薬屋のひとりごとに登場する、緑青館の妓女の一人で三姫という人気の女華(じょか)。
今回は、女華の正体や皇族との関係華佗の孫で天祐の従姉妹なこと、割れた翡翠の牌の事件についてなどご紹介します。
女華は緑青館の三姫の一人!年齢30歳
薬屋のひとりごと4巻読んだ 姐ちゃんズかわいい…女華姐ちゃんすこ pic.twitter.com/uK4VPUib1U
— しぃな (@morismo7) March 2, 2019
女華は緑青館で有名な三姫の一人になります。
猫猫の事を小さい頃から面倒を見てきた一人でもあります。ただ、娼館にいますが、大の男嫌いでした。なのにこの地位まで登っているのは凄いですよね。
それは身を売るのではなく、芸を売るということで、成り立っているようです。科挙の受験者に人気があり、女華に認められれば合格するとまで噂されています。詩を作るのが上手とのことで、かなりの才女で頭が良いとされています。
クールっぽい印象であり、いつも不機嫌な雰囲気を纏っている人物です。
小説13巻時点では、30歳になっています。初登場時は27歳だと思われます。1巻から3年経過している時系列です。
女華の名前の意味と華の名前は皇族のみ
薬屋のひとりごとは小説が数万倍面白いです。
— 酒呑みの翁@岩統一 (@okina218437) October 15, 2023
しかし、漫画ではこの方の女華小姐が素晴らしいから大好き。 pic.twitter.com/tZ6TZ8UuTI
そして物語の舞台となっている茘(リー)の国では、なんと華と名前に付けて良いのは皇族だけとのことでした。
女華の母親は芸のない妓女で、美しい顔だけを誇りにしていたようです。結果、男に騙されて子を産んで呪詛を吐きながら死んでいったという話になっていました。
そして小説13巻では、女華の名前から、客が皇族の血筋なのか聞いてきました。しかし女華の名前は母親の当てつけにつけた名前でした。妓女がそんな名前をつけるのは危険な行為でしたが、同時に話題性もありました。
そして女華は母は私の父は尊き人だと言っていたということを話します。そこで、細工箱の中から表面が破れた翡翠の牌を取り出し、母は宝だと持っていたとか。聞いてきたのは芳という男だと判明します。
割れた翡翠の牌を巡った事件
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そして、羅漢の部屋で王芳という武官が殺されていました。それは三股をかけていた官女3人に結託されて殺されたという話になりましたが、何かそれだけではないような気がしました。また王芳は女華に会いに来て皇族の血なのか聞いてきた人物でもありました。
14巻では、女華の部屋に盗みが入ります。犯人は男でしたがそれを誘導したのは、猫猫が緑青館に連れてきた梓琳(ズーリン)という子の姉によるものでした。梓琳姉の動機は稼ぐために何でもやるとのことで、稼ぐ為には頂点になる必要がある。だから古参どもが邪魔だという話でした。
そして、女華の部屋に盗みに入った理由は翡翠の牌でしたが、女華は王芳が殺された話を聞いて嫌な予感がしたから、隠しており翡翠の牌は無事でした。ただ、細工箱は盗まれました。
そうして、皇族の名を語る商売はおしまいだとして、女華はお金も貯めたし妓女を引退することを選びます。翡翠牌は猫猫に託します。引退後は、やり手婆の代わりに緑青館を継ぐ意思を持っているようでした。
翡翠の牌の意味
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— ねこクラゲ✽薬屋⑫巻発売中 (@nekokurage_) December 26, 2018
おめかし猫猫ちゃんもあんな壬氏さんも三姫ちゃんズも、描くのをとっても楽しみにしてたけどそういえば美形描くのすごい苦手だったやーひえええって描きました~ pic.twitter.com/4Yrqu84pSH
猫猫は女華に頼まれて、翡翠の牌について調べます。壬氏に調査してもらうと、華押(サイン)が模様がありました。
その後、華佗(カダ)と呼ばれた者の華押だと判明しました。ちなみに華佗は医者であり、死んだ皇族をすぐ様解剖したとして処刑された人物です。
そこで、華佗の名前が上がったので、猫猫は壬氏に同僚の天祐も華佗の末裔だと教えます。さらには王芳は羅漢の家で天祐を探っていたのではないかと予想します。
王芳は翡翠牌を欲しがっており、皇族の落胤を探していた可能性。さらに辰の一族の家宝についても探していたこと、王芳を殺した官女の関係性を洗うと辰の一族が出てきました。ただそれ以上のことはまだわかっていません。
女華の正体は華佗の孫で天祐の従姉妹!天佑父の兄が父親
薬屋のひとりごと11巻発売まであと7日!
— にゃけ彦 (@nyakehiko_t) April 22, 2021
天祐 え?今回俺、大活躍するの?
🐱(何かイラっとする表情するな)…知りませんよ#薬屋FA pic.twitter.com/QPaLM11muW
その後、壬氏が天祐と会うことになると、天祐の家が燃やされており、割れた翡翠牌を持っていたことから、天祐の父親が罪人だと言われていました。それを壬氏が収めます。
そして女華の翡翠牌と天祐の翡翠牌が半分に割れたもので一致します。つまり2人は親族でした。
その後、天祐の父から話を聞きます。曾祖母は誰にも知られるよう捨てないよう保管してたが、兄が突如皇族の宝がどこかに隠されていると言い出して翡翠牌を持ち出したとか。父はそれを許さず弟にも権利があると言った結果、翡翠牌を割ったんだそう。
華佗は天佑父親の曾祖母と結ばれていたということです。つまり、天祐の父の兄が女華の父親ということでした。天佑父にとっては女華は姪となり、天佑としては従姉妹となります。
それから、秘宝については、猫猫が翡翠牌を合わせることで、いくつも線が切り刻まれていた理由がわかり、それを地図と照らし合わせ森の大きな木からツボを見つけます。そこには華佗の書となるようなものがありました。壬氏は復元した後に猫猫にも見せる話をします。
まとめ
ということで今回は女華と天祐について紹介しました。
14巻は既に小説家になろうの範囲を超えている部分です。なので無料では読める部分はもうないですが、だからこそ15巻も発売が楽しみです。
恐らくは辰の一族と皇族の落胤についての話があるのではないでしょうか。