『即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが』(以下『即死チート』)のテレビアニメが2024年1月5日より放送開始されています。
「小説家になろう」にて連載されており、2017年には異世界転生/転移ジャンルのランキングで年間1位し、シリーズ発行部数は累計150万部を突破している人気の作品です。
今回は『即死チート』について、賢者シオンがなぜ死亡したのか、死亡は何巻なのか、本名や高遠夜霧に殺されないのか、ヨウイチが好きなのかなどについてご紹介していきます。
賢者シオンは元日本人で本名は竜王院紫苑
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— TVアニメ『即死チートが最強すぎて、 異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。』公式 (@sokushicheat_pr) August 23, 2023
⚔️📝#即死チート📝⚰️
📢キャラクター紹介📢
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📖賢者シオン: #堀江由衣 さん
夜霧たちのクラスをバスごとこの世界に召喚した賢者。自身も召喚されて冒険の末に賢者となった過去がある。
💭堀江さんのコメントはコチラhttps://t.co/Ef69VtFHcl pic.twitter.com/kxhIzuZAuT
『即死チート』に登場する異世界の住人である賢者のシオンは、元は日本人であり本名は「竜王院紫苑(りゅうおういん しおん)」といいます。
修学旅行中だった高校生の高遠夜霧のクラス全員を賢者候補として乗っていたバスごと異世界に召喚した張本人ですが、実はシオンも元は日本人で過去に異世界に召喚された過去を持ちます。
異世界に存在する大賢者の孫であり絶大な魔力を誇る魔法使いで、異世界に召喚してすぐクラスの担当教師やバスの運転手を殺害し、クラスメイトを従わせます。
お淑やかなお嬢様のような見た目で常に笑顔で物腰柔らかく話しますが、躊躇なく人を殺害し有無を言わさず命令に従わせるという冷酷な性格をしています。
ちなみにアニメでは、声優を堀江由衣さんが担当していますね。
賢者シオンの死亡は何巻何話?
異世界に高遠夜霧たちを召喚した賢者シオンは作中に死んでしまいます。何巻の何話で死んでしまうのでしょうか。
賢者シオンは小説4巻の21話で死んでしまいます。漫画版は9巻まで刊行されていますが、まだシオンが死んでしまうところまではいっていません。小説は現在14巻まで発売されているので、かなり序盤での退場になってしまいます。
シオンは膨大な魔力を保持しており、常に成長を続けています。そしていくら体を傷つけられても死んでも一瞬で回復させることが可能なのです。
しかしそのシオンが殺されてしまうのです。最強かに思われるシオンが一体なぜ死んでしまうのかを次に紹介します。
賢者シオンの死亡理由は魔神の肉に飲み込まれる
『即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。2』
— rYo@ラノベマンガ感想 (@rYo3336333) June 17, 2017
魔神うっかり殺しちゃったは草生えるわww
知千佳が男に狙われるのってその服装のせいもあるだろ!w
あと、ショタ夜霧サイコーww
無邪気で最強とか超ツボだわww#ラノベ感想 #ネタバレ注意 pic.twitter.com/czVauszjqx
ここからは常に成長し続け、攻撃も通用しないはずの賢者シオンはなぜ死んでしまったのかについて説明していきます。
結論から述べると、シオンは「魔神」と呼ばれる存在の肉の中に飲み込まれてその一部とされてしまうのです。シオンは突然透明で巨大な塊に遭遇し、その塊に周囲を囲まれますが、シオンは全魔力を放ち攻撃して跡形も残らず消してしまいます。
しかし塊は消滅しておらず、肉の塊となり最後には女神のような美しい女性へと姿を変えます。それが魔神であり、シオンの足首を触手で捉えていました。
シオンは触手を切り離しすぐに逃げようとしますが、なぜか転移魔法は使えずあっという間に肉の中に取り込まれてしまったのです。
神に匹敵する絶対的な力を前になすすべなくシオンのどんどん体は吸収されていき、最後には消えて無くなってしまいました。
賢者シオンは高遠夜霧に殺されない
人だけでなく物でさえ、頭で思うだけで即死させることができる力を持つ高遠夜霧ですが、異世界に召喚し酷い目に遭わされた賢者シオンを殺すことはしませんでした。
シオンは夜霧に元の世界に戻る方法を尋ねられ、話さなければ右足首のように少しずつ削っていくと脅されます。
一度は秘密の拠点に逃亡しますが、夜霧の能力が目の前にいなくても効果があることが分かり、拠点にいた仲間のヨウイチにまで被害を及んだことでもう一度夜霧のところに戻ります。
そうして戻る用意はしていないが、元の世界の座標を教え、戻るのに必要なエネルギーの一部として賢者の石を渡すのです。
夜霧はあくまで目的は情報収集であり、多少恨みはあるものの殺すほどではないとして去り、シオンは殺されずに済むのでした。
賢者シオンはヨウイチが好き?
シオンって名前の人、大体怖い?
— ケンタ@たんレナハアハア (@renakenta) September 4, 2023
: "即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。-ΑΩ- 1 (…"(納都 花丸, 藤孝 剛志, 成瀬 ちさと 著)https://t.co/3VfjjeXhGw pic.twitter.com/rAz7GxQxOS
『即死チート』には、賢者の従者であるヨウイチというキャラクターが登場します。シオンがヨウイチのことを好きだという直接的な表現はありませんでしたが、好意を寄せていると考えられます。
ヨウイチとは、シオンが異世界に召喚される前の人間であった頃からの付き合いのようで、心を許しているような部分があります。
また夜霧からの攻撃がヨウイチにまで及んだ際には、自分のことは顧みずに夜霧の元へ戻り、ヨウイチのことは助けてほしいと頼んでいます。
その後夜霧たちが去った後もヨウイチのことを気にかけ、手当てをしなければいけないと考えています。赤の他人とはいえ人間を迷わず殺し、賢者を選出するため召喚した者たちを殺し合わせるような冷酷なシオンがそこまで気にかけているヨウイチは、シオンにとって大切な存在のように思えます。
さらに魔神に飲み込まれ死んでしまう最期の言葉が「ヨウイチくん」であったこともヨウイチへの好意の感情が表れているのではないでしょうか。
まとめ
今回は『即死チート』について、賢者シオンがなぜ死亡したのか、死亡は何巻なのか、本名や高遠夜霧に殺されないのか、ヨウイチが好きなのかなどについてご紹介してきました。
絶対的な力を持ち、誰にも負けないような力を持っていたシオンですが、夜霧の即死能力には敵わず、魔神にはあっけなく殺されてしまうのでした。
シオンがどのように死んでしまうのか、ヨウイチとの関係性など詳しく知りたい方は、ぜひ小説や漫画を手に取ってみてくださいね。