『神無き世界のカミサマ活動』半月板損傷先生による日本の漫画作品。略称は『カミカツ』宗教家であり教団の教祖であった父の元教団の跡継ぎになる為の儀式の最中に事故で亡くなった主人公が『神無き世界』に転生し、主人公のピンチに元の世界より召喚された父が教祖を務める教団の祭神と共に異世界に宗教革命を起こす物語となっています。
今回は『神無き世界のカミサマ活動』について打ち切りの理由や原作はなろう小説なのかと言う疑問、アニメは原作の何巻までなのか?などについてご紹介したいと思います。
『神無き世界のカミサマ活動』の打ち切り理由とは
神無き世界のカミサマ活動(以下カミカツ)についての情報を調べて見るとよく引っかかるのは『打ち切り』というキーワードになります。では何故打ち切りというワードが引っかかるのかと言う事について調べてみました。
まず結論から述べると打ち切りという情報はないです。現に連載が始まった2019年以降2020年に2冊、2021年に2冊、2022年に2冊と毎年半年に一回のペースでコミックが発売になっており、現在6巻まで発売されていて今年も年2冊程は発売されるのではとの情報もあります。
以上の事から打ち切りは単なる噂に過ぎないと断言できるのですが、元々の掲載雑誌である『月刊コミックヒーローズ』が売れ行き低迷から雑誌媒体から撤退し、現在はヒーローズを刊行していたヒーローズ社の電子媒体へと移行されているので、紙媒体で成功できなかった出版社の電子媒体ではいつか打ち切りになるのでは?と言った読者の不安が噂の元になったのかもしれません。
『神無き世界のカミサマ活動』は小説家になろうじゃなく漫画原作?
打ち切りは無いと断言した『カミカツ』ですが、原作は小説家になろうではなく月刊ヒーローズという漫画雑誌で、ヒーローズ休刊後は『わいるどヒーローズ』という電子媒体にて配信中です。
内容としては事故で亡くなった宗教家の父を持つ主人公が神が居ない異世界に転生し、主人公の求めに応じて異世界へやって来た主人公の父が信奉していた神と共に異世界で宗教革命を起こすと言うどう見ても小説家になろうに掲載されているなろう系の内容となっています。
以上の事から、カミカツはなろう小説原作ではないのですが、その内容からなろう系と認識された事で原作が小説家になろうだと言うお話がネット上に出て来たのかもしれません。
『神無き世界のカミサマ活動』のアニメは何巻までやる?
神無き世界のカミサマ活動 pic.twitter.com/4q3IlQuEZK
— こばぁーと (@kobato_lovers) March 17, 2023
神無き世界のカミサマ活動(カミカツ)は2023年4月よりアニメ化が決定しました。アニメ化が決定したと言う事は原作の売り上げが大幅に上がるなど様々な事で話題に登る可能性もあるのですが、ではアニメは一体原作の何巻までで制作されるのでしょうか?本項ではその疑問を調べてみました。
結論から申し上げますと原作のストックである6巻までの原作のうち4巻までがアニメ化されると思われますが、その理由としては一番キリが良いからです。
カミカツは異世界転生した主人公が自分のピンチに元の世界から召喚された神様と共にと有る事情から皇国と呼ばれる国を崩壊させた上で信者を増やし、同時に自由となった元皇国に現れた他の新興宗教と現世での宗教知識を駆使しながら宗教戦争を繰り広げていく事になります。
その中で第4巻は性欲を司る神であるダキニ率いるダキニ教との決戦がひと段落着くのでアニメ化する上ではここが落としどころとして一番キリが良いのではと考えました。
『神無き世界のカミサマ活動』のネタバレ最終回はどうなる?
前項にてカミカツのアニメは原作の4巻までと言うお話をしましたが、ここではカミカツのアニメの最終回がどうなるかについてネタバレを交えてご紹介したいと思います。
1~3巻までで異世界転生を果たした主人公であるユキトとユキトの父が教祖を務めていた宗教団体の崇める主神であるミタマはユキトが転生した皇国と呼ばれる国をユキトの前世の宗教知識などを駆使してミタマ教の信者を増やし崩壊させる事に成功しました。
しかし、皇国が崩壊した事によって皇国の精鋭部隊として皇国の為に動いていたアルコーンと呼ばれる部隊が離反し、ましてやアルコーンの隊員達は本物の神であるミタマと同じく信者を増やせば力を増すと言う特性を持っていた為に皇国崩壊後は各自自分を神とする宗教を起こした事でユキトとヒロインが率いる『救国御霊教』と宗教戦争が勃発する事になります。
その中で第4巻は元アルコーンの隊員で自らを性を司る神とするダキニが率いるダキニ教との争いに発展しますが、前世で宗教家の父を持っていたユキトは前世の宗教知識を駆使し、ダキニ教の中心人物だったリシュを離反させて、宗教分裂を引き起こす事で多くの信者を『救国御霊教』へ改心させて力を増幅したミタマの力をもってダキニ教との争いに終止符が打たれます。
そして、ダキニ教との争いに終止符を打ったユキトは次なる手段をもって他の宗教との争いに突入していく事になり、5巻や6巻は次の宗教との争いの途中になってしまうので4巻までの内容がアニメ化するのに丁度いいと思われます。
まとめ
今回は『神無き世界のカミサマ活動』についてご紹介してきました。
神無き世界のカミサマ活動は月刊ヒーローズの月一連載から電子媒体への引っ越しとなった最近よくある経緯の漫画ですが、『異世界で宗教はじめました』という何とも興味を引くキャッチフレーズで一部の読者より人気を博しています。
この人気がアニメ化する事によってどこまで拡大するのかと言う事も気になるところではありますので、4月のアニメ化以降も動向をチェックしていこうと思います。