ナガノさんによる人気Web漫画『ちいかわ』。半年以上続くセイレーン編が結末を迎えました。
今回は人魚の肉で得られた永遠の命は単三電池なこと、葉っぱ島民のふたりが人魚食べた犯人ということを中心に見ていきましょう。
人魚の肉を食べると永遠の命が手に入る本の噂
ちいかわセイレーン編がよくおすすめに来るから見てたけど、上陸時にすでに炭酸・単三の伏線張っていたのね pic.twitter.com/U3Vw1MhYkJ
— ハジノリボン(牝)🏇🪵 (@gahahanome) November 21, 2023
セイレーンはちいかわ達にとって100倍の討伐対象でしたが、セイレーンが島の住民を食べるのは仲間の人魚を食べられたことが原因でした。
セイレーンが島の住民を食べている最中、ラッコ先生に民家に隠れるように言われたちいかわ達はそこで「伝説の生物図鑑」を見つけます。
それは、セイレーンの名前を聞いたハチワレがずっと思い出そうとしていた本です。そこには「人魚の肉を食べると永遠の命が手に入る」と書いてありました。
人魚の肉を食べた犯人の目的は永遠の命だったのかもしれません。ハチワレたちがその噂を知っているか島の住民に聞いても知らない様子でした。
葉っぱ島民2人が人魚を食べた犯人
しかし知らないというのは嘘で、葉っぱ島民2人が人魚を食べた犯人でした。人魚の肉を食べるとお尻に模様のようなものができるそうです。
島の住民たちは皆、腰から下を隠せるスカートのようなものを着ていますが、ちいかわたちと行動を共にした葉っぱ島民は肩から下を隠せるワンピースのようなものを身につけています。
また、セイレーンに激辛カレーを食べさせる作戦を実行している際に、ちいかわは一枚葉の住民の家で鱗を見つけています。
そもそも人魚の噂が書かれた「伝説の生物図鑑」を見つけた民家には釣り竿がふたつ置いてありました。この民家は葉っぱ島民2人の家だったのでしょう。
セイレーンは犯人に、体ピッタリの檻に入れて暗くて深いところで永遠の命を味わってもらうと話していました。怖すぎますね。
人魚の肉を食べた理由はセイレーンに釣り船を転覆させられ死にかけたから
セイレーンどころかちいかわにも自分達の秘密を知られた恐怖を分かち合うように震える手を繋いだ二人を見て“真実を隠す”という決断を下した覚悟ガン決まりのちいかわの描写が余りにもエグ過ぎる pic.twitter.com/x6lORuTSVv
— キラーマ (@kingslimeLv99) November 17, 2023
この葉っぱ島民2人が人魚の肉を食べた理由は、永遠の命が欲しいという欲望ではなく、「セイレーンに釣り船を転覆させられ死にかけたから」というものでした。
セイレーンが海で人魚たちと遊んでいたときに、釣りに来ていた葉っぱ島民2人の船にぶつかって転覆させてしまいました。
海に投げ出され岸に辿り着きましたが、葉っぱ島民2人のうち二枚葉が起き上がりませんでした。焦った一枚葉が本の内容を思い出します。
二枚葉を生き返らせるために、一匹の人魚を誘き寄せて捕まえるのです。人魚の煮付けを食べることで二枚葉は命を取り戻します。
葉っぱ島民2人のお尻に単三電池のボックスができる
二枚葉が生き返った後、人魚を食べて永遠の命を持ってしまったことを知ります。将来的にひとりぼっちになってしまうことが寂しくなってしまいました。
そこで一枚葉にも人魚の煮付を食べさせました。そのとき葉っぱ島民2人のお尻に違和感を感じ、見てみると単三電池のボックスができていました。
入っている電池をとってみると、魂が抜かれたかのように倒れてしまいます。実はこれこそが人魚を食べたことで手に入る永遠の命でした。
永遠の命というより、電池で動く人形のようになってしまいました。葉っぱ島民2人はこれを秘密にして生きていくことに決めたのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は「ちいかわ」のセイレーン編の犯人について見ていきました。
セイレーン編はファンの中で「ちいかわの劇場」と言われるほど非常に考えさせられる話で、誰が悪いと一概に言えないストーリーでした。