今回は『魔王学院の不適合者』2期アニメでの収録が予想されている大精霊編を中心に、アヴォスの正体がミサであることをはじめ、大精霊レノとシンの娘で死亡や最後について解説します。
『魔王学院の不適合者2期アニメが2023年1月より放送開始となることもあり、2期1クール目でアニメ化される内容が気になる方も多いでしょう。
そんな方向けにまとめているので、ぜひ目を通してみてくださいね!
アヴォス・ディルヘヴィアの正体はミサで真体
『魔王学院の不適合者』では真なる魔王は主人公アノス・ヴォルディゴードですが、アノスが転生するまでの2000年の間に歴史が大きく変化しています。魔王の名前もアヴォス・ディルヘヴィアと歪曲して語り継がれています。序盤からアヴォス・ディルヘヴィアの名が登場することもあり、正体が気になる方も多いでしょう。
実はアヴォス・ディルヘヴィアの正体は小説4巻大精霊編で明かされており、正体はアノスに尊敬の念を抱いているミサ・イリオローグです。まず、アヴォス・ディルヘヴィアの伝承はアノスの死後、敵意がアノスへ向かないように勇者カノンがウソの名前を流したことがきっかけとなります。
しかし、そのウソの伝承を神が利用した結果、誕生したのが精霊族ミサ・イリオローグ=アヴォス・ディルヘヴィアです。精霊族は自身の存在が薄れるほどに精霊病で死に近づきますが、ミサを死なせないために何者かがアヴォス・ヴィルヘヴィアの伝承を広め続けていたという事ですね。
魔剣大会の時点ではミサは真体として覚醒していませんが、アヴォス・ヴィルヘヴィアの人格の際には黒髪長髪で王を気取った口調の女性に変貌します。
アノスのファンクラブ所属
『魔王学院の不適合者』で偽りの魔王として語り継がれているアヴォス・ヴィルヘヴィアの正体ですが、小説4巻大精霊編でミサ・イリオローグであることが明かされています。ただ、ミサ自体はストーリー序盤から登場しており、アノスの事を慕っている人物です。
ミサやアノス達が通う魔王学院には、アノスに崇拝の念を抱く者たちが集まっているファンクラブが存在しています。名前は『アノス・ファンユニオン』であり、圧倒的な力で駆け上がるアノスに付き従う現在のアノスの配下ともいえる存在ですね。
『アノス・ファンユニオン』が登場した段階では、アノスはミサに大精霊との繋がりこそは感じていましたがアヴォスだとは気づいてませんでしたし、大精霊編は怒涛の展開となりますね。
ミサ・イリオローグは半霊半魔で大精霊レノとシンの娘
『魔王学院の不適合者』1期でも明かされていましたが、ミサ・イリオローグは半霊半魔です。文字通り精霊と魔族のハーフを指しており、小説4巻大精霊編ではミサの親に当たる人物も明かされています。ミサの両親は大精霊レノと魔族シン・レグリアです。
大精霊レノはアノスからの和睦の申し込みを受け入れた過去があり、シンは2000年前のアノスの側近だった人物です。アノスが世界を隔てる障壁を張った後、レノとシンは行動を共にするうちに惹かれ合い、娘としてミサを設けました。
一見すると幸せにも見えるシンとレノですが、半魔を生んでしまったために伝承に背いた妻レノが消滅してしまったり、複雑な事情を抱えています。神の企みから愛する娘ミサを守るため、噓の伝承を広めアノスの意に反しながら辛い2000年をシンは生きてきました。
アヴォスとミサの最後死亡はどうなるかネタバレ
『魔王学院の不適合者』4巻大精霊編ではミサ・イリオローグ=アヴォス・ヴィルヘヴィアであることが明かされており、4巻上巻ではついにアノス・ヴィルヘヴィアとして目覚めました。この時点で真なる魔王アノス・偽りの魔王アヴォスと2人の魔王が存在することになります。
さらにアヴォスは七魔皇老を従え、魔王学院の白服生徒に対する処刑開始宣言を行うなど、暴虐の魔王という名に恥じぬ暴虐ぶりを発揮します。当然、アノスの周辺にいる人物以外の魔族はアヴォス・ヴィルヘヴィアを魔王と信じて疑わないため、アノスvsアヴォスの戦いが始まります。
アヴォスも偽りとはいえ、魔王という名に恥じぬ力を魅せてアノスを圧倒するシーンもありましたが、最強であるアノスには通じず、最終的にアノスがアヴォスの根源を打ち砕くことで勝利します。この時点でミサ=アヴォスなので本来であればミサとアヴォスが死ぬのは必然です。
ですが、アノスに必然や理と言ったものが通用するはずもないため、ミサ=アヴォスとなる過去を書き換えることでミサからアヴォスを切り離してミサを助けています。
まとめ
今回は『魔王学院の不適合者』2期アニメで収録が予想されている大精霊編を中心に、アヴォスの正体がミサであることをはじめ、大精霊レノとシンの娘で死亡について解説しました。
小説4巻大精霊編は上下巻で構成されており、非常にボリューミーな内容となっています。特にミサの正体や大精霊レノ・魔王の右腕だったシンも登場するため、見どころが途切れることはありません。
過去についても触れられているので、見逃さないように追っていきましょう!