ベネリットグループ総裁選がいよいよ本格的に始まりました。候補者も出そろってきてどんな展開を迎えるのか今から気になりますね。
今回の記事では総裁選の候補者はグエル・シャディク・ミオリネ・エランの他にどこの派閥が出てくるのかについてまとめていきます。
デリング・サリウス・ヴィム不在死亡で新たな総裁を決める
ベネリットグループの総裁であるデリングは第12話でミオリネを庇い重症で意識不明、サリウスも第14話で拉致されてしまい、ヴィムは第12話で死亡しています。
ペイル社CEOニューゲン・カル・ネボラ・ゴルネリの「新しい総裁を選ばなければ」という発言から始まった総裁選ですが、各陣営が本格的に動き始めます。中には自らの意志で立候補する人もいれば、状況的に参加することになってしまう人もいます。
最新話までで御三家のCEOが居なくなってしまい、現時点では子どもたちがその地位を継いでいる形となっています。誰が総裁になるかによって話の展開もどう動いていくのかとても楽しみですね。
ベネリットグループ総裁選6つの派閥とは?
ジェターク社派 グエル?
ジェターク社はヴィムの死亡後、ラウダが後任のCEOとなっています。一時期ケガを負い意識を失っていましたが、第16話では怪我自体は軽傷だったようで執務をこなしています。そこにグエルが戻ってきて、今までの緊張が解けて気絶をしてしまいまた入院してしまいます。
第15話で会社を立て直すような決意が見える様子があったので、グエルが社長復帰し総裁選に出るのではと予想します。グエルが戻るまでの道中は省略されているので、もしかしたらこれからのことに関係しているのではと思います。
グラスレー社派 シャディク?
シャディクはシャディクガールたちに「機会を逃すつもりはない」と言っていることから総裁選には確実に出ると言えるでしょう。そして6つの派閥のうち自分たちが6番目だということを知り、1番になるとも言っていました。
シャディクの目的はベネリットグループの兵器を地球へと譲渡することで抑止力を作り地球で戦争を起こす必要を無くし、ベネリットグループを解体させることです。ですが、戦争を無くした後にどうするのかについてのプランは不明確となっています。
そしてこの行動はサリウスの「スペーシアンへの怨嗟を晴らしたいだけ」という言葉にも通じていて、一見自分の意志で総裁選に出ているようですが、結局はサリウスの言葉通りの行動になっていると言えるでしょう。
作中でミオリネは御三家の後ろ盾があればと、ミオリネに対して未練があるような言い方をしていたので二人の関係も気になりますね。
ペイル社派 エラン?
ペイル社はオリジナルのエランを総裁選に出させるだろうと思います。現時点でエランがペイル社内でどのような立場なのかは明らかではありませんが、ベルメリアよりは上だと考えられます。
以前、ベネリットグループ主催の社交会に参加した際には、自身の保身を重視している感じだったので実際に経営者としての実力は未だに謎の部分でもあります。
もし、オリジナルのエランを候補として立てるとしたら、5号は邪魔となると思うので消されてしまう可能性もありそうです。
ミオリネ派(株式会社ガンダム・シンセー開発公社)
ミオリネはプロスペラから父親が私達親子の敵と聞かされ、総裁になりなさいと言われます。もともとのプロスペラの目的はデリングへの復讐なので、娘のミオリネを総裁にすれば自身も関与しやすくなります。
構図としてはクワイエットゼロ存続のためミオリネを総裁にしたいプロスペラ対スレッタの洗脳を解きたいこととプロスペラの計画を実行させないようにするといった感じになりそうですね。
ミオリネは地球寮のメンバーに心を許している部分があることから、総裁になった場合は地球と宇宙の架け橋になるかもしれません。
宇宙議会連合派
たびたび話の中には出てきていますが、政府機関に相当するということ以外詳しい情報については不明です。
「宇宙には新しいルールが必要」をフェンが口にしているシーンがあったので、政治的な何かを考えているのかもしれません。フェンとグストンはミオリネとのコネを作るために色々と手助けをしていて、株式会社ガンダムに自由に立ち入りをできる許可をしています。目的としてはベネリットグループでの株式会社ガンダムの立ち位置の確認とエアリアルについてでした。
所属メンバーの一人であるフェンはミオリネが何も気がかりなく話せる間柄でもあるので、もしかしたら総裁選に出るミオリネを後押しすることもありえるかもしれませんね。
デリング派
ベネリットグループの総裁であり、カテドラル、アスティカシアのトップも兼任するほどの手腕を持っている人物です。
デリングが作り出した戦争シェアリングは、継続的にスペーシアンが利益を得る仕組みを構築していたので、ベネリットグループや他の企業にとってメリットは大きいものでした。
また、Season2のOPではデリングが会議室に一人でいるシーンがあり、この様子から昏睡から目を覚ましこれまで進めてきた「クワイエット・ゼロ」を実行しようとしているのかと思いました。
そして、デリングは地球vs宇宙の構図を作り上げることのブレーキ役も兼ねていたので、目を覚ますのを待っている人物は多いと思います。
まとめ
ベネリットグループ総裁選6つの派閥についてまとめてきました。まだ6つの派閥としか出ていないので次で全ての派閥が出てくるのかなと思います。
最終的にはモビルスーツでの戦闘もありえそうなので、どんな展開になるのか予想がつかないですね。