今回は『チェンソーマン』に登場するポチタについての内容です。まずはポチタの正体や能力についてネタバレ、次にデンジと出会った時に弱体化していた理由、デンジとの契約でポチタが心臓になったことについて解説していきます。
ポチタに焦点を当てているので、ポチタの事を知りたい方はぜひ読んでみてくださいね!では見ていきましょう!
ポチタのデンジとの契約
ポチタとデンジの契約は1話で描かれていました。当時のデンジは、借金まみれで目や臓器を売ってでも借金を返していました。同時に『普通の生活がしたい』という夢も抱いていました。
ゾンビの悪魔にハメられてデンジはバラバラにされ殺されました。しかしその時にポチタと契約して復活、ゾンビの悪魔を倒しています。
契約内容はポチタがデンジの心臓になるから『デンジの夢を私に見せてくれ』です。先ほど説明しましたがデンジの夢は『普通の生活がしたい』です。つまりデンジの心臓として生きるから『普通の生活がしたい』というデンジの夢を実現してポチタに見せるのが契約内容です。
デンジの心臓になったポチタ
先ほど説明した『デンジの夢を見せてくれ』という対価と引き換えにデンジの心臓になっています。しかし一般的な心臓とは少し違うようですね。まぁ悪魔が心臓になったのですから違うのは当然ですが..
ポチタと契約する前、デンジはゾンビの悪魔にバラバラにされ死に瀕しました。ですが命尽きる前に契約したことでデンジは復活しました。それ以降のデンジは、心臓であるポチタを切り離しても生命活動を維持できています。
実際に10巻88話ではマキマに攻撃され宇宙空間に飛ばされましたが、心臓を切り離し地球に投げることで生還しています。11巻でマキマと戦闘した際にはポチタを切り離して戦っていました。
デンジの肉体から離れてもデンジは生きていましたね。なので契約以降のデンジは『チェンソーの悪魔』ポチタが完全に殺されない限り、デンジから離れていてもデンジは死なないということですね。
ポチタがデンジと出会った時弱体化していた理由
デンジがポチタと初めて出会った時、ポチタはケガを負って衰弱していました。そして10巻87話でマキマは『武器の悪魔と4人の騎士がチェンソーマンと戦った』『戦いの最中で姿を消してしまった』と発言していました。
続けて見つからなかった理由として『変わり果てた姿で生きていたのだから』と後付けしています。なのでデンジと出会う前にマキマや武器の悪魔たちと戦っていたのでしょう。
そして本来の姿であるチェンソーマンに向けて『やっと再会できました』とマキマは発言。過去に決着こそ付かなかったがマキマ達と戦い、力尽きてチェンソーマンの姿を維持できなかったのでしょう。そのタイミングでデンジと出会って血を分けてもらった、と考えられますね。
ポチタの正体
ポチタの正体はチェンソーの悪魔=チェンソーマンです。今でこそ衰弱したかわいい犬の姿をしていますが、過去に地獄にいた頃は無類の強さで悪魔たちを殺しまわっていました。
助けを呼ばれたところへ駆けつけて悪魔を殺した後、助けを求めた悪魔も殺してしまうことから『地獄のヒーロー』と呼ばれていた過去があります。
2部に登場する戦争の悪魔も『何度も復活するチェンソーマンに負けた』と発言しており、圧倒的な強さと暴虐の限りを尽くす姿から恐れられていたが、パワーやエンジェルを含めた眷属たちからは崇められていたようです。
恐怖と崇拝される大きな要因には、チェンソーの悪魔であるポチタにしかない『存在抹消の力』の影響もあります。転生できる悪魔にとっても天敵と呼べる能力です。戦争の悪魔も喰われてしまったせいで、弱体化してしまったみたいですね。
犬の姿をしてますが、正体は暴れだすと止められない、強くて恐れられる『地獄のヒーロー』なのです。
ポチタの能力
ポチタの能力は『悪魔に共通する能力』『チェンソーの悪魔であるポチタにしかない能力』の2つがあります。それぞれ見ていきましょう。まずは他の悪魔でも共通する力です。
- 人間・悪魔の血を摂取することで回復
- 地獄↔人間界へ輪廻転生(前の記憶や経験は消失)
悪魔は基本的にケガを負っても血を飲むことで回復できます。チェンソーマンの無類回復力は殺し尽くした悪魔の血を飲んでいるためです。例外としてパワーは血の悪魔/魔人であるため、固有能力として能力が向上します。
チェンソーの悪魔であるポチタは、負傷していたところをデンジに助けられています。なので転生はしていません。しかし過去に眷属だったパワーやエンジェルは、人間界に転生した後は眷属だったことを覚えていない様子でしたね。
そしてポチタの固有能力です。
- 食べた存在を概念ごと抹消させる
これは悪魔を殺すだけではなく、悪魔が冠している名前を概念ごと消し去る力になります。記録や歴史からも抹消されるのです。2部に登場する戦争の悪魔もこの力に喰われて戦争という歴史が抹消されたため、弱体化しています。
悪魔の中で上位に位置する戦争の悪魔ですら大幅に弱体化してしまうので、低級の悪魔は転生を繰り返すことも不可能になります。
悪魔は恐怖心の強さに比例して強くも弱くもなりますし、恐れられている限りは転生を繰り返すことができますからね。冠している名前や概念が抹消されてしまうことは、事実上の悪魔の死を意味する場合もあります。
『存在を抹消する力』はポチタしか持っていない、最も恐れられている能力になります。
まとめ
今回は『チェンソーマン』に登場するポチタとデンジの契約、正体や能力のネタバレとなりましたがいかがでしたか?ポチタと契約したデンジの強さには圧巻ですよね。特に1部後半では『チェンソーマン』の戦闘シーンも多く、見ごたえ満載でした。
2部では戦争の悪魔とどういった関係を築いていくのか、ポチタは食べた力を戦争の悪魔に返すのか、2部の更新も待ちきれませんね。楽しみにしておきましょう!