佐島勤さんの人気ライトノベル作品『魔法科高校の劣等生』。ついに2024年の春アニメとして、第3期が放送されます。
今回は、深雪のガーディアンである桜井水波の裏切りに死亡したのか、九島光宣が好きでパラサイト化したこと、宇宙へ行くことなどネタバレありで見ていこうと思います。
桜井水波がかわいい
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— TVアニメ「魔法科高校の劣等生」シリーズ (@mahouka_anime) February 4, 2024
桜井水波
新規イラスト公開!
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TVアニメ「魔法科高校の劣等生」第3シーズン
2024年4月放送開始!
桜井水波(CV.#安野希世乃)新規描き下ろしイラスト公開!https://t.co/W34MQ72jjo#mahouka pic.twitter.com/eZXkw3TmBu
調整体「桜」シリーズ第二世代の桜井水波は、2096年の「死の魔法師工場」で行われた演習で合格し深雪のガーディアンとなりました。
既に亡くなっている桜井穂波と非常に似ている容姿をしており、表向きは達也と深雪の母方の従妹という設定で、達也や深雪たちのお世話をしてくれています。
短い髪に三つ編みをしている水波の見た目はとても可愛いですが、防御魔法なら国内トップクラスの実力を持っています。
深雪たちの一学年下で、12巻のダブルセブン編から学校に入学してきました。生徒会長になった深雪の補佐として生徒会で書記として働いています。
桜井水波は九島光宣が好き
そんな桜井水波ですが、14巻の古都内乱編で初登場する九島家当主の九島光宣のことを出会ってすぐに好きになりました。
九島光宣は周りの人が驚くほど美しい見た目をしています。周公瑾を追うために奈良の拠点をまわっていたときは道行く人が光宣の容姿に目を向けていました。
また、身体の弱い光宣が熱を出してしまったときに水波は看病します。その際にははっきり光宣様に惹かれていると自覚していました。
並外れた魔力量や外見の非凡さはもちろんですが、水波は光宣に「どこか自分と同じものを感じる」と親近感を抱いていたのです。
トゥマーン・ボンバで死にかける桜井水波
桜井水波は魔法学者イーゴリ・アンドレイビッチ・ベゾブラゾフが使う戦略級魔法『トゥマーン・ボンバ』で死にかけています。
小説24巻で描かれるエスケープ編で、ディオーネ計画参加を達也に断られ、達也を殺害する目的で第一高校に攻撃をしました。
『トゥマーン・ボンバ』の破壊範囲は十三使徒随一と言われるほどで、水波は魔法演算領域に過負荷がかかり、これ以上魔法を使うことができなくなりました。
魔法師である水波にとって、魔法が使えないというのは自分の存在意義について考えてしまうほど非常に辛いことでした。
桜井水波のパラサイト化を巡り九島光宣VS司波達也
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— 電撃文庫 (@bunko_dengeki) April 9, 2018
達也の再生によって水波の命はかろうじて助かりますが、魔法が使えなくなったことを知った九島光宣はパラサイト化を考えます。
桜井水波のパラサイト化を巡り光宣と司波達也で対立することになります。光宣は周公瑾の亡霊に乗っ取られそうになり、周公瑾の知識を吸収していました。
身体の弱い光宣がその体質を改善し、水波を助ける方法は人間をやめて、九島家に保管してあるパラサイトを使いパラサイト化するしかないのです。
光宣の微かな違和感に気付いた達也が「お前、何になった?」と聞いてパラサイト化を知ります。達也は水波をパラサイト化することに反対していたため、戦闘が始まりました。
九島光宣に拉致された桜井水波は光宣の味方をして裏切る
水波は主である深雪に対して絶対の忠誠を誓っており、深雪を守るために命をかけました。しかし最終的に裏切る形になってしまいます。
水波は光宣が自分のためにパラサイト化したことを知り悩んでいました。光宣は水波を拉致しようと病院に乗り込み深雪と対立しました。
深雪が光宣をどんどん追い詰めていきますが、水波はなぜか光宣の味方をしてしまいます。水波は深雪に罪を背負ってほしくなかったのです。
無意識に光宣の味方をして、自分の全てであったはずの深雪を裏切ることになってしまったため水波は深い罪悪感を覚えていました。
桜井水波と九島光宣は大学生編で宇宙で暮らすことに
魔法科高校の劣等生32読破。達也の元に届いた光宜からの挑戦状。彼の狙いはただ一つ。愛する水波の救済。一方、水波を救いたい思いは達也達も同じだった。名実ともに最強の魔法師となった達也と人外と亡霊の力を宿し最強の敵となった光宜の二人は決戦の地にて激突する!卒業し波乱の高校生活も完結です pic.twitter.com/kmyhx3QVul
— 丸影 (@marukagesowa) October 7, 2020
最終巻の32巻で桜井水波はその後、自らもパラサイト化する道を選びます。光宣を人間に戻そうと達也は戦いますが、光宣は自分を殺して欲しいと言いました。
光宣は水波にただ生きて欲しかったのです。その決意を聞いた水波は、自分をパラサイトしてくださいと頼み、光宣と共に冬眠しました。
光宣と水波はパラサイトになったためこの世界に居場所がありませんでした。そこで地球の外、宇宙に出ることを達也が提案します。
最終話から2年後、光宣と水波は宇宙船に乗って空へ旅立っていきました。大学生編の「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」では宇宙で暮らすことになるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は『魔法科高校の劣等生』3期から頻繁に登場するようになるキャラクター、桜井水波について見ていきました。
登場したときは地味めなキャラクターでしたが、物語が進んでいくにつれて見逃せない展開になっていきました。これからの行動に注目していきましょう!