前回でノブナガとヒンギリのエイ=イ一家のアジト特定の行動は一旦終了のようです。
今回からは王子たちの行動にも移っていきます。
今回のハンターハンター400話『秘匿』では、フィンクスとフェイタンがアジトの特定にヒンギリの発信器を使っていること、フウゲツが何者かに何かされ、ハエのような邪霊が後ろにいること、第6王子タイソンの私兵の紹介などご紹介していきます。
フィンクスとフェイタンの行動
フィンクスとフェイタンは3層の広場にいるようで、ヒンギリの発信器のレーダーを見ていました。
そこから真上か真下である2層か4層に絞られたということでまずは下に降りることにします。
フェイタンはフィンクスの円が使えていれば楽だったのにと言うと普通に考えてこの雑踏の中で円は正気の沙汰じゃねーだろ、技術的にも戦略的にもオレ下手だしと言います。
オレの円は人の声がするだけで途切れるし何かが動いてもダメ、動きながらもダメということでした。
仮にここでできても円の中に不特定多数で正体不明の人間いれるのは裸で撃ってくださいと看板掲げてスラム街歩くようなもんだと言います。
フィンクスはかなり円が不得意だったようですね。これだけを聞くとまじでしょぼいんですけど、円の範囲はある程度広そうですよね。
ノブナガと再会
そしてこのタイミングでフェイタンとフィンクスはノブナガと再会します。
そこで2層に降りるとレーダーは遠くなったことから2層で確定だとフェイタンが言います。しかしノブナガがしっくりこない理由はそれだと言い、それだとエイ=イの頭が上層にいることになるから戦争の大義名分がなくると言います。
そこで一旦シャ=アのアジトに行くことになりますがフランクリンを連れて行こうとノブナガが言います。
上層へのルートはヒソカを探す上で重要だが、余興の途中でヒソカと遭遇した場合はフランクリンの合流もリスク回避になるとか。
ということはこの先フランクリンと合流して行くようですね。
第6王子タイソンの私兵
場面は変わって1006号室に集まっていた第6王子タイソンの私兵たち。
マドウィック:記憶喪失のヒットマンで覚えていたのは拳銃の扱いだけでタイソンに拾われてここにいるとか。
ヒマンセ:世界的大スターを自称しなのにタイソンは僕のこと知らなくて全然好みじゃないからと言ったそうです。
エンゼール:タイソンの弟だそうで、ただそのことを知っているのはタイソンと僕だけだと言います。
ヒュウガ:控えめに言って伝説の家庭教師だそうで、ミジンコ並の馬鹿でもおれが教えれば志望校へ誰でも合格させるとか
SR星雲ムニー星の王子:お嫁さんをここに探しに来ましたと言います。
そこで、タイソンに従事者は王子好みの設定に演じてるんですねと言うとタイソンが怒ります。キャラ濃すぎですよね 。SR星雲ムニー星の王子ってなんやねんという設定でした。
タイソンの教典
タイソン王子の守護霊獣は放出系でタイソン教典を受け取った者に目玉ジャクシが憑きます。宿主からオーラを徴収し代わりに幸福を与えるもので幸福度合いはタイソン教典の熟読度によるとか。ある禁忌をしてしまえば厳しい罰を受けるようですが、現在この禁忌はわかっていません。
そして久々に登場のクラピカの師匠であるイズナビが、教典を読んでしまったジュリアーノと紹介された連中に様子が変わりないことを感じます。
そこでタイソン王子にイズナビが他の王子にも教典を渡したのか聞くと、下位王子に渡したけど多分読んでないとのこと。国王については教典はママに頼んだから渡ってると信じたいと言います。パパに会う時はママの許可が必要だとか。
タイソン王子は恐らく男ですが、女のような容姿なので、私が『こんな』で私の子供が期待できないからママは相当悔しかったみたいだと自分で話します。だからどうしても継承戦で一矢報いたかったとか。
そこでイズナビはタイソンに母に話して次の晩餐会までにこの船の運命を変えるために教典を読むようにお願いしてくださいと言います。タイソンはその言い方に喜んで、ママに交渉してみると言います。
これ、タイソン王子って結構重要キャラになりえますよね。もし国王が教典を読むことになれば、タイソン信者になりますから、タイソンにとって都合のよい形になりそうです。
センリツへのカチョウ死亡の説明
1010号室の前ではフウゲツとカチョウの母親であるセイコ王妃が、母親なのになぜフウゲツに会えないのかと電話しており、カチョウが早々に脱落したことを思います。ただ、見透かすような目つきは大っきらいだったと言い、フウゲツなら私の意のままに操作できるけど継承戦に望むには弱すぎると考えます。
一方、司法局聴取室では、死んだカチョウが能力で復活し、センリツが2人を逃したことで壺中卵の儀の禁忌に触れてしまい、死んでしまったことを説明されます。センリツはなんて取り返しのつかないことをしてしまったのと悔やみます。
話を振り返るとセンリツはカチョウとフウゲツを船の外に逃がす手助けをしましたが、継承戦参加の時にカキン王国に伝わる壺中卵の儀を受けます。そのペナルティは船から逃げることだったようで、脱出船の扉を開けるとそのペナルティでカチョウが死んでしまいます。
しかしカチョウの能力である二人セゾンで、2人の内片方が死ぬと自分自身の姿でもう片方が死ぬまで側で護ると言った能力でした。実質カチョウは死んだのですが、自分の能力でフウゲツが死ぬまで生きているということです。
センリツの協力
