今回は劇場版『ヴァイオレットエヴァーガーデン』で生存している事が判明したギルベルト少佐の名前や結婚などのプロフィール、生存理由やヴァイオレットとの再会について解説します。
涙なしでは見られないと言われるほどの感動作品ですが、注意深く見ていないとギルベルト少佐の生存理由やプロフィールについて、分からない方もいらっしゃるでしょう。
そんな方向けにまとめているので、ぜひ目を通してみてくださいね!
ギルベルト少佐は生きてる!生存理由は?
アニメ『ヴァイオレットエヴァーガーデン』ではギルベルト少佐は戦死し、ヴァイオレットもその際に両腕を失ったとなっています。しかし実はギルベルト少佐はこの戦争で片目と片腕は失うが命は助かっています。
ただ、戦後に両腕を失い重傷を負っているヴァイオレットは発見されましたが、ギルベルトの遺体は発見されていなかったため、戦死扱いとなっていました。
ただ、ギルベルトはヴァイオレットとは別で身柄を回収されており、ギルベルトは教会が運営している病院に収容され、治療を受けていました。命を取り留めたギルベルトですが『敵味方に多大な犠牲が出ている事』『ヴァイオレットが自分を庇って両腕を失った事』に罪の意識を感じるようになります。
それから軍に戻る選択肢を捨てたギルベルトはかつて敵国だったエカルテ島に辿り着きます。戦争の影響もあって住民は『女性・老人・子供』ばかり。ギルベルトはその状況に負い目を感じ、贖罪のためにエカルテ島に従事することを決めています。
ギルベルト少佐の名前がジルベール先生にかわっている?
ギルベルトとヴァイオレットにとっては運命の分かれ目とも言える戦争の後、ヴァイオレットは両腕を失い、ギルベルトは右目と右腕を失っています。しかし、お互いに命は助かっているにも関わらず、ギルベルトはヴァイオレットに生存を伝えようとはしませんでした。
あくまでも生死不明という扱いになっているだけであり、遺体が回収されたわけではないため、ヴァイオレットはギルベルトの生存を諦めてはいませんでしたね。そんな時、宛先不明で回収されていた手紙の中に差出人こそ違いますが、ギルベルトの筆跡に似た手紙が紛れていました。
これを見て『ギルベルトが生きているのでは?』と疑問を持ったヴァイオレットとホッジンズは手紙の差出元であるエカルテ島へ向かっています。島に到着後は住民に聞き込みを行い、ジルベールという人物がギルベルトであるという可能性が浮上します。
その後はヴァイオレット・ホッジンズ・ジルベール(ギルベルト)で扉越しに再会を果たしますが、ギルベルトは『過去を全て捨て去った、帰ってくれ』と頑なに拒んでいました。
ギルベルトという過去を全て捨てるためにギルベルトという名前を捨て、ジルベールと名乗っていたのでしょう。
ギルベルト少佐の年齢
『ヴァイオレットエヴァーガーデン』作中ではヴァイオレットとギルベルトの出会い、戦争によって生き別れてしまうまでの流れなどは描かれていましたが、ギルベルトの年齢などについては詳しく触れられていませんでした。ですが小説版ではギルベルトの年齢が明かされています。
- ヴァイオレットと初めての出会い=25歳
- ヴァイオレットとの再会=29歳
アニメでも描かれていたヴァイオレットとギルベルトの出会いに関する過去回想では『4年前』と明記されています。そして小説版で明かされている出会った当時の年齢は25歳です。
このことからヴァイオレットと初めて出会った時は25歳、ヴァイオレットと再会した時は29歳であることが分かりますね。
ギルベルト少佐は結婚既婚?
ギルベルト少佐は名門ブーゲンビリア家の26代目当主であり、自宅には召使も雇用しているなど裕福であることも判明しています。兄ディートフリートからヴァイオレットを引き取り、自宅に連れて帰った際には召使がギルベルトに対して『奥様には?』と発言しています。
このことから一見すると既婚者のようにも思えますが、別のシーンではギルベルトに対して『坊ちゃまを探していて、食事もとられずに』と発言しています。
既婚者であれば夫となる当主に対して、召使が『坊ちゃま』とは呼称しないでしょう。なので奥様というのはギルベルトの母親のことを指しており、ギルベルトの妻を指しているわけではない、ということが分かります。なのでギルベルトは未婚で間違いありません。
ギルベルト少佐はヴァイオレットと再会で交際?
ヴァイオレットとホッジンズは宛先不明の手紙に記された筆跡を手掛かりにエカルテ島に到着。そして島の住民への聞き込みからギルベルト(ジルベール)であることを突き止めます。
そして会いにいきますがギルベルトが姿を見せることは無く、扉越しで頑なに会うことを拒み続けていました。そして会うこともない時間が続き、ヴァイオレットは船で帰る日がやってきます。同時に兄ディートフリートと会話し、向き合うことを決めたギルベルトはヴァイオレットを追いかけます。
追いかけてくるギルベルトを見たヴァイオレットは海へ飛び込んでギルベルトと再会を果たし、愛を伝え合いながら抱き合っています。その後については深く描かれてはいませんが、エカルテ島の郵便局ではヴァイオレットについて語り継がれており、島民からも愛されていたことが判明しています。
なのでギルベルトとヴァイオレットは交際を経てエカルテ島で2人で暮らしていた、という可能性が高いのではないかな、と考えています。
まとめ
今回は劇場版『ヴァイオレットエヴァーガーデン』で生存していることが判明したギルベルト少佐の名前や結婚などのプロフィール、生存理由やヴァイオレットとの再会について、解説しましたがいかがでしたか?
ギルベルト少佐に対しては否定的な意見も多いですが、ヴァイオレットへの負い目から『自分が居ないほうが幸せになれる』というギルベルトの気持ちも理解できますし、劇場版はアニメ以上に泣ける作品です。
何度見ても泣けますし、まだ見ていない方はぜひアニメから視聴してみてくださいね!