2022年10月から放送のアニメ『陰の実力者になりたくて!』、そして2023年10月から放送の2期アニメですが、1話から登場した西野アカネがアニオリではないか?今後再登場するのか?など話題になっています。
そこで今回は西野アカネは再登場するのか?アニオリなのか?原作の小説家になろうと小説のどこに掲載されているのかなど、登場回のネタバレ含め調べてみました。
『陰の実力者になりたくて!』アニメ1話で登場した西野アカネ
アニメ1話で登場した声優堀江由衣さんが担当している西野アカネ。何者かに拉致された所、主人公の影野ミノルに助けてられましたね。そうして、その後、トラックに轢かれて異世界転生していた影野はいつの間にか異世界でハーレムを形成していました。
この流れですが、アニオリではありません。
陰野は学校で過ごしていたましたがある日トラックに轢かれて転生する所は同じです。しかしそこでは西野アカネのエピソードは描かれていません。
しかし西野アカネはちゃんと原作にも登場する人物です。後から描かれた前世のシーンをアニメでは1話に持ってきたということになります。かなり後になって西野アカネの話が描かれます。
西野アカネの話は小説家になろうどこに掲載?
では、アニメ1話で描かれた西野アカネの話は原作である小説家になろうでは、どこに掲載されているのでしょうか?
それは『【書籍発売記念閑話】彼の名は影野ミノル【シドの前世】』というタイトルで掲載されています。
これが現時点で8章までやっていますが、7章の3話目の話に閑話として挿入されているのが、主人公の前世の話であり、西野アカネが初登場する話になります。
おわかりの通り7章というのはかなり先の話ですね。
西野アカネの話は小説何巻どこに掲載?
では今度は書籍化されているものでは、何巻どこに掲載されているかです。
それは小説4巻の『付章スタイリッシュ暴漢スレイヤー登場!』という章で紹介されています。
ちなみに小説ストックは現在4巻までしか発売されていないので、かなり後ということになります。
4巻は序章から終章までで9つの章がありますが、その中で4つ目が『付章スタイリッシュ暴漢スレイヤー登場!』になります。
なのでおおよそ4巻の中間の話になります。
西野アカネの再登場はいつ?
では、今後西野アカネは登場するのかですが、これは登場します。
アニメ1期では小説2巻までやりました。そしてアニメ2期では、1クール半分で3巻が消費されました。つまり残りの話数で4巻までやると思われます。
小説4巻の後半で西野アカネが登場することになるので、2期アニメの10話〜12話で登場するのではないかと思っています。
ちなみにWEBである小説家になろうと書籍を買う人で気をつけてもらいたいのが、七章の1話、つまり4巻からは、全て書籍オリジナルストーリーだと小説化になろうにコメントが書かれています。
なので、小説4巻を分岐点に全く物語が違っています。次の見出しで、西野アカネの再登場シーンについてネタバレします。
ともかく2期アニメ後半で西野アカネが再登場するでしょう。
西野アカネの登場回ネタバレ
ではせっかくなので、西野アカネが登場する場面を少し紹介したいと思います。先程の小説4巻の『付章スタイリッシュ暴漢スレイヤー登場!』の後の話になります。
WEBと書籍は全く内容が違いますが、アニメは書籍準拠なので書籍の方の内容に沿ってご紹介します。小説家になろうでは、先程紹介した1話分しか西野アカネは描かれていないと思われます。なので今の所は、西野アカネは小説でしか再登場しないということになります。
ここからネタバレ内容です。
主人公の陰野(シド・カゲノー/シャドウ)とベータが黒キ薔薇という異世界と繋がるゲートの穴に飛び込むと日本へ行くこととなります。しかし人の気配はなく、近くの家を覗くと死体がありました。そして日本が荒廃しており何かが起こったのだと感じます。それから病院に行くと出てきた魔獣を一瞬で倒します。そこで人の気配を感じたので臨機応変に対応することにします。
場面は代わって西野アカネは4人の仲間たちと共に廃病院を訪れます。魔獣が住み着いたとして調査に向かった騎士が戻ってこなかったということでした。
ちなみにアニメ2期最終話は完全にアニオリです。シャドウと西野があの廃工場で出会うことはなかったですからね。
魔獣が出てくると戦闘になりますが、西野が刀を抜いて魔力を使って魔獣を倒します。そして近くで倒れていた少年と少女を見つけます。
西野大学に連れ帰った西野は、2人が目覚めるまで待ちます。そして目覚めると、ミノルとナツメだと名乗ります。記憶喪失していると思わせます。この2人はシャドウ(主人公の影野)とベータであり、気絶したふりをしてる間に会話を聞いて今後の対応を決めていたのでした。
そして陰野は西野の事を覚えており、20歳前後といった印象になっていました。
朝、西野と再会すると、以前は黒目だったが、魔力的な何かで赤目に変化していたそうです。そして桜坂高校の制服を着ており、『メシア』では騎士がこの制服を着用するといった話しでした。
その後、登場したユウカ先生と西野の会話で西野が20歳になっており、陰野は15歳くらいほどだと判明する。その後、西野が陰野の保護者となり、西野と同居することになります。
そして冴島という騎士団の副団長がスパイが入り込んでいると陰野のことを疑ってきます。しかしその冴島が何者かに殺されたことで、今度は西野が犯人で疑われるも、陰野の助言で一旦は容疑は晴れます。そして殺しについて西尾は過去に蓋をしており、発狂しそうになるとユウカ先生から薬を提供されます。
一方ナツメと名乗ったベータは西野アカネの兄である西野アキラの研究の為に連れていかれていましたが、アキラが何者かに殺されてしまいます。その巻にナツメは起き上がってその後、陰野と合流します。
そして最終的にはユウカ先生が冴島を殺した犯人であり、そして西野アカネを拉致しており、殺そうとしていました。そこに陰野がやってきます。
そこでユウカ先生は西野アカネが兄の西野アキラの研究によって、はじまりの騎士と呼ばれるようになり、力を得たと言います。しかし力は暴走して、人々を虐殺したとか。そしてユウカ先生の夫もその中で死んだから復讐だとか。
そしてユウカ先生は西野アキラも始末したと言います。だから後は西野アカネを殺して終わりだと言います。しかしそこでアカネが暴走してしまいます。しかし陰野がことを収めます。
その後、ベータの活躍で元の異世界に戻ることとなり、日本の電子機器などをベータが持ち帰ります。そしてなんと西野アカネも異世界に連れてきていました。
目覚めた西野は大学の研究室かと思っていましたが、設備が原始的なことを見て、さらに文字が読めないことから、混乱します。そして自分がやってしまったことを思い出し、一人で謝罪します。そこで、陰野の声を聞いた事を思い出し、やっぱり生きてたんだと涙を流します。
ここまでが、4巻の中間から最後までの内容になります。ということで、なぜか様変わりしていた日本ですが、最終的には西野は異世界に連れてこられたというわけです。
その後は5巻は登場せず。6巻でアカネは712番としてシャドウガーデンに入団することになります。
まとめ
ということで今回は西野アカネが今後再登場するかについてなどご紹介しました。
WEBの内容と全然違うようですが、書籍版はこのように西野アカネがメインの話が小説4巻以降描かれています。
現時点で5巻は発売されていませんが、西野が異世界で陰野と一緒に行動していく話になるでしょうね。可愛いキャラなので楽しみです。