今回は『チェンソーマン』の作中において、数多く登場している悪魔と魔人の解説をまず行います。次にデンジとの違いや不死身と血の因果関係も見ていきます。
悪魔や魔人が数多く登場していますが『具体的な違いがよくわからない』『デンジとは何が違うのか』そんな疑問をお持ちの方には、特に参考になるはずです!
ぜひ読んでみてくださいね。
チェンソーマンの悪魔とは
『チェンソーマン』作中に登場する悪魔は、特定の物や動物などに対して、恐怖心を持たれることで誕生する存在です。ちなみに悪魔は恐怖されている対象を写し取ったような外見をしています。
認知されていて恐怖心を抱かれていることが誕生する条件ですが、抱かれている恐怖心の強さに比例し悪魔は強くなります。チェンソーの悪魔は『地獄のヒーロー』チェンソーマンが恐れられていたことから、特有の『存在抹消の力』を除いても最強でしたね。
逆に認知されていても、恐怖心が微弱であれば悪魔の力は弱いということです。例えば2部では鶏の悪魔が登場していましたが、人間一人の重さで圧死するほどの壊滅的な弱さでした。
チェンソーマンの魔人とは
『チェンソーマン』作中には数々の魔人が登場しています。主人公デンジとバディを組んでいるパワーも血の悪魔ではなく、人の姿をした血の魔人でした。
では『魔人とは何なのか?』ですが、人間の死体に乗り移った悪魔のことを指して魔人と呼びます。死体に乗り移っているため、人格は悪魔です。基本的には乗り移った死体の外見になりますが、頭部だけは悪魔だった頃の特徴が残るようです。
人として悪魔が行動できるため、メリットしかないように見えます。ですが戦闘能力に関しては悪魔本来の姿に比べ、弱体化してしまうデメリットも存在するようです。血で回復する悪魔特有の力などに影響は無いみたいですね。
デンジの存在とは
デンジは悪魔にも魔人にも該当しないレアな存在です。デンジは人格は人間、戦闘力はチェンソーの悪魔であるポチタの力を行使しています。
チェンソーの悪魔の力は使えるが、人格自体は人間のデンジなので魔人ではありません。かといって悪魔として生を受けた訳ではないため、悪魔にも該当しません。人格は人間、力は悪魔という極めてレアで強力な存在がデンジです。
デンジは、死ぬ間際でポチタと契約を交わしたことにより、ポチタがデンジの心臓となりました。この契約以降からデンジは、チェンソーの悪魔の力を行使できるようになりましたし、血を飲むことで回復が可能となっています。
このことから悪魔の心臓を何らかの手段で獲得して自身の心臓とした場合のみ、デンジのような存在になる、と考えています。
それぞれの違い
悪魔・魔人・デンジについて解説しましたので、それぞれの特徴を簡潔に見ていきましょう。
- 悪魔=冠した名前の外見を持つ本来の姿
- 魔人=死体に乗り移り人の外見を獲得した悪魔
- デンジ=悪魔の力を行使できる人間
上記がそれぞれの特徴であり、違いでもあります。悪魔と悪魔以外の違いは外見だけですね。魔人もデンジも血を飲むことで回復できるため、悪魔の特徴を有しています。悪魔と悪魔以外では共通点こそ多いですが、違いはほとんどありません。
対してデンジと悪魔・魔人を比較すると違いが2つあります。
- 人格の違い
- 不死性の有無
上記の2つがデンジと悪魔・魔人を比較した大きな違いとなります。悪魔と魔人は人格が悪魔であるのに対して、デンジは悪魔の力を使う人間という点で明確な違いになります。
悪魔や魔人は血を飲むことで回復はできますが、不死身ではありません。対してデンジは胸のロープを引くことで瞬時に完全回復します。ただし血が不足していれば不完全な復活になります。
さらに悪魔や人間の状態に捉われずロープを引けば復活するため、悪魔や魔人とは明確に違いがあるのがわかりますね。
まとめ
今回は『チェンソーマン』作中に登場する悪魔と魔人の違いも含めて解説し、デンジの存在について考察しましたがいかがでしたか?
『チェンソーマン』は2部がスタートして更なる盛り上がりを見せていますし、今後さらに情報が明らかにされるのは間違いありません。
今まで以上に注目しつつ『チェンソーマン』を楽しみましょう!