2023年6月23日発売されたようこそ実力至上主義の教室へ2年生編9.5巻。
今回はよう実2年生編9.5巻について、ネタバレ感想考察をご紹介します。冬休み期間の短い出来事になります。
軽井沢のインフルと真嶋先生
軽井沢がインフルになってしまったことで、クリスマスは綾小路一人で過ごすこととなりました。仲直りしようとしていただけに軽井沢にはさらにダメージがあったようです。
綾小路が一人でジムに向かうとそこには真嶋先生が。綾小路を初心者だと思い込み色々と教えたあと、ジムの職員が好きらしいことを聞きます。綾小路に協力を求められます。
真嶋先生は茶柱や星乃宮とは同級生ですが、こういう話はできないとのことでした。
ちなみにその後綾小路は茶柱や星乃宮が2人でカラオケに行く所を見ると、星乃宮が軽井沢とのことを茶化してきて、この2人には真嶋先生は相談できないだろうなと感じたようです。
鬼龍院はいい所の娘
その後、ヨーグルトメーカーを探していた綾小路は、鬼龍院と遭遇します。鬼龍院は無人島試験での綾小路の戦いを見てから興味を持ったようでした。
そして話をしていく内に鬼龍院の実家は金持ちの家系らしく、祖父から可愛がられていたようでした。ただ、大学へ行って普通に仕事をしたいようで、家とは関係なく一人立地したいようなことを言います。
綾小路や高円寺のような家は知らないようでしたが、鬼龍院は将来また君とは再会しそうだと言います。鬼龍院の勘は1/2の確立で当たるそう。
これ卒業したあとも続くんですかね?個人的にはそこからが本番だと思っているんですけど、0巻を読んだあとなら、なおさらその話を書かないとって思ってしまいます。
一之瀬とのツーショット
その後、一之瀬がメールでケヤキモールで会わないか言われていたので、細かい指定はなかったが遭遇します。
一之瀬は複数の人とツーショットを撮っていたようで、40人以上の人と既に撮っていました。綾小路もツーショットを撮ります。
目的は綾小路とツーショットを撮りたいがために、怪しまれないように沢山の人と撮っていたようです。この前の場面では、白波が一之瀬についてのことを聞いてきており、一之瀬もその話を知っていたようでした。
そこに七瀬が来て一之瀬と写真を撮ることになりますが、宝泉がいたので、七瀬が呼んで3人で写真を撮ります。七瀬によれば、宝泉は一之瀬が好きらしく、七瀬を使って写真を一緒に撮ってもらうように考えていたようなことを七瀬に見抜かれていました。
綾小路の評価の変化
Bクラスでは、ある7人での会議が行われます。
前園が集めたメンバーで池、篠原、松下、須藤、王、小野寺の7人でした。
前園は綾小路が実力を隠していることを指摘したり、クラスの為に表立って協力させることを考えますが、綾小路はこれまで目立ってこなかったことからも、綾小路の意思を尊重するような考えを松下や須藤がします。
そんな中、この話を聞いていたのが、Aクラスの橋本でした。佐倉を容赦なく退学させたことなどを聞いてBクラスの綾小路が黒幕だと確定させたようでした。そしてそれを神室に話して綾小路と接触する協力をとりつけます。
結局前園は納得いっていないような考えでしたね。これ次の特別試験で綾小路になにか行動させようとしてくる可能性がありません?
