よう実 椿桜子の正体は雪の姉妹で0巻!椿雪の花言葉や綾小路ホワイトルーム4期生で2年生編11巻で確定【ようこそ実力至上主義の教室へ】

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綾小路清隆のホワイトルーム時代と父親の篤臣のホワイトルームの立ち上げが描かれた0巻。

そこに登場したネームドキャラである雪ちゃん。綾小路との絡みも多く、何度も出てきました。

そして今回の2年生編11巻にて、椿桜子の会話の内容から雪ちゃんの妹が椿桜子だと確定したと思いますので、振り返ってまとめてみました。



目次

0巻のホワイトルーム生の雪

まず、雪(ゆき)とは、よう実2期アニメのDVD特典として配られた0巻に登場した人物です。

綾小路はホワイトルームの4期生でしたが、当初は74名いました。その中で最後の3人まで残っていたのが雪でした。勉強やゲーム、体術などに取り組んで上位者に絞り込まれます。脱落するものはいつも精神が壊れたように出ていきます。

雪は人参を食べた時に美味しくないと言ったり、綾小路が発言しなかった感想などを言うような人物になっていきました。さらには、水泳の授業で綾小路に積極的に話しかけたり、と目的がないのに話しかけたりすることは綾小路にとっては珍しいことでした。綾小路は『なんでそんなに会話が上手なの?』と聞きますが、雪も考えたことがなかったのでわかりませんでした。

さらに、なにもない所で躓いた時に、それがおかしかったのか雪は笑います。綾小路達は笑うことを教えられていませんでしたが、雪は自然に笑っていて、あとからそれが笑顔だと気づくのは遅くはありませんでした。

しかしある時の訓練で雪は成績を残すことができず脱落します。その時に『まだやれます!チャンスをください!』『清隆助けて!』など言いますが、綾小路は雪がここ最近成長していないことを言い、もう限界だと言い放ちます。

しかし、雪があまりにもしがみついてきた結果なのか、綾小路は教官に言います。『今日は昼頃から体調を悪そうにしており出血がある』と。早くても9歳でなる女性特有の症状が出すが、雪はその前になりました。

そこで、教官達が雪を連れていきました。綾小路はやり直すべきだと間接的に伝えたようですが、結局雪はそのまま戻ることはありませんでした。


14歳での雪との再会

そして、綾小路が14歳になった時、中学二年生が終わるような年齢でした。

雪の他にもう一人の志朗という子供も残っていましたが、彼は脱落する前に外に出て自由に生きて友達を作りたいと綾小路に言いました。綾小路も一緒に誘う予定でしたが、綾小路にその気がなかったので諦めます。その後志朗は脱落したわけではありませんが、自ら外に出ていきます。

そして14歳になった綾小路は初めて外に出ます。それはある人が会いたがっているということで、父親の篤臣が、資金提供者だったために、その要望を聞いて、外のカウンセリングクリニックに綾小路を連れて行くことになります。

そしてそこで再会したのが雪でした。

雪の父親によれば、ずっと心が憔悴した状態で、妻や次女の言葉も届かないとか。ただ綾小路のことはずっと心配していたと言います。

そうして再会した雪と他愛のない話をしてくれないかと言われると、綾小路は今始めて外に出たのに他愛のない話はできない。嘘偽りの話でいいならと言います。雪はホワイトルームの話になると体が震えだしますが、綾小路がホワイトルームの話しかできないので、それでもいいと言います。

しかし雪の体の震える様子を見て、会話は無理だと判断。そこから去ろうとします。父親が綾小路を止めますが、それは命令ですか?と言います。父親は綾小路先生に言われたのは息子に会わせるまでだと答えると、綾小路は会話は命令ではないと判断し、その場を去ります。

去り際に雪が『待って!行かないで清隆!』と泣きつきますが、綾小路は『脱落して消えていったあの頃と何も変わらないね』と言います。父親は『私だけじゃない。妻や次女とは話してくれないが、君とだけは話してくれる、それでどれだけ救われるか!』というと、綾小路は『さよなら、君とはもう会うことはないほうがいい』と言います。

