クワック・サルヴァーは正体不明の人物として登場するキャラクターでマフティーの活動を支援し、名前に意味はインチキ医者や詐欺師です。
そこで今回はクワック・サルヴァーの正体はジョン・バウアーで、マフティー黒幕と言われていることについて、名前の意味について紹介します。そして連邦軍将軍だったことや名乗っている名前は偽名だった?、カミーユやアムロとの関係についても書いていきます。
クワック・サルヴァーの正体誰でジョン・バウアー?
クワック・サルヴァーの正体については「閃光のハサウェイ」の前作「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場するでジョン・バウアーではないかと言われています。
逆襲のシャアの時のジョン・バウアーの仕事は主に補給関係の重鎮、ガンダム製造の工場確保、ロンド・ベルの創設などです。このガンダムを作るために確保した工場がアナハイム・エレクトロニクスのフォン・ブラウン工場でした。
マフティーでもこの工場と強い繋がりを持っていることと、補給関係で才能を発揮していることを考えるとクワック・サルヴァーはジョン・バウアーではないかと思います。
クワック・サルヴァーはマフティーの黒幕
作中では反地球連邦政府組織マフティー・ナビーユ・エリンの黒幕と言われています。
クワック・サルヴァーはかつて連邦軍の地球方面軍では要職についていたことがあります。そのおかげもあり、マフティーはモビルスーツの保有と軍産複合企業アナハイム・エレクトロニクスの特定工場との繋がりを持つことができました。
そして物資の補給と新型ガンダムの製造については恐ろしいほどの手腕を発揮していることが明らかになっています。そのためマフティーの活動は彼の支援を受けているからこそ続けられると考えられます。
クワック・サルヴァーの名前の意味はドイツ語でインチキ医者や詐欺師
クワック・サルヴァーはドイツ語でインチキ医者、詐欺師という意味ですが騙すという意味で名乗っていると思います。
作中では正体不明の人物として登場していますので、もし本当に医者であればすぐに正体が分かってしまうので考えにくいと思います。わざわざ正体を隠しているのに何かあった時に足がつくことは避けたいだろうというのも理由です。
さらにクワック・サルヴァーはマフティーの活動に対しては全面的に賛同しているわけではなく、利害が一致して支援しているともとれるのでより騙すという意味が強いと感じました。
クワック・サルヴァーのは連邦軍では将軍
連邦軍地球方面軍では将軍についていたと明かされており、マフティー内でも将軍と呼ばれています。
どのような経緯でマフティーの活動に手を貸すことになったのか不明ですが、考えられる可能性としては軍事設備についてです。閃光のハサウェイが始まった時には軍設備は収縮の方向に進んでいましたが、中にはそのことを良しと思わない人もいたと思います。
そこで当時、将軍だったクワック・サルヴァーが敵対する組織を作りだしたと考えられます。将軍という立場にいたとしたら、各所とのパイプや資金についても問題ないと思います。
連邦軍の体質を変えることが目標であるなら強硬手段ではありますが、ありえないとは言い切れないと考えられます。
クワック・サルヴァーとカミーユやアムロとの関係
クワック・サルヴァーについては原作小説でも言及されていません。ファンの間ではカミーユ・ビダンではないのかと言われていました。
その理由としてカミーユは機動戦士ガンダム ムーンクライシスで医者として登場しているからです。しかしこちらは公式が設定を厳密に決めず、独自解釈となっているため正史でも医者となっているのかは不明です。そのためクワック・サルヴァーがカミーユであるという可能性は無いと言えます。
さらに、カミーユとアムロは出会ったときに、アムロは自分と同じような失敗はするなと警告している場面もありました。アムロの再来と言われ、重ねられることを嫌っていましたが、アムロと出会ったことでニュータイプとして成長するきっかけにもなっています。
カミーユはファに介護され海岸を走り回れるほどに回復し、アムロもシャアと共に生死不明となっているので二人がクワック・サルヴァーと関わることは無いと思われます。
まとめ
クワック・サルヴァーについて紹介してきました。
作中でも謎の人物として登場し正体についても考えられる候補として様々なキャラクターが登場しています。名前が偽名でコードネームという点も気になります。もしかしたら一人ではなく複数人を纏めて呼んでいる可能性もありそうですね。