壬氏の本名は華瑞月で意味!現皇帝の息子で母親は阿多妃【薬屋のひとりごと】

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薬屋のひとりごとのメインキャラクターである壬氏に注目が集まっています。序盤では宦官として後宮を仕切っている人物という認識でした。しかし、徐々に壬氏が皇帝と何かしら関係があるのではと思われるようになってきています。

そこで今回は壬氏の本名、実際は現皇帝の息子で母親は阿多妃であることについて解説していきます。





目次

壬氏の本名は華瑞月(か・ずいげつ)で意味は?

壬氏の本名は華瑞月(カ・ズイゲツ)ですが、本名を呼べない身分の人たちからは「月の君」「夜の君」とも呼ばれています。「華」という字を使用できるのは茘(リー)国では物皇帝と皇帝の弟のみになります。

瑞:みずみずしく美しいこと。若々しくうるわしいこと。
月:天体の月

華瑞月の字の意味を見てみると上記のようになります。瑞は漢字のイメージから「人生で幸運に恵まれますように」「縁起が良い」とも解釈され、月は神秘的な魅力や周囲を照らすといった意味で名付けることもあります。

字の意味を踏まえると絶世の美男子と言われ男女問わず魅了する壬氏にぴったりな名前だと思います。



壬氏の父親は先帝で現皇帝の弟だと思われている

壬氏は先帝と皇太后の子であり、自分は皇弟と思い込んでいるところがあります。しかし、ストーリが進むにつれて正体が少しずつ分かってきています。

壬氏が作中で父と思っていた人は「兄」で、祖父と思っていた人が「父」と記憶を辿っているシーンがあります。これは壬氏が年齢を偽っていたことと、皇太后が幼くして先帝との子を産んだことが関係しています。そのため現皇帝と壬氏は約15歳前後の年齢差があるため、幼い頃に壬氏が現皇帝を父親だと認識しても不思議ではありません。

先帝が父親とされていましたが、年老いた姿を見た時に自分の父親だと思えなかったことや顔立ちが違っていたことから実子ではないと思っていたそうです。しかし、先帝の若い頃を知っている者からは壬氏の声や顔立ちは当時の先帝とそっくりだと言われています。

後述する子どもの入れ替え事件がきっかけで、壬氏は先帝と皇太后の子ということになり現皇帝の弟として生きていくことになりました。



壬氏の母親は阿多妃で安氏の子供と取替え

壬氏は現皇帝と阿多妃の息子ですが、出生については赤ん坊の取り換え事件がありました。壬氏の母親である阿多妃と皇太后安氏は赤ん坊を交換しそれぞれそのまま連れて帰ります。

まだ現皇帝が皇太子だった頃に阿多妃の出産と先皇帝と安氏の出産が重なってしまいます。医師が安氏に付き添っていたことで、阿多妃は子どもを産んだ後に子宮を無くし二度と子を産めなくなってしまいました。このことから阿多妃は何があっても皇帝の子なら優先されると考え入れ替えることを決めます。

そして、二人が取り替えた理由として、安氏は恨んでいる先帝との子どもを手放したい、阿多妃はたった一人の息子に不利益がないようといったお互いの思惑が一致したためでした。



壬氏は現皇帝の長子

壬氏は公式には現帝の弟とされていますが、皇帝の実子です。このことは入れ替え事件を知っているごく一部の人のみが知っていて、本人も自分の出生については知りません

なので、本来であれば壬氏は皇位継承者候補となりますが、もともと皇帝になることを望んでいないのと後宮で跡継ぎを育て自分が皇位継承者候補から外れようと思っています。

そして本当の皇弟は阿多妃のところに連れてこられた後侍女風明が世話をしていました。しかし、滋養にいいという蜂蜜を飲ませてしまったことが原因で亡くなっています。



壬氏が正体を隠している理由

壬氏が宦官のふりをして後宮で働いているのは皇帝からの命令です。

  • 皇帝に対し不穏な動きをする者を見つけ出す
  • 皇后の選別・排斥

後宮を仕切っている壬氏はその外見から男女問わずに夜の誘いがあるほどです。その外見を活かし皇帝に反逆心を抱いている者を炙り出し、忠誠心を試すことで反乱分子を取り除く役割も持っています。また、後宮にいる妃が皇帝に相応しいか見極め相応しくない妃を追放したりもしています。

壬氏自身は皇位継承者候補から外れたいと思っているので、一刻も早く世継ぎとなる皇子を育て上げたいと思っているのかもしれません。



まとめ

壬氏の出生についてまとめてきました。実は皇弟ではなく皇帝の実子だったのですが、本人は違和感を感じつつも気付いていない様子です。

壬氏が皇子だとバレた時に周囲の反応や猫猫との関係がどうなっていくのか気になりますね。





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