すずめの戸締まり サダイジン名前由来に環乗っ取り理由!なぜ抜けた?正体は東の要石

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すずめの戸締りは新海誠先生作の2022年に公開されたアニメ映画です。物語としては宮崎県に住んでいる女子高校生の岩戸鈴芽が夢をみたところから動き出します。その夢でもみた廃墟の中に存在する扉こそ、災いの出口であり、鈴芽は扉を閉じていく中で開放を目指し成長をしていくという物語となっています。

今回はそんなすずめの戸締まりのサダイジンの名前由来や環乗っ取りの理由についてや、なぜ抜けたのか、そして正体は東の要石について紹介してみようと思います。





目次

サダイジンの正体は東の要石

大きな黒猫として存在感を放つサダイジンですが、その正体は束の要石でした。これは閉ジ師秘伝にあった龍の絵図の剣です。この剣には東と西の2本の柱があるのですが、東の方がサダイジンでした。そしてこの柱はミミズを抑える役割があります。

ミミズをそれぞれ抑えているのですが東が頭を、西が尻尾を抑えています。このミミズは災いをもたらす存在であり、要石は災いを抑える存在であるので、まさにサダイジンは重要な役割を果たしていると言えます。サダイジンがいなければミミズによって災いが発生します。

災いをもたらす赤黒い奔流こそミミズであり、この世の裏側蠢いています。土地の気を吸い上げて膨張し地震をもたらすとんでもない存在ですから要石で抑える重要性が分かりました。



サダイジン名前の由来

サダイジンの正体は東の要石としましたが、要石に東と西があるのなら、東であるため、右と左でいえば右に該当するはずです。しかしサダイジンという名は左を象徴している部分が強く、なぜ左なのか名前の由来が気になるところです。

左大臣とは大政官の職位の1つで最高責任者でもあります。これは大臣よりも能力が高く、とてもえらい存在です。とはいえあまり関連性がありません。

一方古文書ではサダイジンは黒猫の姿なる大神ともされています。この大神という共通点において佐太大神がサの付く名前でいました。また須佐之男命という非常に武力がある神もいます。なので大臣ではなく大神、更には佐太大神が名前の由来となっていると言えますね。



サダイジンが環を乗っ取った理由は?

サダイジンが環に取りついたのには鈴芽との関係をよくするためだと考えられます。環はかなり鈴芽に対して過保護ですが、流石に鈴芽は高校生なだけに重いと感じてしまっています。高校生というと自立が大事になるころなのでごく自然な反応ですよね。

またそれだけに「出ていきんさい!」と放ってしまった環は落ち込んでいますが、それから鈴芽も謝ったことで関係は良好になりました。環は過保護なだけに鈴芽への思いもかなり強いと言えますね。鈴芽の反応からも気持ちが通じたようでよかったです。

本音を言えたからこそ2人の関係はよくなったといえます。そしてきっかけを作ったサダイジンは考えがあったのだと思いますね。



サダイジン(東の要石)はなぜ抜けた?

要石は西にもあります。そちらは草太が担っていたので東にサダイジンがいればミミズは安定していました。それなのに抜けてしまった理由として東京で地震が起きたことが原因と言えます。地震の揺れのエネルギーはすさまじいものですから、要石の地盤は緩みますよね。

これにより抜けやすくなっていたとも言えます。その他にはミミズが暴走したことで西の要石が抜けてしまったとが原因と考えられます。ミミズは大地を吸い上げるすさまじい奔流であり、その力も強大なものですから、要石が耐えられるとは限りませんよね。

また要石は東と西が揃うことで、役目を果たせるので、西の要石が外れてしまえば、力の制御が落ちて東の要石も抜けてしまったと考えられます。



まとめ

今回はすずめの戸締まりのサダイジンの名前由来や環乗っ取りの理由について、なぜ要石が抜けたのか、そして正体は東の要石について紹介しました。

サダイジンの名前の由来は佐太大神で、環乗っ取りの理由は、鈴芽との関係をよくするため、そして要石が抜けた理由としては、地震やミミズの暴走が原因でこれには東の要石の役割の重要性にも関連付けられたと言えましたね。





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