9月末にスペシャル番組が放送され、10月6日からアニメ放送がスタートしました「葬送のフリーレン」
物語の序盤から登場したハイターはフリーレン、ヒンメルたちと共に魔王を倒した英雄の一人でした。彼の実力はフリーレンも驚くほどのものです。
そこで今回は、フリーレンが驚くほどのハイターの強さ、弟子、そして実は酒好きなのか調べてみました。
ハイターの声優は東地宏樹
📕キャラ紹介🍺
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) September 29, 2023
ハイター CV#東地宏樹
魔王を倒した勇者パーティーの僧侶。ヒンメルの幼馴染で、高度な回復魔法を操る優秀な僧侶だが、酒好き。#フリーレン pic.twitter.com/0HBJE9VdQE
アニメ「葬送のフリーレン」でハイター役を演じられたのは東地宏樹さんです。
東地さんが演じられた主なキャラクター
- PSYCHO-PASS:須郷鉄平
- BLEACH:銀城空吾
- FAIRY TAIL:パンサー・リリー
- 機動戦士ガンダムAGE:グルーデック・エイノア
- 黒執事:バルドロイ
- ダイヤのA:片岡鉄心
- プリズン・ブレイク―:マイケル・スコフィールド)
- 七つの大罪:エスタロッサ
東地さんはダンディさが溢れかっこよく、人気があります。声も低く太く、かっこいい大人の男性感が溢れ、担当したキャラそれぞれにぴったりはまっていました。
ハイターのビジュアルは、東地さんが担当した男性キャラよりもいかつさがなく、優しい雰囲気がありましたが、低いハスキー気味な声がすごくあっていましたね。
ハイターの魔力!制御してたフリーレンに私の5分の1だという
ハイターの魔力は化け物級だと言われています。その理由に、フリーレンの魔力偽装を見抜けなかった際に、フリーレンの魔力は自身の5分の1だと思った事です。
フリーレンは魔力を偽装した状態でも、百年間研鑽した魔法使いと同じほどの魔力を持っていました。それほどの魔力を自身の5分の1と言ったハイターは、シンプルに考えると百年間研鑽した魔法使い×5の魔力を持っていることになります。また、この発言はフリーレンと初対面でのことでしたので、10代で既に異常な魔力を持っていたのでしょう。
そして、仲間に“2か月無補給無酸素状態での生存”を可能にさせる魔法をかけれるほどの実力者ですので、フリーレンは驚き通り越して呆れてましたね。
ハイターの年齢強さ
葬送のフリーレン 4話
— 二月尽 (@NigatsuJIN) October 6, 2023
ハイターとアイゼンは密に連絡を取りフリーレンを助けようとしたが、実は花畑で戯れていたのはヒンメルとフリーレンを二人っきりにするつもりだったり、花冠を編んだのもヒンメルに促す思惑だったのだろうか。心の機微に聡いハイターなら考えそうだと実感がこもる。#フリーレン pic.twitter.com/HmaWsM9PE2
ハイターの年齢ははっきりとは明記されていません。しかし、ハイターと旅を共にした勇者ヒンメルの年齢はわかりました。ヒンメルとハイターは同じ孤児院で育った幼馴染ですので、彼らが同年代なのであれば、ハイターは100歳前後で亡くなったでしょう。
- 旅立ち:15,6歳
- 旅中(旅立ちから7年):ヒンメル・23歳
- 冒険終了:25,6歳
- 50年後(ヒンメル死):75,6歳
- 20年後(フリーレンと再会):95,6歳
そしてハイターの死後、フリーレンとハイターの弟子・フェルンが共に旅に出た時に「勇者ヒンメルの死から26年後」と書かれているので、フリーレンはハイターのところでは5,6年過ごしたことになります。ですので、ハイターとヒンメルが同年代だと仮定すると、ハイターは100歳前後で亡くなったでしょう。
そして、ハイターは魔王を倒した勇者の仲間の一人でしたので、相当な強さだったと思いますが実際はどれぐらいだったのでしょうか。
ハイターは女神の魔法を使う僧侶です。元々物語の中での回復、解読、治療と言った医療系は僧侶の専門範囲でした。フリーレンでさえ高度な回復魔法は使いこなせないレベルのものでしたが、ハイターはそれをも使いこなす僧侶です。
ハイターの戦闘シーンは回想でも多くは描かれず、実際の強さはわかりません。ですが、10年も旅をして誰一人欠けず五体満足で帰還していることから、旅の最中は相当高いレベルの治療や、回復を受けていたと考えられます。また、ただ回復役としてパーティにいたわけではなく、普通に攻撃やゲームでいうバッファー的なこともしてきたそうです。
ハイターの弟子フェルンを拾った経緯
ハイターはヒンメルの死後、再会したフリーレンとアイゼンと別れ、聖都に戻りました。20年後、ハイターのもとに訪れたフリーレンは森の中でハイターの弟子フェルンと初対面します。
フェルンは戦後孤児で、ハイターとの出会いは、家族を失い、自身の命も断とうとした時でした。大人しく余生を過ごすつもりだったハイターでしたが、ヒンメルが死んだことであることに気付き、その思いをフェルンに託そうとします。
私がこのまま死んだら、
彼から学んだ 勇気や意志や友情や、大切な思い出まで
この世から無くなってしまうのではないかと。
これに気付いたハイターは、幼いながらに生きる意味を失い死のうとしたフェルンに、大切な思い出があるのに死を選ぶなら勿体ないと言います。ハイターの想いを受け取ったフェルンは、彼に自身を救った事を後悔してほしくなく、一人前の魔法使いになることで恩返ししようとしました。
結果、ハイターが亡くなる前にフェルンはフリーレンに認められるほどの実力をつけます。そして、ハイターはフリーレンにフェルンを託し、穏やかに一生を終えました。
ハイターは酒好き
ハイターは自他ともに認める酒好きです。
1話で、王様より魔王討伐の報酬として彫像と作ってもらいました。その時、フリーレンが旅立った時とは対応の差が違うと文句を言うのに対して
まあまあ、フリーレン。
こうしてタダ酒も飲めるわけですし、それでいいじゃないですか。
また、ヒンメルの証言ではハイターは旅の最中で、週に一回は二日酔いになっており、役に立たなかったと言われる始末でした。
旅の終わりから50年後、再会を果たしたフリーレン一行でしたが、ヒンメルの死後またそれぞれの地に向かう事になります。別れ際にハイターは
二人とも顔をよく見せて、これで最後になるでしょう。
長年の酒が祟りましてね
と変わらずお酒を飲み続け、体を悪くしている事を伝えました。そして、自身のお墓に寄る際は、お酒を供えてほしいとお願いをしています。また、過去の回想でもフリーレンに好きなものは酒だと断言されてしまうほどでした。
様々な場面で、ハイターがお酒を飲んでいるという言動がありましたので、明記はしていなくてもお酒が好きだったのは明らかだったでしょう。
まとめ
真面目そうに見えて、かなりおちゃめな部分のあるハイターでした。
回想の中では、よくフリーレンの魔法を見て褒めたり、楽しんだり、可愛かった印象があります。
ハイターは回想の中でしか登場はしませんが、ハイターの想いを託されたフェルンを通してまた新たなハイターが知れたら楽しみですね。