今回は『チェンソーマン』に登場するサメの魔人ビームはデンジが好きで崇拝している事、ポチタの過去を知っているのか、について解説していきます。
ビームはとにかくデンジに懐いていますが『チェンソー様最強』『チェンソー様万歳』というように、チェンソーマンを崇拝しているように見えます。これについて気になってる方も多いでしょう。
そんな方向けにまとめた内容ですので、気になる方は目を通してみてくださいね!
サメの魔人はデンジ好きで『チェンソー様!最強!最高!』
サメの魔人はチェンソーマンの事を崇拝しており、チェンソーの悪魔と契約しているデンジの事を深く気に入っています。
作中では事あるごとに『チェンソー様最強』『チェンソー様最高』『チェンソー様天才』と、一人で盛り上がるビームが描かれていましたね。
サメの魔人ビームは地獄にいた頃、チェンソーマンの眷属だったようです。これは10巻83話でマキマの口から明かされています。ビームが過去の記憶を持っているのであれば、地獄に居た時から変わらないキャラだった可能性もありますね。
暴力の魔人ガルガリや天使の悪魔エンジェルは眷属だったことは覚えていませんでした、しかしビームは出会い頭に『チェンソー様チェンソー様』と擦り寄っていましたし、過去の記憶を持ったままチェンソーマンに再び会えて歓喜しているのでしょう。
サメの魔人のデンジ好きはマキマ発言の顔が似てるから?
サメの魔人ビームはチェンソーマンを崇拝していますが、デンジに対しても少なからず興味があるのは間違いないでしょう。
ただ、顔が似ているかは判定が難しいですね。サメの魔人ビームは口から上が常にサメになっていますし、悪魔になれば大きなサメになります。さらに顔全体が描写されることはありませんでした。ですが口元や髪型だけ見れば似ているようにも見えますね。
マキマは顔で人を判断していません。これは11巻97話でデンジが『マキマさんは臭いで人を判断している』『一人一人の顔なんて覚えていない』と発言しているからです。
そのため、マキマの『顔が似ているからかな』という発言=デンジが好きな理由には結びつかない、と考えています。
サメの魔人はデンジではなくポチタを崇拝?
サメの魔人ビームはやたらとデンジに懐いていますが、デンジの名前を呼ぶことはありませんでした。ビームはデンジに対して『チェンソー様』と呼称しています。
デンジを崇拝しているというより、チェンソーマンに憧れて崇拝しているのでしょう。そうなると崇拝している対象は『チェンソーの悪魔』であるポチタということになりますね。
レゼや台風の悪魔と戦った際、デンジにチェンソーの使い方を教示していましたし、チェンソーマンの戦い方を以前から見てきたような感じでしたね。
デンジと過ごしていてデンジを崇拝するようになった線も無くはないですが、『チェンソーの悪魔』であるポチタを崇拝している可能性が高いでしょう。
サメの魔人の崇拝はデンジに会う前のポチタを知っているから?
ビームが転生しているかは不明ですが、転生しているのであればチェンソーマンの記憶は残っていないでしょう。悪魔は恐れられている限りは転生可能ですが、記録がリセットされてしまいますからね。
作中ではチェンソーマンが戦ったり活躍するたび『チェンソー様最高』『チェンソー様天才』と、チェンソーマンに対して酷いほど執心しています。地獄でチェンソーマンを崇拝していた頃の記憶を持っているなら、チェンソーマンに対する執心にも納得が行くでしょう。
8巻65話でサメの魔人ビームは闇の悪魔に殺されています。死ぬ間際にデンジを復活させるため、自らの血を飲ませながら『チェンソー様..どうか俺たちの願いを』と発言しています。この願いとは『地獄で崇拝していたころのチェンソーマンに抱いていた願い』、だと考えています。
なのでサメの魔人ビームの記憶はリセットされておらず、かつてチェンソーマンを崇拝していた事も覚えているでしょう。チェンソーの悪魔=ポチタという正体まで知っているのか、そこは定かではありません。ですがチェンソーマンの事はずっと知っていた、と考えています。
まとめ
今回は『チェンソーマン』作中に登場するサメの魔人ビームはデンジが好きで崇拝している事、ポチタを事を知っているのか、について解説しましたがいかがでしたか?
『チェンソー様最強』『チェンソー様最高』とデンジに擦り寄るビームが好きな読者の方も多いと思います。アニメではビームの登場は終盤になりそうですが、登場した際には歓喜することは間違いないでしょう!