『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するキャラクターのエラン・ケレスは、本編に登場するキャラクターの中で謎に満ちている美少年で、今後のアニメではガンダム・ファラクスというモビルスーツに登場することが判明しています。
今回はエラン・ケレスについて声優や正体、スレッタに興味をもった理由など解説していきたいと思います。
エラン・ケレスのプロフィール・声優
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するエラン・ケレスはアスティカシア高等専門学園のパイロット科の3年生で、ベネリットグループ御三家のペイル・テクノロジーズが擁立するパイロットです。
名前:エラン・ケレス
声優:花江夏樹
専用機:ガンダム・ファラクト
寮:ペイル寮
エラン・ケレスのは謎に満ちていて、感情を表に出さないキャラクターでどこか機械的な雰囲気があります。
第一話の終盤では、スレッタとグエルの決闘でスレッタの乗るエアリアルがGUND-ARMであることを見抜き、第二話では『僕は人を好きになったりしないよ、絶対に』と言いながらも幽閉状態のスレッタに興味を抱いてる様子でした。
声優の花江夏樹さんは『鬼滅の刃』の竈門炭治郎や前作の『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』では、ビスケット・グリフォンを演じています。エランの役柄としては謎に満ちているキャラクターで感情を表に出さない役なので花江さんの演技には合っていると思います。エランの役的に花江さんが主演を務めていた『アルドノア・ゼロ』の界塚伊奈帆に似ています。
エラン・ケレスの過去正体!人を好きにならないと言った理由
エラン・ケレスは第一話で決闘に興味ないとしながらもスレッタの乗るエアリアルをガンダムだと見抜き興味があったようにも見えます。そんなエランは第二話でシャディクに『もしかして惚れた?』と聞かれると『僕は人を好きになったりしないよ、絶対に』と言っていました。
エランが人を好きにならないと言った理由については、エランの擁立先であるペイル社が関係しているのではないかと考えています。
エランが擁立されているのはベネリット・グループの御三家であるペイル・テクノロジーズ社で4人のCEOからなる会社です。CEOの容姿はすごく不気味で全員GUNDを身に着けていることから、ベネリット・グループ内でもかなりマッドな研究をしているのではないかと考察できます。
そういったことから、エランはペイル社が生み出したクローンもしくは強化人間で人に興味を抱いたり好きになったりするようなプログラムをされているのではないでしょうか。ガンダムの世界では強化人間は当たり前のように出てきますし、可能性としてはあり得るかと思います。
5話で明らかにになったのは強化人士ということで、ガンダムに乗るために作られた人で、それによって普通の人とは違う生活をしてきたようでした。そのために人を好きにならないことに繋がっていたと思われます。
エラン・ケレスはスレッタに興味がある?今後好きになる?
エラン・ケレスはスレッタに興味を抱いている様子でした。第二話で幽閉状態のスレッタに食事を渡し『君に興味がある、君のことをもっと知りたい』というセリフがありました。
このシーンがきっかけで、スレッタとエランがアムロとララァ、カミーユとフォウのような関係になるのかと言われるとあまり考えられません。
今回の興味とは『なぜガンダムに乗っているのか』『なぜデータストームが発見されないのか』といったような感じだったと思います。『水星の魔女』は学園モノのストーリーということなので、主人公と接する中で周囲のキャラも成長させていくといったような設定もあるかと思います。エランもスレッタによって成長していくキャラクターの一人なのかもしれません。
エラン・ケレスはペイル社擁立のパイロット
エランの擁立先であるペイル社はペイル・テクノロジーズ社という会社で『ジェターク社』『グラスレー社』に次ぐベネリットグループの御三家になります。
ニューゲン、カル、ネボラ、ゴルネリの4人の女性CEOが事業に参画していて謎の多い企業です。ペイル社は独自にザウォートというモビルスーツを開発しており、エアリアルの開発データにも興味を持っている様子でした。
おそらく、第三話のエアリアルとダリルバルデの決闘でペイル社はエアリアルのデータをシン・セー開発公社から受け取りモビルスーツの研究技術を発展させていくのではないかと考えられます。
それぞれ、体にガンド技術を使用しているような見た目になっています。
エラン・ケレスの機体はガンダム・ファラクト
前述したとおり、今後エラン・ケレスの登場機体になるガンダム・ファラクトはペイル社が開発したモビルスーツです。ペイル社はベネリットグループに属する企業なので普通に考えたらガンダムという機体を所持していることがおかしいはずです。
おそらく第三話で、スレッタとグエルの決闘にてペイル社はシン・セー開発公社からエアリアルのデータを提供されているのだと思います。そしてそのデータを元に開発したのがガンダム・ファラクトだと考察します。
データストームの発生しないガンダムタイプのモビルスーツが、グループ内で開発されれば内側からデリング・レンブランの力関係を崩せると狙っているプロスペラの思惑なのではないでしょうか。
その後5話では、ペイル社が開発したもので、そこにはプロスペラの後輩であるベルメリアが開発に関わっていたことがわかりました。しかしプロスペラとは違って人間側の方をいじって画ガンダムに乗れるようにしていたことが判明しました。
ビットには、電磁ビームが搭載されており、それに当たるとモビルスーツの動きが停止してしまうような効果がありました。
エラン・ケレスは強化人士4号
5話では、エランはガンダムのパーメットスコア上昇に耐えられるように作られた強化人間である強化人士だと判明しました。さらには4号ということで、それまでの1号から3号は実験の過程で死んでいるものと思われます。
実験の中で体に負荷をかけるデータストームによって、死亡してしまったのではないかと考えられます。
スレッタは自分と同じ強化人士だと思っていましたが、エアリアルに乗った結果、エアリアル側の方が特別でパーメットスコアの上昇に人間が耐えられるよう設計されていたので、自分は違うとして拒絶したようになりましたね。
これからのエランはどうなっていくのでしょうか。
まとめ
今回は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するエラン・ケレスについて考察・解説していきました。エランは謎の多いキャラクターでスレッタと関わることで、これから人間らしい一面も見られるかもしれません。
ガンダム・ファラクトを操るエランも早く見てみたいです。