ワンピース105巻のSBSにて、尾田先生がゾロの家系図を紹介しました。
そこでついにゾロの両親と祖父祖母が判明しました。父親の名前がロロノア・アラシ、母親は盗賊の娘のテラ。祖母は霜月フリコで祖父はロロノア・ピンゾロという名前でした。さらには名前の由来はサイコロ賭博の言葉ということで今回は考察していきます。
ゾロの家系図がSBSで判明
ずっと明かされなかったゾロの両親や家系図が判明しました。それはワンピース105巻のSBSで公開されました。
本編ではもうゾロの過去について触れないということも言っています。SBSでゾロの親の名前を出すなんてちょっと本編での楽しみがなくなりますから、やはり今後本編では語らないということだと思われます。
顔画像は出ていませんが、ちゃんとゾロの両親と父方の祖父祖母の名前も判明しています。
105巻にして判明したというのが面白いですよね。
シモツキ村ができた経緯
まず、SBSには55年前の話から書かれていました。霜月コウ三郎ら25人がワノ国を出航します。その時に霜月牛マルの姉である霜月フリコ(ゾロの祖母)や大工みなともなども含むとか。ちなみに大工のみなともは鬼ヶ島のカイドウの屋敷を作った人物です。
そして、52年前にイーストブルーのとある村を襲う山賊との戦いに勝利して、10名の船員がここに定住したとか。そしてシモツキ村を作ったという事のようです。
父親:ロロノア・アラシ
母親:テラ(盗賊の娘)
祖母:霜月フリコ(霜月牛マルの姉)
祖父:ロロノア・ピンゾロ(村の剣士)
そしてこれが今回判明したゾロの両親と父方の祖父祖母です。
母親のテラは盗賊の娘ということでどういう経緯で結婚したかわかりませんが、ロロノアという名字は祖父から来ているようですね。霜月という名前ではなかったことから最初からこの村にいた人物とわかります。
両親と祖父祖母の名前の由来はサイコロ賭博
ゾロの家族の名前がアラシ、テラ、フリコ、ピンゾロとなっていますが、実はこれは日本にあった丁半やチンチロリンというサイコロ賭博の中の言葉なんです。
アラシ:チンチロリンというサイコロ賭博で嵐と呼ばれるサイコロの出した数が3個とも一致したもの。ゾロ目。
テラ:勝負ごとに5分のテラ銭をハコにいれる。これが親分の収入である「五分寺(ゴブデラ)」と呼ばれるもの
フリコ:壺振りというサイコロを壺に入れて振る行為
ピンゾロ:サイコロの出目で(1、1)は「ピンゾロの丁」と呼ばれる
こんな感じになります。アラシもピンゾロもゾロ目といった意味のようです。
ゾロの名前は恐らくピンゾロからとられたものなんでしょうね。
ゾロの両親は既に死亡
そしてゾロの両親は既に死亡しているようです。
ロロノア・アラシは海賊との戦いで死亡となっており、母親のテラは病死となっています。ゾロがあんなに小さな頃から両親がいないとなれば、本当にゾロを生んですぐに死んでしまったということでしょうね。
海賊との戦いというのはよくわかりませんが、シモツキ村を襲った海賊がいたということでしょうか。
もしかすると、ゾロはそれを知って海賊狩りをしていたとかもあるのでしょうか。
霜月牛マルはゾロの叔父
そしてSBSに書かれていた尾田先生の言葉があります。
それは、ワノ国を出船した霜月フリコの弟がヤマトが幼少期に出会っていた『某』こと霜月牛マルという元鈴後の大名でスリラーバークゾロが出会ったワノ国の伝説の侍である霜月リューマの子孫ということがSBSに記載されています。
ゾロも知らない血筋の話のようでした。
つまり、ゾロの母親がフリコなので、その弟が牛マルということです。なのでゾロの叔父が牛マルであり、血の繋がった親戚ということですね。顔がどう見ても似ていましたからね。さらにはゾロは霜月リューマの子孫でもあるということです。
まとめ
まさかのSBSでゾロの両親や祖父祖母が判明しましたが、もう本編では語ることがないそうなのが残念です。
ゾロの過去はここでおしまいなんでしょうけど、もっと家族知りたいですよね。
特に父親母親の話くらいは知りたかったです。