『ヘビーウェザー』は荒木飛呂彦先生原作の大人気漫画である『ジョジョの奇妙な冒険』第6部ストーンオーシャンにに登場するキャラクターであるウェザーレポートが記憶を取り戻す事で発動するスタンド能力です。
今回は『ヘビーウェザー』について能力が意味不明であること、マイマイカブリとカタツムリが何故登場するのか?などをご紹介したいと思います。
ジョジョ6部でウェザーリポートの記憶が戻ることでヘビーウェザーが発動
ストーンオーシャン終盤にて記憶を失っていたいたウェザーリポートが全ての記憶を取り戻した際に彼のスタンドも覚醒し、その時に現れた隠し能力が『ヘビーウェザー』です。
能力は後述の項目にて詳しく解説しますが、虹を発生させてその虹に触れた物を問答無用でカタツムリに変えるという物。何故カタツムリなのか等は謎に包まれており、現在分かっていることは虹に触れた物はカタツムリに変える。カタツムリに変わる人間を見た物も問答無用でカタツムリ。この能力はウェザーリポート自身もコントロール出来ないという事です。
ヘビーウェザーの起こした悪魔の虹に触れた者をカタツムリに変える
前述した通り『ヘビーウェザー』の能力は悪魔の虹と呼ばれ触れた物を内側からカタツムリに変える能力です。触れたもの以外にも触れた物が変わっていく様子を見た人間も無差別にカタツムリに変えるようで、唯一のデメリットとしてはウェザーリポート自身も能力をコントロールできない事です。
原理としてはこれも後述にて解説しますが、サブリミナル効果を使い虹に触れた物をカタツムリだと思い込ませる自己暗示に掛ける事で体を徐々にカタツムリに変えていく事で相手の能力や行動力などを著しく低下させ、最終的には完全にカタツムリに変えてしまうと言うものです。
カタツムリはサブリミナル効果で変化したように見えただけ
前述した通りヘビーウェザーはサブリミナル効果を用いて相手に思い込ませただけなのです。思い込みだけで人がカタツムリになるの?という話ですが、がん細胞に効く薬だと言い含めてタブレットを与え続けると細胞が消失した等の研究結果などを見ると、思い込みだけでカタツムリになるのも漫画の世界なら全然あり得ると思います。
ただ、このサブリミナル効果を利用した能力には唯一と言っていい弱点があり、それは相手の視覚に訴える能力であるが故に盲目の相手などには一切効果は無いと言うところですので、スタンドの能力としては万能では無いと言う所を見ると最強の能力では無いと思います。
マイマイカブリはカタツムリの天敵だが登場は意味不明で日本固有種
ここでは『ヘビーウェザー』を発動した時にカタツムリ化したと同時に現れるマイマイカブリの謎についてご紹介したいと思います。そもそもマイマイカブリとは何なのか?についてですが、オサムシ科の昆虫でありカタツムリを主食とするカタツムリの天敵とされていますが、マイマイカブリはあくまでも日本固有の固有種でありアメリカに存在する事はあり得ないのです。
では何故日本でもないアメリカにマイマイカブリが出てくると言う意味不明な事が発生するのでしょうか?その疑問の答えはとても簡単な事であり、悪魔の虹に触れて発生するサブリミナル効果によって自らがカタツムリになって居ると思い込むと同時に天敵である、マイマイカブリに食べられると言う悪夢を見せられているからです。
その証拠に発生するマイマイカブリには本来は退化して生えているはずの無い羽が生えて飛行しています。その点から見てもマイマイカブリはカタツムリを食べるという知識だけでどんな形をした生き物なのかも判らないのでサブリミナル効果によって発生した幻覚を見せられていると言う事が言えると思います。
まとめ
今回はウエザーリポートに隠された能力である『ヘビーウェザー』についてご紹介してきました。
一見すると、相手を思い込みで精神的に追い詰めるこの能力は協力な能力に見えますが、同時に視覚に訴える能力であるために盲目の相手には通じないなど、最強の能力と見るとには今一歩物足りなさを感じる能力であると思われます。