機動戦士ガンダム水星の魔女16話にて、エラン5号がエリクトと接触して見たデータストーム空間では、そこには12人のエリクトがいました。
そこで12人のエリクトは複製体のクローンなのか?ガンビット一つ一つに埋め込んだ生体コードなのか?スレッタは器になってしまうのかなど考察しました。
12人のエリクトが登場
エアリアルを奪おうとしたエラン5号。しかし起動するといきなりデータストームに襲われます。
それはエリクトがしたことでした。そしてデータストーム空間の中でエラン5号は12人のエリクトを見ました。
通常一人だと思われたエリクトですが、なんと12人もデータストームの中には存在していました。
この光景にネットではクローンなのかなど言われていましたが、ちゃんと理由がありますよね。
今回16話冒頭でのプロスペラとベルメリアの会話で、宇宙空間では生きられないエリクトを生体コードをルブリスに転移させることでエアリアルとして生きさせていたことを言っていましたよね。
ガンビットの数は11個
そして凄く前からエアリアルのガンビットは11個だと判明していました。
そしてエアリアル自体にいるエリクト。これを考えるとガンビット11個にもエアリアル同様にエリクトがいるということになります。つまりエアリアルのエリクト+11個のガンビットのエリクトで12人のエリクトとなります。
なので、12人の兄弟という占いの伏線はここで回収されました。
そして生体コードをエアリアルに転移させたということは、同じくガンビットそれぞれにもエリクトの生体コードを転移させているということになります。
なので、クローンとか分裂しているとかそういうのではなく、全員元が同じ存在ということだと思われます。正直生体コードって、我々のDNAとか遺伝子データだと思います。そのDNAをエアリアルとガンビットに移植したというものなので、エリクト自体は死んでいると思っていいでしょう。
スレッタが聞いていた12個の声はエリクト
そしてスレッタは度々独り言でガンビットに話しかけていましたね。
他の人には聞こえないような声を聞いていましたが、今回で全員エリクトだったので、エリクトと会話していたということになります。
さらにはなんとエラン5号と会話していたことからも、自我があることが判明しましたよね。
なのでスレッタはおそらく独り言を言っていたわけではなく、本当にエリクトと会話していたということだと思います。
ただエラン5号が見たように、エリクトの姿を見たわけではないような気がします。なぜなら自分と同じ姿なんですから、明らかに変な反応をするはずです。もしかするとエリクトはそれを知られないようにデータストームでの自分の姿を見せていないのかもしれませんね。
スレッタはエリクトの器にされる?
正直今回のプロスペラの発言から、スレッタではなくエリクトしか見ていないと思いました。
そして今の状態では、エリクトはエアリアルなしでは物理空間に存在できない。そしてクワイエットゼロを利用して、パーメットスコア8でデータストーム領域を広げることで、エリクトは自由に生きられると言っていたことからも、プロスペラの最終目的は、物理空間にエリクトを存在させることなのかもしれません。
となれば、ED映像でエアリアルにスレッタが刺される描写があったことからもエリクトの生体コードをスレッタに移して器にして、現代で蘇らせるといったことをしたいのではと思いました。
でもエリクトはエラン5号の感情を読み取っていたために拒絶しました。エラン4号については受け入れていたことからも、自我がちゃんとあるので、スレッタを乗っ取ろうとはしないはずです。
まとめ
ということで今回は12人のエリクトについてご紹介しました。
もう伏線回収のオンパレードでとんでもない展開になってきました。
誰が救世主になるのか。もうグエルしかいませんよね!!