落ち込むセンリツでしたが、カチョウは私が望んでしたことだから後悔してないと言います。そこでフウゲツを王にするため、私が死んでもういないと周囲を思っている状況と死んだはずのカチョウがまだいたという状況を利用すると言い、ただフウゲツには内緒だと言います。
そこでセンリツに協力するかしないか迫り、やるわと言います。
そしてセンリツには早速演奏会での活躍から5名の王子たちから面会が来てるとか。第1王子ベンジャミン、第3王子チョウライ、第4王子ツェリードニヒ、第5王子ツベッパ、第7王子ルズールスのようです。
予想として、今回のフウゲツが死んだ件に関して、センリツが首謀者なら死刑もありえるので、訴えられたくなければもう一度演奏しろということでした。
そこで、上位王子たちに真の演奏時間を競売にかけることになるとか、ただ最も効果的なのは王子たちを騙して上位王子を一掃することだと言います。正直このメンバーではキツイかなと思いますけど・・・
フウゲツの異変
そして話を終えたカチョウはフウゲツの部屋に戻します。しかし部屋にいないフウゲツに、カチョウがベッドに向かうとなにかが起きたことを感じます。ベッドの布団を見ると扉があったので、フウゲツがどこかへ行っていたことを察知します。
すると扉から戻ってきたフウゲツですが、いろんな場所を偵察してきたと言いますが、テンションが高すぎておかしくなっていました。
そしてフウゲツの能力は秘密の扉(マジカルワーム)という空間移動で往路をフウゲツが操り、復路をカチョウが操るという能力でしたが、なぜか一日一回しか使えなかったのが、いつの間にか何回も使えて、一人でも帰りの扉が現れると言い出します。その話を聞いてカチョウはおかしいと思います。
そこで泣きながら『今までずっとずっとカーちんが私を護ってくれたの知ってるよ?今度は私の番…何でもやるよ!やりたいの!』と言います。
これもしかしてフウゲツはカチョウの死を知っているのではないかと思ってしまう台詞です。
ハエ邪霊でフウゲツが死亡する?
その後、センリツが話を終えて、王子たちの面会に向かうために歩いているとフウゲツとすれ違いました。
するとセンリツは『これは危険だわ…フウゲツのオーラが絶並みに弱くなっている!心音の律動もかなり不安定でそれに反応した邪霊が集まってまとわり憑いてしまってる 何が起きたの?このわずか数日でこんなにも命が削られるなんて』
『邪霊の数が多すぎる…あのままだと命も危ないわ 至急誰かに祓ってもらわないと』と思います。
そのフウゲツの頭の後ろには複数のハエがブーンと飛んでおり、さらには邪霊なるものが数体いる様子が伺えます。いた。確実に誰かに何かされていたようでした。
センリツによれば、これは死んでいないようで、このままだと死ぬということでした。そこで、センリツは大元の原因になりそうな憑依体が見えないことであり、これだけ影響を与える能力なら明らかな痕跡が残るか本体そのものが憑いてなければおかしいと思います。
タイミングから考えてフウゲツを人質にとった交渉だと考えます。
第3王子チョウライ
センリツの元に第3王子チョウライがやってきます。
晩餐会での演奏を褒めるために直接やってきたと言います。そして2つの要望を言います。それはもう一度あの演奏を聴かせてくれてもらいたいこと、もうひとつは敬意の証としてコインを受け取ってほしいと言います。
このチョウライの守護霊獣の能力ですが、毎日1枚ずつコインを落とします。具現化系複合型の能力だそうで、複数の条件によって複数の能力が発動するとのことです。そしてコインの所有者が条件を満たす事で様々な能力が発現するとうことで、チョウライ自身は能力は使えず、渡した相手が能力を使えるようになるとか。
これセンリツが新たな能力が使えるようになる可能性がありますね。
次には第4王子の私設兵長がやってきます。話は第4王子が部屋に招待したいと言っていると言うとセンリツは私の一存では決められないものの、求められた上で状況がとと追えばどこでも演奏すると言います。
そこで交渉という言葉を使ってみますが、私設兵長の心音から白だと考え、チョウライも違うと考えます。
残るは第1王子ベンジャミン、第5王子ツベッパ、第7王子ルズールスの3人が怪しいということになり、フウゲツに何かした犯人がいる可能性でした。
センリツの判断
センリツたちはフウゲツの異変について誰の仕業かわからない以上、うかつに動かない方がいいという判断をしていました。
この内容を別室のクラピカに伝えてというと、センリツはフウゲツをやった犯人たちが面会しにきた時に交渉という言葉に誰も反応しないことから、首謀者は他に機を伺って自重していると考えます。
そこで第3王子と第4王子ではないと思います。残り3人が面会にやってくることになっていました。
一方クラピカは第5王子のツベッパと契約しパートナー協力者になることを宣言していました。
401話以降は週刊連載ではなくなる
そしてお知らせがありました。
それは、冨樫義博先生の連載は400話までで401話以降は週刊連載ではない形で進めていくということでした。
休載ではないようですけど、休載に近い内容ですね。
どこでやるかは不明ですけど、ワールドトリガーの例を上げるとジャンプスクエアの月刊誌に行くということもありえますね。もしくはジャンププラスでのWEBでの連載です。
月刊誌は月1という連載ですが、WEBは決めなければ自分次第の更新になるかと思います。
正直ずっと週刊連載で見たいですよね。