転生貴族の異世界冒険録は2023年4月から放送しているアニメで原作は小説で「小説家になろう」に連載され、サーガフォレストにて書籍化された小説です。また、サーガフォレストの小説の中で初のアニメ化した作品でもあります。
今回は主人公「カイン」の両親は異世界に転生しているのか、そして転生した両親の死亡についてとユウヤ・テラ・ヒラサワ・エスフォートについて解説していきまたと思います。
ユウヤ・テラ・ヒラサワ・エスフォートは初代国王
ユウヤ・テラ・ヒラサワ・エスフォートについて解説していきますね。
ユウヤ・テラ・ヒラサワ・エスフォートはカインのいる王国の初代国王であり、本編より300年ほど昔にカインと同じく地球から異世界に来た存在ですね。転生前の名前は「平沢優也」という日本人です。
ユウヤもカインと同じで地球で死亡して異世界に来ます。カインとの違いは転生ではなく召喚というところです。すなわち、元の世界と変わらない姿で異世界に呼ばれたのです。
また、自分と同じく召喚もしくは転生者に向けて日本語で書かれた書物を残してもいます。カインはその書物を読むことで自分と同じ地球の日本人であることを知ります。
冒険者としてもその名を知られるほどの実力を持っています。SSSランクというユウヤのみが取得した称号があります。ちなみにギルドカードの色は黒です。
カイン両親もユウヤと一緒に転移していた
実は主人公カインの前世「椎名和也」の両親も異世界に来ています。父は「椎名聖也」母は「椎名恵」という名前で、召喚されてからは聖也が聖騎士となり、恵は賢者となります。
カインの両親はカインが転生して生まれる300年ほど前に召喚され共に召喚されたユウヤと一緒に、アーロンと呼ばれる神と戦い封印することに成功しましたが、その代償に2人は命を落としてしまいます。
ユウヤ300年前の人物なのですが、本編では神になり封印したアーロンの復活に備えてカインを鍛えるために現れます。
カインはユウヤと共に5年の修行を行いました。その時に両親のことを聞かされ、両親の墓の前で涙を流します。それが、あのアニメOPの映像ですね。
アーロンとの戦いでカイン両親死亡
前の見出しでも紹介しましたが、カインの両親はアーロンとの戦いで死亡しています。
召還時に神々からそれぞれ加護を与えられており、カインのようなデタラメステータスではありませんが、優れたステータスを与えられての召喚です。
アーロンは遊戯の神だけあり、娯楽を提供する神託を授ける神でしたが、アーロンは神託を利用して人々に戦争を起こすように仕向けます。他の神々から神の資格を剥奪されましたが、アーロンは地上に逃げてしまいます。
地上に逃げたアーロンは人々を洗脳して操ることで、世界を自分の遊び場として行動するようになってしまいます。
神々は召喚されたユウヤとカインの両親にアーロンを倒すための力とアイテムを渡し、もしもの時のためにアーロンを封印する封印石を与えます。
それでも、アーロンの力は圧倒的であり、結果的にカインの両親が作った隙を利用してユウヤはアーロンを封印することに成功しましたが、カインの両親はそこで死亡してしまいます。
カインはユウヤが作った別世界で修行
カインが学園に入学して間もなく、ユウヤがアーロン復活に備えてカインを鍛えるために現れます。ユウヤはアーロンとの戦いの後、人としての余生を異世界で過ごした後に創造神となり、別の世界を創造する神になっています。
ユウヤはカインを1日が5年の時間になる空間に連れて行き修行をしていきます。
4年間森の中でモンスターと戦いレベルを上げを行い。その後はユウヤの友人である「ドラン」から剣技と体術を教わる修行を1年行われましたね。
修行の過程でカインは神獣フェンリルと白銀のドラゴンに出会いフェンリルに「ハク」ドラゴンに「ギン」と名前を付けて仲間にします。
5年の修行を終えたカインにユウヤはある場所に案内します。次の見出しではユウヤが案内した場所について解説していきますね。
カインがユウヤと共に両親の墓参り
アニメOP映像に成長したカインがユウヤと共に誰かの墓の前で涙を流しています。それは異世界に来た両親の墓であり、親子の再会のシーンでもあります。
修行を終えたカインにユウヤは前世の両親が眠る場所に案内されます。そこには3つの墓標があり、2つはカインの両親の墓でもう一つはユウヤの妻「メリネ」の墓です。
メリネはユウヤとカインの両親を召喚した聖女です。アーロンとの戦いが終わった後、ユウヤと結ばれたことがわかります。
ユウヤはここで自分達がなぜ召喚されたのか、またアーロンとの戦いで何があったかを教えてくれます。全てを知ったカインは両親の敵と両親が守った世界を守るためにアーロンの戦いを決意して帰還します。
まとめ
解説は以上になります。アニメも9話目に入りますので、ユウヤの本格的な登場とカインの修行が始まると思います。
前世の両親との過去についての語りが映像化されるかはまだ良くわかっていません。もしかしたら、2期の作成のために敢えてそこは映像化せずに、2期第1話に使うかもしれませんね。
転生貴族の異世界冒険録はライトノベル小説以外にも漫画が発売していますから、続きが気になる方は漫画を読んでみるのもオススメします。