ウルトラジャンプで連載が始まったジョジョの奇妙な冒険第9部作『The JOJOLands』。1話から3人のスタンド能力も出てきており、今後の展開が楽しみですね。
今回は主人公ジョディオ・ジョースターの兄ドラゴナ・ジョースター、彼のスタンド能力「スムースオペレイターズ」について考察していきたいと思います。
スムース・オペレイターズの能力は物体の位置を変えられる?
1話で彼のスタンドの能力が明らかになりました。1話で彼の能力が見られたのは以下の部分です。
・彼が触れた警官の目が移動
・免許証の写真偽造
・車のナンバープレート偽造
・スリをしたパコ・ラブランテスの耳を後ろ側まで引っ張り、「グルっと頭を一周する」と脅す
彼が対象の物を指先で触ることでスタンドの能力が発動していました。特に指先が対象物をカリカリと触るシーンが多く、その際にスタンドと思われる小さなロボたちが出現しています。上記以外でもそのような動作が見られましたので、他にも能力を使っていたのかもしれません。
このように彼の能力は物体の位置を変えることが可能なようです。人体にも適応されることから多様な用途が考えられますね。
免許証偽造や顔のパーツの位置の移動など
ドラゴナ・ジョースターがスタンド能力を使う際、アームとキャタピラーがついた小さなロボが複数出現しています。この小さなロボが彼の群体型スタンドです。
スタンドが出てきたのは、免許証偽造やナンバープレート偽造、パコ・ラブランテスの耳を引っ張るシーンでしたが、警官の目の位置をずらした時は一瞬で出てきていませんでした。何か条件があるのかもしれません。どのような仕組みかまだ分かりませんが、人体に対して一瞬で顔のパーツを動かせるのは恐ろしい能力ですね。
スムース・オペレイターズの元ネタ由来はシャーデーのスムース・オペレーター
ドラゴナ・ジョースターのスタンド能力「スムースオペレイターズ」の元ネタはシャーデーのヒット曲「スムース・オペレーター(Smooth Operator)」からです。意味は「口が上手い人」や「要領がいい人」を指します。
過去にも作者の荒木飛呂彦先生はシャーデーの楽曲を元にしたスタンドを登場させています。それが山岸由花子のスタンド「ラブ・デラックス」です。このように過去にもシャーデーの楽曲を元にしたスタンドが登場していることから、今回も楽曲名にある「スムース・オペレーター(Smooth Operator)」が元であると考えられます。
楽曲名が「スムース・オペレーター(Smooth Operator)」に対し、ドラゴナ・ジョースターのスタンドが「スムースオペレイターズ」と複数形なのは群体型スタンドだからでしょう。
ドラゴナはどことなくシャーデーに似ている?
上記でドラゴナ・ジョースターのスタンドがシャーデーの楽曲「スムース・オペレーター(Smooth Operator)」が元であることを考察しました。ここでもう1つ考察したいのが、ドラゴナ・ジョースターがシャーデーに似ている点です。
シャーデーは褐色の肌、黒髪、はっきりとした顔立ちが特徴的な美女です。どこかドラゴナに似ていると思いませんか?残念ながらドラゴナは女性ではありませんが、誰から見ても美人な顔立ちをしています。このように外見的要素でもドラゴナとシャーデーには似ている点があります。
このことから、荒木先生はドラゴナ・ジョースターのモデルをシャーデーにし、彼のスタンドも彼女の楽曲からインスパイアされたされたものではないかと考察します。
まとめ
今回はドラゴナ・ジョースターのスタンド「スムースオペレイターズ」の能力について様々な考察をしてみました。
彼のスタンドは群体型スタンドで物体の位置を変えることができます。無機質なものから人体にも適応されることから多様な用途が考えられます。また、彼のスタンドの元となったのがシャーデーの楽曲「スムース・オペレーター(Smooth Operator)」であり、彼自身のモデルもシャーデー・アデュであると考えられます。
このようにドラゴナ・ジョースターのキャラクターにはシャーデーが大きく影響しており、今後もその影響が出てくるのか楽しみです。