坂柳の告白
綾小路は坂柳と遭遇します。そこで、Aクラスの真田康生という人物を紹介されます。
真田には1年Bクラスの宮という彼女がいるらしく、坂柳に彼女にあげるプレゼントを選んでもらっていたようでした。しかし2人でいては変な目で見られる可能性もあることから、近くにいた綾小路を使ってデートではないように周囲に思わせるように使います。
真田は吹奏楽部で宮はその後輩だとか。
その後、ケーキを食べそこねていた綾小路の部屋に坂柳がケーキを持ってやってきます。ケーキを食べた後に外で二人で歩くとそこで、坂柳は異性として私はあなたを好きになっていると告白してきます。しかし綾小路に返事は求めませんでした。
綾小路と別れたあと、坂柳はそれはゴミ同然の一之瀬がその気持地に気づかせてくれたと言います。そして坂柳は3年生の時点での綾小路の計画は具体的にわかっていると言い、彼の望むままに進ませては面白くない。自らの計算が及ばぬ領域もあると突きつけたいと、あなたの計画は夏の無人島試験の時から狂いはじめているんですと言います。
龍園からの呼び出し
軽井沢はインフルから回復して、綾小路とは会わずに先にずっと時インフルの時フォローしてくれた佐藤と会う。
龍園から突如呼び出されると、葛城もいた。
そこでクリスマスの日に3学期の始まりに退学者が出る特別試験が実施されるかもしれないと3年の鬼龍院から聞いたと言うと、龍園も3年の籾山から同じ日に同じ事を聞いたという。
3年Bクラスから2年Bクラスに、3年Dクラスから2年Dクラスにクラスランクも一致していた。これで、坂柳や一之瀬も同じく聞いていたら読みは当たりだとします。
しかしなぜかBクラスは掘北ではなく綾小路だったのかと思うと3年からすれば綾小路をリーダーとして選んだとしてもおかしくはなかった。
その後別れると、Aクラスの山村が尾行していることを綾小路が発見。すると、龍園と葛城が戻ってくる。坂柳に情報収集をさせられていたようでした。
その話の中で龍園のタイプは普通の女らしいという話に。普通のタイプってどんなんなんでしょうね。堀北??笑
軽井沢との仲直り
12月29日に久々に軽井沢と再会。2人は互いに謝って、軽井沢が検索してたらしいネックレスをクリスマスプレゼントとして贈る。
これで元通りだと発言するも、綾小路は軽井沢の誕生日3/8は学年末試験が行われる前、それまでは何も変わらないと言っていました。
つまり学年末試験以降はどうなるかわからないといったことでしょうか。
軽井沢の機嫌はよくなり、食事も風呂も寝る時も一緒を求めてきたとか。
でも綾小路の感情が全然動いていないのが悲しいですね・・・
ひよりの父親
新年になり、図書室に行くとひよりと遭遇。ひよりお勧めの本を借りることになりますが、そこで一つ本をプレゼントされます。
その後、平田と須藤が一緒にいる所を発見。須藤は最近学力も上がってきて、後輩の面倒見もいいことからモテてきているそうですが、須藤はそれに気づいていないらしい。またひよりからもらった本の話をすると、平田は恐らくひよりが綾小路に好意があるのではと思ったと思われる。
ひよりの本を開くとそこにはもみの木の栞があり、プレゼントだと考えるとお返しをしなくてはと思った。軽井沢に話して承諾してもらった結果ひよりと2人で出かけることに。
そしてプレゼントしてくれた本はひよりの父である椎名かつみが書いた本だとか。ひよりの本好きはここからだったようでした。
Aクラスの森下
綾小路はAクラスの森下藍に声をかけられ、須藤や高円寺にもBクラスはなぜ上がってきてるのかの調査を坂柳とは関係なく独断でしていたようでした。
坂柳がしていることもわからないとか。
森下は綾小路清隆と呼び捨てで呼んでおり、Bクラスが評価を上げてきていること、OAAと乖離がある生徒に興味が湧いたとか。
Aクラス介入
綾小路はひよりと歩いていると、そこに神室が来て、軽井沢がいるのになぜ女と2人でいるのかと突っかかってきました。そんな所に橋本と鬼頭もやってきます。
そこで5人で一緒に遊ぶという流れに。カラオケを提案すると却下になり、鬼頭はぼそっと神室が音痴だという。結局橋本の提案の様々な場所が却下され、カフェになる。
その後、掘北の陰で暗躍してる真のリーダーはお前だよなと橋本が聞いてくる。そこで綾小路は橋本の望み通り俺が真のリーダーだと認めたほうが良さそうだなと言うと厄介な回答だなと言われます。神室は黒に近いグレーだという。
そして橋本は綾小路を引き抜く話をすると今すぐAクラスに連れて行ってくれるなら前向きに検討したいと誘いに乗る様子を見せると、橋本はなら次の段階に進めそうだなと言う。
まとめ
今回は軽井沢と仲直りできましたが、このままでは終わらないでしょうね。これ軽井沢を裏切れば佐藤も裏切るということになるので、普通にBクラスに居場所はなくなりますよね。
あとは3学期の特別試験で誰かが退学しそうな雰囲気です。