろっての交際報告とは…!緊張しながら新の前に並ぶ二人がかわいい。
ショックながらも嫌な顔は見せない新、遠恋になると気づいてもしょげたりしない千早と太一。以前であればこんな問題なしに描かれることはなかったでしょう。
初めこそ、新の転居で一時気落ちしていた千早。初めて新と一戦交える際、妨害していたことを「千早に嫌われたくない」とその事実を隠した太一。大切な祖父の死去から、かるたから一時離れてしまった新。
そんな三人でしたが、今はかるたの実力、精神面とも以前の困難は塵と同じにまで成長したからこそのやりとりだと思います。ほんとこの三人大人になった…!
千早と太一の結婚までは描かれなかった
最終回のラストシーンは新の「さ、かるたしよっさ」での台詞で閉められています。最後だけどこれから始まる感がありますね。
そして千早と太一の交際は決まりましたが、その先どうなるか解らないということが新の「28でとなりにいるの目指すわ」というセリフからも伺えます。これ、新、全然諦めてないと思います。元来負けず嫌いの性格でしたしね。
遠恋ということで今度は太一が遠方に行ってしまい、新が千早の隣に居る状態になることでまだまだ勝算はあります。ただ芯が強く、たまに常人には理解できない考えを持つ千早です。そして新は千早の一番初めのかるたの師匠、最大のライバルでもあります。太一も伸びしろがあります。三人とも今後の目標のこともあり、続編ももしかしたら考えられる感じですが、どうなるか予想できませんね…!
まとめ
15年間を経て三人の小学校時代から高校時代までのかるたと恋と友情の物語は一旦幕を閉じました。
千早は念願だったクイーンとなり、新は名人に。太一も恋愛面においては千早を振り向かせることができました。でもまだまだ三人には成し遂げたい夢もあり、恋愛面においても結局は新は付き合ってはいないものの千早のそばに、太一は付き合えたが遠距離とどちらも有利な点と不利な点があります。
まだまだエピソードはありそうですし、実写、アニメに至ってはここまでまだ描かれていないのもあり、出来るなら続編をと思います!