2022年11月14日の週刊少年ジャンプから連載が始まった『タコピーの原罪』の作者であるタイザン5先生の新作『一ノ瀬家の大罪』。
今回は一ノ瀬家の大罪1話『一ノ瀬家の復活』について、記憶喪失の家族、それぞれ部屋がとんでもないことになっていたことなど考察していきます。
『一ノ瀬家の大罪』1話の振り返り
まずは、内容の振り返りから。
意識が朦朧としている中、翼は『お兄ちゃん』と呼ぶランドセルの少女の声、そして、病院の服の少女の声が聞こえ目覚めます。
目の前にいたのは5人でしたが、誰かわかりませんでした。すると皆まじかあ〜と全員記憶喪失だと言います。医者によると事故で頭を打ったショックだということです。
新聞で読み取れた文字は
『福井で事故』『ゴールデンウィークに家族 転落も 6人軽傷』
『の山道で』『半ごろ』『せた』『転落す』『事故があった。』
『乗っていたのは東』『区の家族6人で』『運転していた一』『妻の美奈子さん』
全てはわかりませんが、こんな感じでした。
ガードレールを突き破ったそうです。
家族たちには
母親:一ノ瀬美奈子
父親:一ノ瀬翔(かける) 44歳
祖母:一ノ瀬幸恵
祖父:一ノ瀬耕三 66歳
妹:一ノ瀬詩織 13歳
と自己紹介されます。
そして学生証があり、そこには一ノ瀬翼、第2学年1組 鍵山学園中学校と書かれていました。写真は前髪が長いようでした。
その後食事をする時にスマホのパスワードを試したが、どこまで数えたか忘れちゃったと翼が笑います。
そして医者によれば記憶を失った患者との思い出を家族の方が話して聞かせるというものがあるそうで、この家族の場合は架空の思い出トークしようということになりました。
沖縄に行ったような架空の話をしますが、詩織は元気ない様子でした。そこで翼が詩織の下へ行くと、記憶が戻らないことに不安で仕方ないと言います。しかし翼は別に記憶が戻んなくても皆がいるじゃんと言います。
毎日旅行の話するの楽しいと言い、お前俺が起きるまでずっとお兄ちゃんって呼んでくれてただろと言います。詩織は恥ずかしそうに聞こえてたの?と言います。翼はすごい元気付けられたといいます。
そしてお前も一人で悩んでるくらいなら下行ってみんなと話せと行って詩織も会話に参加します。
それから退院してみんなで家に帰宅すると、ゴミが大量に散らかっている家でした。さらに部屋にはそれぞれ鍵がついており、自分の部屋が分かれていました。
翼の部屋は死の文字で埋め尽くされた部屋になっていました。他の皆も自分の部屋に入って衝撃を受けた顔をします。そうして、また食事の時に皆に話しかけて部屋どうだったか聞くと、何もなかったと言います。
『一ノ瀬家の大罪』1話の考察
では、衝撃の1話の考察をしていきます。
大罪なのに6人しかいない!7人目の家族が存在する?
まず、大罪というのは恐らく七つの大罪がモチーフでしょう。しかし今回登場したのは翼含め6人です。普通なら7人目がいるはずです。
そして最後のページよくみると、食卓のテーブルの手前に椅子が一つ余っているんです。
これはつまりこの家族にはもう一人いるのではないかということです。
この7人目の存在はいる可能性がかなり高いのではないかと思われます。
7人目は遺体を埋めに行った?
そして7人目がいないということと『大罪』なので罪を犯したということからも、もし7人目が存在していたら、7人目を何かが原因で殺してしまい、それを家族皆で埋めに行ったとかはないでしょうか。
そしてその帰りに事故に遭ってしまったとか。
ただ、このヤバそうな6人が一緒に車に乗るとは考えにくいです。なので、全員で7人目を殺したとか、そういうようなことがない限りは一緒に車に乗るなんてないのではないでしょうか。そこが不思議です。
集合写真
そして翼が少し若い頃の写真と思われるものですが、これは全員顔が黒く塗りつぶされています。
この写真を撮ったのが7人目なのか、ただ、今の時代普通にタイマー式もあるはあずなので、そうではない可能性もあります。
この写真は翼の部屋で拾ったものです。なので、翼の写真かなとも思ったのですが、家族写真なので全員が持っていてもおかしくないですね。
まとめ
タコピーを見たことがある人にとっては覚悟していた展開ではありますが、これはかなり闇深い物語となりそうです。
翼はメンタル的にやばくて、学校ではいじめられていたか、家族によってああなってしまった可能性がありますね。次の話からは他の家族の部屋がどうなっているかわかるかもしれませんね。