今回は『ブリーチ千年血戦篇』で一護の母親が滅却師だったために一護の卍解がメダライズできなかったことについて、解説していきます。
『ブリーチ千年血戦篇』のアニメも始まったという事で滅却師が卍解を奪うメダリオンについて、気になっている方も多いと思います。
そんな方向けにまとめた内容となっているので、ぜひ目を通してみてくださいね!
黒崎一護の卍解がメダリオンで奪えない
『ブリーチ千年血戦篇』で死神たちと敵対関係にある滅却師の組織『見えざる帝国』が使用するアイテムには、メダリオンがあります。これは死神達の卍解を奪うことができる、というものです。
実際に星十字騎士団が尸魂界を襲撃した際には、冬獅郎・白夜・砕蜂など隊長たちの卍解を奪っていました。ですが、一護の卍解だけは奪うことができません。
実際に千年血戦篇の序盤では、一護の下へ現れた『見えざる帝国』配下のイーバーンも一護の卍解の奪おうと試みましたが奪えませんでしたね。
虚圏では星十字騎士団のキルゲ・オピーと一護は戦い、キルゲも一護の卍解の掠奪を試みていましたが、やはり奪うことはできませんでした。
卍解を奪えないことからヴァンデンライヒは苦戦
『見えざる帝国』は一度目の尸魂界侵攻では、隊長格の卍解を奪い無力化させて圧倒的な力でねじ伏せていました。
隊長格たちが正常に卍解を使える環境であったなら、五分五分とは言わずとも完全敗北することは無かったかもしれませんね。
それほどに死神達にとってメダリオンは驚異的でした。ですが一護に限ってはメダリオンを使用しても卍解を奪うことができません。
そのため、全力で戦える一護に対して『見えざる帝国』側も苦戦を強いられていました。なので一度目の尸魂界襲撃の際には、一護の足止めとしてキルゲが立ちはだかっています。
そして2度目の襲撃では、一護が霊王宮で修業中のタイミングでした。どちらも一護のいないタイミングを狙っているので卍解を奪えない一護をあらかじめ警戒していたのでしょう。
卍解を奪うメダリオンとは?クインシーからは奪えない
星十字騎士団が使用するメダリオンは死神の卍解を奪えますが、奪える対象は純粋な死神に限られます。少しでも死神以外の要素が魂魄に交じっていれば卍解を奪うことはできません。
実際に1度目の襲撃卍解を奪われた冬獅郎・砕蜂ら隊長格は、浦原が用意した一瞬卍解を虚化させる『浸影薬』を取り込むことで卍解を取り戻しています。これは滅却師にとって虚の要素が毒になってしまうからですね。
一護の卍解が奪えない理由の中には、当然滅却師の血が流れている事も関係しているでしょう。ですがより確定的に一護の卍解が奪えない理由としては一護の中の虚が影響している、と考えられます。
霊王宮の鳳凰殿では、二枚屋王悦に恋次の斬魄刀を打ち直してもらっていましたが、一護の斬魄刀は打ち直されていません。これは一護の斬月が浅打由来の斬魄刀ではないからです。
滅却師や虚の要素も含まれている斬魄刀だったので、二枚屋王悦にも打ち直すことができませんでした。なので一護の卍解が奪えないのは一護の中の虚が大きく影響しているでしょう。
黒崎一護の母親黒崎真咲がクインシーだったので奪えなかった
一護の卍解が滅却師達でメダライズできなかった大きな理由は以下の2つでしょう。
- 一護の母真咲が滅却師だったから
- 一護の中の虚が滅却師にとっては毒
滅却師が使用するメダリオンは死神の卍解を奪えるのが特徴ですが、これは純粋な死神のみに限られます。一護の母真咲は純血の滅却師であり、一護も滅却師の血を受け継いでいます。
滅却師達が使うメダリオンは対死神用に製作されたアイテムでしょうし、滅却師の血を持つ一護から奪うことができなかったと考えられます。
さらに一護には虚の要素も含まれているので、滅却師にとっては奪えないことに加えて虚の要素が毒となる可能性もありますね。
まとめ
今回は『ブリーチ千年血戦篇』で一護の母親が滅却師だったために一護の卍解がメダライズできなかったことについて、解説しましたがいかがでしたか?
滅却師のメダリオンは山本元柳斎重國の卍解ですら奪えることから、死神達にとってはかなり脅威的ですね。ただ一護の卍解は奪えないので、滅却師に対する一護の反撃には注目していきたいですね。
これからの『ブリーチ千年血戦篇』展開を楽しんでいきましょう!