リメイクアニメの放送が始まり、話題になっている『るろうに剣心』。
今回は緋村剣心の死因は梅毒なのか、その理由と本名心太で元妻の雪代巴についても見ていきたいと思います。ぜひ楽しんでいってください!
緋村剣心の死因死亡は梅毒
「るろうに剣心‐明治剣客浪漫譚‐星霜編」において、緋村剣心は死亡しました。その死因は梅毒だと言われています。
梅毒とは性感染症です。皮膚や粘膜から侵入し、全身に広がります。進行が進むと命に関わる疾患で、戦前は不治の病と言われていました。
実際、剣心も梅毒になって日に日に弱っていき、歩くことすらままならず血を吐く様子は見ていられませんでした。パラレルワールドという設定がなかったらかなり鬱展開です。
現在は梅毒の治療薬もあり、治療することができますが「るろうに剣心」で舞台となった明治時代では罹ったら最期と言われる病気だったのでしょう。
梅毒になった理由はなぜ?
剣心の死因は梅毒ということでしたが、どこから感染したのでしょうか。性感染症というと剣心は浮気していたのか、と気になる人もいるでしょう。
現代で梅毒というと、その感染経路のほとんどは性行為です。剣心は薫という心に決めた人がいながら、浮気をする人でしょうか。
ここで「るろうに剣心」の時代背景を見てみましょう。幕末から明治の時代は、戦争や一揆が絶えない時代でした。梅毒は血液からも感染します。怪我の治療を通して感染してしまったのでしょう。
浮気じゃなかったことは安心ですが、最強の剣客の剣心も梅毒にかかるというのは時代のリアルを描いていますよね。梅毒の恐ろしさを感じられます。
緋村剣心の本名は心太
剣心は過去の自分の罪を償うための旅をしていました。梅毒にかかったのはその旅の最中です。病気が悪化し動けなくなりますが、相楽左之助に助けられ東京に戻ります。
迎えにきた薫は剣心のことを「心太」と呼んでいました。それが剣心の最期になります。心太(しんた)は剣心の本名なのです。
剣心には他にも異名などがありますが、幼少期の名前は心太でした。剣心の師匠である比古清十郎に名づけられたことで「緋村剣心」という名前になりました。
剣心は元々身売りの少年でしたが、比古は剣心の中に優しさと芯の強さを見出し飛天御剣流の継承者にしようとしました。継承者として「心太」という名は優しすぎるという理由から「剣心」になったのです。
緋村剣心の元妻は雪代巴
雪代巴(ゆきしろともえ)は剣心の元妻です。剣心が人斬り抜刀斎だった頃に、剣心と雪代巴は夫婦の関係でした。
OVAである『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 追憶編』で、雪代巴との出会いから彼女の最期までを見ることができます。
夫婦だったふたりですが、最終的には剣心は巴を手にかけてしまいます。巴の正体は剣心が殺した清里明良の許嫁でいわばスパイだったのです。
弟の雪代縁といえば剣心の因縁の相手で実写映画の『るろうに剣心 最終章 The Final』では壮絶な戦いを繰り広げました。その理由が雪代巴だったというわけです。
まとめ
今回は「るろうに剣心‐明治剣客浪漫譚‐星霜編」の剣心の死因である梅毒について、感染経路や剣心の本名、元妻の雪代巴についても考えていきました。
アニメのリメイクは賛否両論ありますが、作品が話題になることは間違いないので今後も楽しみにしていきましょう!