最後に雪は『いやあ! 清隆! いやああ!!』と言って泣き叫ぶ声だけがクリニックに残りました。

これを考えると、今の綾小路はすごい変わりましたよね。今もう一度雪と再会したらどうなるのでしょうね。


椿桜子の正体は雪の妹

そして、2年生編11巻でついに綾小路と椿桜子との一対一の接触があった時に、確定したのではないかと思われるものがありました。

交流合宿の4日目早朝に堀北と伊吹が天沢と試合をする直前のことでした。待ち合わせ場所に行こうとしたところ、椿が待ち構えていました。

そこでの椿と綾小路の会話です。

椿:先輩は雪って好き?
綾小路:特に好き嫌いはない。降れば降ったで景観としては他所締めると思ってるくらいだな。そういう椿は雪は好きなのか?
椿:ーー好きかな。少なくとも先輩よりは

椿:この学校にいる間は外の世界とは断絶されるよね。来年先輩が無事に卒業したら真っ先に誰に会いたいと思ってる?
綾小路:家族くらいだろうな(綾小路的な無難な答え)

椿:家族、他には?
綾小路:特には。仲の良い友人もいないし、それくらいだろうな
椿:そう。じゃあもう1個変な質問させてほしいんだけど。もし綾小路先輩に兄がいたとして、その存在を何年も親に隠されていて知らなかった。でも突然ある日、本物の家族だと言われてそれで家族として好きになれる?もちろん血の繋がりはあるとしてね
綾小路:何も思わないかもな。もちろん相手の性格や状況に大きく左右されるとは思うが

椿:そうだね。私も多分綾小路先輩に近い感情を抱くと思う。だけど、相手に特別な事情があって悲しい過去があったと知ったら、それを知って寄り添いたいと思う感情が出てくる。離れ離れだった姉のことをもっと知りたいと考える
椿:私は迷ってる。綾小路先輩にこの学校からーー

綾小路への質問では、兄と言っていた椿でしたが、自分の話では、姉と言い換えた所に綾小路は疑問を持ち、自身の体験に基づいた答えだと感じます。

ということで、この話の流れから明らかに雪と椿桜子は姉妹であることがわかります。そして雪は綾小路と同い年であるために、椿桜子の姉ということになるでしょう。

髪色や瞳の色も今ちゃんと見れば一緒ですし。

さらに0巻では、雪の父親との会話でこんなのがありました。

『それは桜ですか?』『あの子が好きな花でね。水を替えさせてもらった』と花の花瓶を見ての綾小路と雪の父親と会話がありました。

雪が好きなのは桜=桜子という伏線だったというわけですね。色々名所で雪と桜子が姉妹だという裏付けができています。


雪椿の花言葉は変わらない愛

そして雪椿という花があります。

雪の本名である椿雪とは逆になっています。

そして雪椿の花言葉を調べると『変わらない愛』であることがわかりました。衣笠先生がどこまで考えてこの名前をつけたのかわかりませんけど、もしそこまで考えていたとしたら、雪が変わらない愛を贈っているのは綾小路にということですよね。

ちなみに椿とは冬に咲く花のようです。なのでここからも『雪』という伏線もあったかもしれません。

脱落してから恐らく7年ほど経過して再会した時に、まだ綾小路のことを心配していたことからも、相当な執着です。それが愛といえるかどうかわかりませんけど、綾小路依存症みたいになっていました。

今の軽井沢に似たような状態でしょうか。


椿桜子は綾小路清隆を退学に追い込む?

最後に椿桜子は『私は迷ってる。綾小路先輩にこの学校からーー』というのは、退学させようと思っているということでしょうか。しかし椿桜子はこの時点でホワイトルーム生ではなかったことが確定したので、綾小路に勝てるわけもありません。

だとしたら、いつしか、雪の話を綾小路にするでしょうね。

今の綾小路が雪について思い出した時、どんな反応をするのでしょうね。あの時は冷たく突き放したことを悪く思って椿桜子に謝罪するでしょうか。今の綾小路にはそれができると思います。


まとめ

ということで、椿桜子と雪の姉妹についてご紹介しました。

ホワイトルーム関係者が本当に1年生は多いですね。

椿と綾小路の関係がこのあとどうなるのかも気になります。


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