リゼロ35巻特典SS『親竜の国/メィリィの魔獣見聞録④』ネタバレ考察!ボルカニカVSラインハルトにフェルトがファルセイルに間違えられる【とらのあな】

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今回はリゼロ35巻のとらのあな店舗特典SSの『親竜の国/メィリィの魔獣見聞録④』についてご紹介します。

この話は、メィリィの有用性を確認するためフェルト陣営と共に監視塔に向かう話です。

前回までは、監視塔に向かう砂海の中で突如ボルカニカに攻撃されてしまう所で終わりました。

目次

『親竜の国/メィリィの魔獣見聞録④』の振り返り

迫るボルカニカ

メィリィは近づいてくる魔獣に集中していたが、神龍の攻撃が迫る中に近づいてくる魔獣はいないと話す。フェルトは神龍の発光を打ち払うラインハルトに手抜いてんじゃねーだろーなと言うと相手もかなりの力量だと伝心の加護を使って頭の中に直接話す。

驚くメィリィ。フラム、グラシス、エッゾも同行しており、膠着した状況に頭を悩ませるがメィリィが何か思い出して巾着から黒い龍の爪を取り出す。これがあればあの神龍ちゃんも怒らないってお姉さんたちが…というと、フェルトがなんでそんな大事なもん仕舞い込んでたんだと怒る。

ラインハルトは深く踏み込めば足を取られる砂を『砂遊びの加護』で無力化し、『空駆けの加護』で宙を蹴りながら『再臨の加護』で一度見た攻撃に対し予兆を感じていた。

すると待機を命じた竜車からフェルトが身を乗り出す。すると神龍の意識がフェルトに向く。ラインハルトは龍剣を抜こうとするも抜けなかった。そしてボルカニカは翼を広げて信じられない速度でフェルトへと迫る。

フェルトとファルセイルを見間違えるボルカニカ

そしてラインハルトは手刀でボルカニカの首を断たんと振りかぶるとフェルトに止められる。

すると『ファルセイル、汝の無茶には我も、他の皆も疲れ切ったぞ』と竜車の鼻先に到着したボルカニカがフェルトに声をかける。

その後、メィリィの約束手形があれば龍も歓迎ってわけだと言うフェルト。

エッゾが先程のラインハルトの戦いぶりを見る限り、称賛すべきは戦って生還したエミリア嬢だろうな、ロズワールの支援を受けている点は相容れないがと言う。一方ボルカニカは『我、ボルカニカ。古の盟約により頂へ至る者の志を問わん』と何を聞いてもこの調子だった。

ほんとに伝説の神龍なのかと言うフェルトにラインハルトは対峙した僕も間違いないと保証できると言う。ラインハルトがフェルトに向かっていくボルカニカを見てとんでもない顔をしていたことに対して、フェルトは今回は神龍だったからお前が泡食って戻ってくんのもおかしかねーとわりーと頭を下げる。すると皆揃って驚き、フラムとグラシスも天変地異の前触れだという。

王族

『汝、塔の頂へ至りし者。一層を踏む、全能の請願者』とボルカニカが言うとフェルトはうるせーな今テメーと喋ってねーよ!と怒る。

そこでメィリィは神龍ちゃんがフェルトちゃんを変な名前で呼ぶのは何なのかしらあ?と言うとエッゾがファルセイルは王国の最後の獅子王と呼ばれ、神龍と盟約を結んだ王だと言う。

フェルトはそいつは男のはずだろ間違えるのは失礼じゃねーかという。ラインハルトはですが神龍は王族の方と見間違えたという可能性は…というとやめろラインハルト。アタシが何者だろうとアタシはアタシだと言う。ラインハルトは頭を下げる。

そうして塔へ向かう。フェルトはラインハルトといい、龍といい、なんでアタシの担当なんだよ…と言う。メィリィは竜車と一緒に塔まで歩いてくるボルカニカを見て、たくさんの人がくるなら神龍ちゃんの爪ってたくさんもらっておいたほうがいいんじゃないからしらあと言う。

『親竜の国/メィリィの魔獣見聞録④』の解説考察

フェルトが王族

短編集か特典でフェルトが幼い頃に生きていた王族がロム爺にフェルトを託したという話があります。王族の特徴である金髪に赤い目も同じですし、昔からフェルトが王族だと予想できました。

今回のボルカニカがファルセイルと間違えたこともフェルトが王族の血を引いているという話を後押ししていますよね。ボルカニカは過去にエミリアをサテラだと勘違いしたこともあり、完全なボケではないはずなので、何かしら関係性はあるとわかります。

今回の話の中でフェルトはラインハルトも龍もなんでアタシの担当なんだよ…と言っていましたけど、三英傑や監視塔の1層の手形からもフェルトは関係していますよね。

手形は男4人女2人の6人で、男はフリューゲル、レイド、ファルセイル。女はサテラとエキドナかシャウラ。残りの男の一人は恐らくホーシンでしょう。最終章近くで関係する人物らが集結することになりそうです。

ちなみにホーシンの正体は異世界かるてっとの劇場版でアレク・ホーシンという40歳くらいの赤毛の男性だと判明しています。荒れ地のホーシンとはアレクホーシンの名前が間違って伝わったということがパンフレットから判明しています。

ラインハルトの加護

今回ラインハルトはいくつかの加護を使いました。

・伝心の加護
自分の考えを相手に伝える。5章でリリアナも使った加護で歌を歌うことで広範囲に広げました。

・砂遊びの加護
砂を無効化。恐らく普通の地面のように歩ける。

・空駆けの加護
宙を蹴ることができる。レグルスを倒した時も空高く飛んでいきましたよね。

・再臨の加護
2度目の攻撃を見切れる

空駆けの加護に近いものとして、レイドやキャロル・レメンディスが空を蹴る技を見せていますが、これは加護ではなく技という情報があります。

まとめ

ということでまとめます。

・ボルカニカはフェルトをファルセイルと間違える
・正直、ボルカニカが止まったのは龍の爪なのかフェルトがいたからなのかわからない

やっと監視塔に入るラインハルトとボルカニカの戦いが終わりましたけど、監視塔の話まであるのか?メィリィの有用性の確認の為なので、タイゲタの書庫まで行くのか。

その後、ルグニカの調査団でまとめて行くという流れなので、サイドストーリーがかなり長いですね。

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