老若男女に人気の鬼滅の刃。週刊少年ジャンプに連載されていた漫画で、アニメ化されたと同時に大ヒットし、国民的アニメになりました。
そんな鬼滅の刃ですが、敵である鬼も人気ですよね。過去や性格を知ると、ますます魅力的に見えるのではないのでしょうか?
今回は数多くのキャラクターの中から玉壺についてセリフや血鬼術、最期のシーン、無一郎との悪口合戦のシーンなど盛りだくさんで紹介したいと思います。
『上弦の伍 玉壺』の読み方
鬼滅の刃は読み方が難しいキャラクターが多いですよね。
例えば、鬼のトップとして君臨していた鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)や鬼殺隊の柱の1人である不死川 実弥(しなずがわ さねみ)が挙げられます。
読み方は難しいですが、かっこいい名前のキャラクターが多いですよね。今回、紹介するキャラクター上弦の伍である玉壺は何と読むのでしょうか?
調べてみたところ、ぎょっこと読むそうです。彼は細長く白い肌の体を壺の中に納めた不気味な姿をしています。
そんな姿から壺という字が入った名前なんでしょうね。鬼滅の刃には個性豊かなキャラクターが沢山いますが、その中でも見劣りしない奇妙なキャラクターだと思います。
『上弦の伍 玉壺』最期死亡
そんな玉壺の最期が描かれるのは刀鍛冶の里編です。つまり、遊郭編の次に描かれています。
日輪刀が製作されている刀鍛冶の里へと、今回紹介している上弦の伍 玉壺と上弦の肆である半天狗が向かいます。そこで、偶然訪れていた時透無一郎と対峙し、そこで戦いは始まります。
玉壺は壺から金魚を出し、その金魚が連発で猛毒の針を撃つ技「千本針 魚殺」で無一郎に毒を浴びせたり、閉じ込められたら出られない水の監獄「水獄鉢」に閉じ込めたりと無一郎を溺死寸前にまで追い詰めていました。
当初は優勢だった玉壺ですが、後に無一郎に復活の機会を与えてしまいます。
更には、無一郎が過去の記憶を取り戻して痣を発現させたため勝敗は逆転の方向へと向かいます。
抗う玉壺ですが、無一郎は容赦なく攻撃をたたみかけます。上からものを言う玉壺は最期までその性格でしたが、そのプライドまでもズタズタにしてとどめを刺します。
『上弦の伍 玉壺』のセリフ
鬼滅の刃には敵味方問わずキャラクターそれぞれに名言が多く残されていますよね。今回は玉壺の印象に残っているセリフを3つ紹介したいと思います。
まず1つ目は「あれは首を生けるものではない・・・ だがそれもまたいい」です。
これは14巻に収録されている98話で玉壺が童磨に放ったセリフです。童磨が玉壺からもらった壺を自身が殺害した女性の生首を生けて飾っていることを玉壺に伝えた際にこのように言っていました。
2つ目は「脳まで筋肉でできているような貴様らには 私の作品を理解する力はないのだろう それもまた良し!!」です。
これは13巻に収録されている111話で玉壺が時透無一郎に言ったセリフです。玉壺は、刀鍛冶5人の顔や腕を刀で差し、更にはそれを作品であることを無一郎に説明しました。無一郎はそれに対して怒り、斬りかかってきます。自身の作品を斬られた事に対して玉壺は怒ります。
しかし、自分の作品の良さが分からない芸術的センスのない奴だと無一郎を馬鹿にした際にこのセリフを放っていました。
最期に紹介する3つ目は「・・・・・・ 舐めるなよ小僧」です。このセリフは14巻に収録されている119話で玉壺が時透無一郎に言ったセリフです。
玉壺は無一郎に蛸壺地獄という技を仕掛けます。この技は、沢山のタコの足を出現させて相手を締め付けます。
しかし、無一郎はタコの足を斬ると同時に「次は斬るから お前のくだらない壺遊びにいつまでも付き合ってられないし」と言います。
このセリフに対して怒った玉壺が放ったセリフです。
セリフを見て分かると思いますが、玉壺は芸術家ということもあり、承認欲求があり、プライドの高いキャラクターであることがうかがえると思います。
『上弦の伍 玉壺』の血鬼術
鬼には血鬼術という自身の血やエネルギーを消費することで出せる攻撃が備わっています。そこで、玉壺の血鬼術について紹介します。
玉壺の血鬼術は壺を自由に移動させること、水生動物を操ることの2つになります。
下記の6つが漫画で出てきた玉壺の技になります。
- 水獄鉢(すいごくばち)
- 蛸壺地獄(たこつぼじごく)
- 一万滑空粘魚(いちまんかっくうねんぎょ)
- 神の手(かみのて)
- 陣殺魚鱗(じんさつぎょりん)
- 千本針魚殺(せんぼんばりぎょさつ)
玉壺の壺は移動することと水生動物を生み出すことが培っています。加えて、標的を取り込める異空間にもなっています。さすが上弦の鬼ということもあって、強く、個性のある血鬼術ですね。今回はその魅力が伝わったのではないでしょうか?
『上弦の伍 玉壺』の無一郎の悪口合戦
鬼と鬼殺隊が戦う際には数多くの名場面が付きものですよね。例えば、遊郭編では上弦の陸・堕姫と妓夫太郎との火花散るダイナミックな戦いがあげられると思います。
そこで、玉壺が出てきた際の名場面といわれる玉壺と無一郎の悪口合戦について調査しました。
その場面は漫画14巻の第120話から収録されています。
無一郎が「尊敬できる所が一つも無い」、「見た目が気色悪い」、「喋り方も気色悪い」などと玉壺に言い放ちます。
それに対して玉壺は「自分の美しさと気品を理解できないのは無教養の貧乏人だから」、「便所虫と同レベルの理解力」と返しています。このような悪口をお互いにこの後も言い続けながら、白熱した戦いを魅せます。
無一郎のような綺麗な美少年がこのようなことを言う意外性や玉壺もそれに対して負けない強さが多くの読者の印象に残ったようです。
まとめ
今回は上弦の伍・玉壺の死亡シーン、セリフ、血鬼術、名場面である無一郎の悪口合戦について調査し、紹介しました。まとめたものが下記になります。
- 玉壺はぎょっこと読む
- 芸術家であったことで無一郎に復活の機会を与えてしまい、最期を迎える
- 芸術家である玉壺ならではの上から目線な名言が多く残されている
- 玉壺の血鬼術は壺で移動することと水生動物を操ること
- 無一郎と玉壺がお互いに悪口を言い合いながら白熱した戦いを魅せた
紹介した内容はいかがでしたか?玉壺のことについて詳しく知ることが出来たのではないでしょうか?
玉壺が上弦の伍として活躍した理由の1つである芸術家ならではのプライドの高さが他のキャラクターにはない性格で見ていて面白いと思います。
玉壺が出てくるシーンはまだ、テレビで放送されていません。しかし、今後のアニメで描かれると予想されています。
このまとめを読んでますますアニメで描かれるのが楽しみになりましたよね。個性豊かなキャラクターなので人気も出そうですね。