第16話のサブタイトルが「罪過の輪」となりネット上では様々な反応がありました。予告をプロスペラがコールしたことからエリクトのことやプロスペラ自身のことを深堀されるのではという予想もあります。
そこで今回の記事では罪過の輪の意味と罪との違いやプロスペラとエリクトについて深堀されるのかについて書いていきます。
水星の魔女16話のサブタイは『罪過の輪』
第16話のタイトルが「罪過の輪」とのことですが、今までの流れもあり不穏な雰囲気が漂っていますね。
水星の魔女では計画や思惑がいくつも絡み合いまわり巡って解決の糸口が見当たらない状態になっています。このような断ち切ることのできない連鎖が回っているという意味が「罪過の輪」だと思います。
中には終わらせるために計画を進めていこうとしている人物もいますが、この連鎖を断ち切れるほどの力があるのかどうか気になりますね。
罪過の意味と罪との違い
- 罪過:法律や道徳に背いた行い。思いがけず犯した罪や過ち。
- 罪:道徳・法律などの社会規範に反する行為。
水星の魔女において罪過と言えばやはりガンダムで、例としてデータストームが挙げられます。パーメット技術によりモビルスーツを動かすたびに人間には存在しない器官の情報まですべて人体に流れてくるため、負荷に耐えきれずに命を落としてしまいました。
過去には幾人もデータストームにより死人が出ておりデータストームは禁忌の技術としてオックス・アース・ コーポレーションは情報漏洩を徹底的に阻止していたほどです。ですが、GUND-ARM機体が製造され道徳に背いた行いがまだ続いている状態となっています。これらのことはクワイエット・ゼロの計画を立てるきっかけにもなり、物語における罪過を表していると考えられます。
プロスペラが予告読んだことからエリクトの話深堀り?
現在エリクトについて考えられていること
- スレッタはエリクトのクローン
- エアリアルのなかにエリクトがいる
現在有力なのは、エアリアルのなかにはエリクトがいて、エアリアルの正体なのではということです。理由としては第6話では子どもの形をした光や複数の子どもの声、プロスペラが「エアリアルは勝つわ。私のかわいい娘だもの」と言っているところです。さらに、第9話でもスレッタの呟きにパーツの色が変化している描写があり、プロスペラが涙を流しているシーンもあります。
これらのことからエアリアルにはエリクトの生体データが組み込まれているのではと考えられています。現時点ではエアリアルには自我があるような描写がありますが、詳しいことについては不明です。
しかし、エリクトを含め複数の生体データが組み込まれているとしたら色々なことの辻褄は合います。そして第12話でスレッタがテロリストを殺した時に笑顔だったのもエリクトがスレッタに少しずつ影響を与えているのかとも思いました。このあたりのことも含めてエリクトのことについては深堀りしていって欲しいですね。
罪過の『輪』なので罪は1人じゃない?
罪過の意味は先ほども述べた通り犯した罪や過ちです。「罪過の輪」というタイトルから予測するに「輪」となっているので、過ちが犯される連鎖という意味もあると思います。
考えられるものとしては
- クワイエットゼロ計画
- 戦争シェアリング
この二つだと思います。
クワイエット・ゼロを実行してしまうと、兵器が価値を失いモビルスーツや兵器を製造していた企業に大損害を与えることになります。さらにプロスペラによると、エアリアルをトリガーとしてあらゆるシステムを制御し自分の制御下に置く計画でもあります。
作中では明言されていませんが、モビルスーツから人体へ意識を戻せる可能性もないとは言えません。もしかしたらプロスペラはエアリアルからエリクトの意識を取り出そうとしているとも考えられます。
もう一つは戦争シェアリングです。今は地球が戦争代理をしていますが、シャディクの計画ではベネリットグループの資産をすべて地球に売ればスペーシアンとアーシアンが拮抗し戦争を起こさないように抑止力になるというものです。
しかし、この計画が実現してしまえば今まで搾取されていたアーシアンがスペーシアンに戦争をしかけるかもしれないし、現在よりもはるかに犠牲者もでる可能性があります。
※放送後の見解
罪過の輪とはデリングの罪、そしてプロスペラがこれから起こそうとしている罪、ベルメリアの強化人士の罪、その中にミオリネやスレッタといると言った罪の輪ということだと思われました。
まとめ
水星の魔女もそろそろ核心に近づいている感じがしますね。プロスペラがタイトルコールをしているので何故プロスペラが名前を変えのかやスレッタとエリクトの関係についても語られそうです。
起こっている出来事がじょじょに壮大になっているので、最終的に水星の魔女がどうなっていくのか気になりますね。