チェンソーマンの主題歌に米津玄師さん歌唱の『KICKBACK』が使用されてその歌詞が話題になって居ます。
今回は『KICKBACK』について歌詞の意味などをご紹介したいと思います。
チェンソーマンOP『KICKBACK』に『努力 未来 A BEAUTIFUL STAR』が使われる
チェンソーマンのOPである『KICKBACK』に『努力 未来 A BEAUTIFUL STAR』という歌詞が使われている事がSNSなどで話題になって居ますが、何故話題になって居るのかと言うとそれは米津さんの閃きに対する賞賛と思い付きの為にここまでやるのかと言う驚きからです。
と、言いますのもこの『努力 未来 A BEAUTIFUL STAR』という歌詞は『そうだ!We’re ALIVE』というモーニング娘の楽曲からサンプリングされた物であり、それを実現するために米津さんがつんく♂さんにわざわざ許可を取りに行ったものだからなのです。
『努力 未来 A BEAUTIFUL STAR』の意味は?
前項にて『努力 未来 A BEAUTIFUL STAR』が使われていると言うお話をしましたが、一体どんな意味があるのでしょうかと言う事ですが、その意味に関してはどういった趣旨や意味で使われたのかと言うのは一切不明です。
しかし、あえて意味を考察するのであれば、引用された原曲の歌詞には『努力 未来 A BEAUTIFUL STAR』の他のに『努力 前進 A BEAUTIFUL STAR』と『努力 平和 A BEAUTIFUL STAR』という歌詞が用いられています。そして今回の主題歌である『KICKBACK』には『努力 未来 A BEAUTIFUL STAR』の後に何か忘れちゃってんだと続いています。
以上の事から『努力 未来 A BEAUTIFUL STAR』に続くなんか忘れちゃってんだは『努力 前進 A BEAUTIFUL STAR』の前進であり『普通に生きていきたい』と願いを込めて前進していくデンジを思って作られているのでは無いかと推察します。
この歌詞フレーズを米津玄師が使った理由
モーニング娘の楽曲のフレーズを使ってると言う事で話題に登って居る『KICKBACK』ですが、では何故この『努力 未来 A BEAUTIFUL STAR』というフレーズを用いたのかについてですが、現在のところ米津さんは楽曲のこのフレーズについては何も言及されていません。
しかし、チェンソーマンの原作の85話のタイトルが『超跳腸・胃胃管(ちょうちょうちょう・いいかんぢ)』と恐らくですが、モーニング娘。の『恋愛レボリューション21』の歌詞のワンフレーズから来ている事、チェンソーマンの世界設定が1997年とモーニング娘。が活動を始めた年である事などからモーニング娘の歌詞を自らの楽曲へ取り入れようと考え付いたのでは無いか?と考察します。
『KICKBACK』はどんな歌?
『KICK BACK』という曲はチェーンソーを扱う時に切断し辛いものを無理に力を入れて切断した時に意図せずに使用者側へ刃が跳ね返ってくる現象を『キックバック』といい、チェーンソーを扱う上で最も起こりやすい事故の一つなんだそうです。
そんなチェーンソーを扱う過程で起こる事故を曲名の元ネタにするなど凄いチェンソーマンへの愛を感じるこの楽曲ですが、どんな楽曲なのかと言うと米津さんらしいメロディーラインに歌詞には様々な考察が飛び交う程ありったけのデンジの想いを載せて歌い放つ一曲となって居ると思います。
つんくも使用許可とコメント
本楽曲にはモーニング娘。の『そうだ!We‘re ALIVE』のワンフレーズが何度も使用されていますが、これはつんく♂さん公認なのだそうです。本人が公認していると言うのはつんく♂さんもコメントしていて、最初は『そうだ!We‘re ALIVE』のワンフレーズのみ使用させてほしいと言う米津さんの申請に戸惑ったそうです。
と、言いますのも、基本的につんく♂さんの元にやってくる楽曲の使用許諾と言う物は曲を丸々一曲カバーさせてほしいなどの依頼がほとんどなのでワンフレーズのみ使わせて下さいと言うのは初めてだったそうなのです。しかし、つんく♂さんはクリエイターが思いついて実行に移す為に申し出たのだから『野暮は言いっこなし』だと使用を快諾してくださったそうです。
そうして完成した『KICKBACK』を聞いたつんく♂さんは『才能の塊と言うのは本当に恐ろしい』と感嘆し、『こちらこそフレーズを使って使ってくれてありがとう』と感謝を述べたそうです。
まとめ
今回は米津玄師さんの楽曲でアニメチェンソーマン主題歌の『KICKBACK』についてご紹介してきました。
『KICKBACK』はその歌詞からモーニング娘。をリスペクトしているやその歌詞の意味の深さから主題歌の悪魔と呼ばれるなど、米津さんの才能を存分に発揮した楽曲となっており、『KICKBACK』以降のタイアップ曲もどんな楽曲になるのだろう?など注目の一曲となって居ます。