すずめの戸締り お母さんの死因名前に声優要石!ダイジンとの関係【岩戸椿芽/いわとつばめ/花澤香菜】

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今回はすずめの戸締りで登場する鈴芽のお母さんについて書いていこうと思います。登場するのは鈴芽の夢の中のみと少ないですが、この場面は終盤で大きな意味を持つことになります。

そこで記事内ではお母さんの死因や名前、演じている声優は誰なのか、要石やダイジンとの関係についてまとめていきます。





目次

お母さんの死因

鈴芽の母親はストーリーが始まった当初から故人です。作中で登場はしていますが、鈴芽の回想シーンのみであり具体的なプロフィールなども不明となっています。

死因については震災だと思われます。母親の職業は看護師をしていて岩手県にある病院で勤務をしていることが分かっています。鈴芽は常世に向かうため、故郷に宮城県に帰り子どもの頃に書いた日記を見ると12年前大きな地震があって何日も何日も体育館で過ごし、母親が迎えに来るのを待っていたと書かれていました。

恐らく母親は津波に巻き込まれてしまい亡くなったのだろうと思います。見つかっていない行方不明の状態となっているので、鈴芽はどこかで生きているかもしれないという思いをずっと抱えており、亡くなったということを受け入れるのに長くかかりました。



お母さんの名前は岩戸椿芽

鈴芽の母親の名前は岩戸椿芽(いわとつばめ)で鈴芽を引き取り面倒を見ている環の姉です。作中では名前を呼ばれることはほどんとなく、「お母さん」や「お姉ちゃん」と呼ばれています。

生年月日も公開されており1977年3月10日で、2011年で34歳となった時には鈴芽に100歳まで生きてと言われていました。父親はおらず母子家庭で女手一つで育てていたので逞しさと母親らしい優しさを持っている人物でもあります。

作中で登場するようにDIYが得意で工具の扱いはもちろんのこと、手作りの椅子をプレゼントしたりと手先も器用なようです。外見は鈴芽にかなり似ていて、常世で出会った幼い鈴芽は高校生の自分を母親だと思っていました。もし椿芽が生きていたら鈴芽と一緒に時間は笑顔溢れる瞬間が多かったのだろうと思います。



お母さんの声優は花澤香菜

お母さん(岩戸椿芽)の声優は花澤香菜さんが務めます。本作以外にも新海誠監督の作品で「言の葉の庭」「君の名は。」「天気の子」にも出ているので名前は知っている方は多いと思います。

多くの有名はキャラクターを演じており、代表作として「ゼーガペイン」守凪了子 / カミナギ・リョーコ役、「デュラララ!!」園原杏里役、「青の祓魔師」杜山しえみ役などがあります。

花澤さんは澄んだ声が特徴的で「唯一無二の澄んだ声質」と言われています。少女役が多い印象ですが、少年役や今作での母親の役など幅広く演じられています。ちょうど椿芽役の時には「お母さん役が増え始めている時で演じ切れば自信になる」と言っていたので、改めて映画を見てみると違った視点でみれるかもしれませんね。



お母さんと要石の関係

鈴芽は作中何度も母親の夢を見ています。最初でも幼い鈴芽が地震で変わってしまった町の中で「おかあさん」って呼びながら探していて、最後は「鈴芽」と呼ばれるところで終わります。

しかし、終盤でこの夢の真実を知ることになります。故郷に戻った鈴芽は常世に向かいまだおかあさんを探している幼い自分を見つけました。幼い自分を話しているうちに最後に自分に呼びかけていたのは、おかあさんではなく12年後の鈴芽であることが判明します。そしてこの時に鈴芽は本当はおかあさんが死んでいたことも知っていたけれど、受け入れられていなかったことも分かる描写となっていました。

上記のことからおかあさん=未来の鈴芽なので要石とどんな関係があるのかも気になります。要石は作中では災いを抑えるものですが、鈴芽にとっては過去を封印している心理的な要石だと思います。なのであっさりと抜けてしまったのは夢の真実を知り、前へ進むために必要なことだったからでしょう。

鈴芽は要石を抜いたことがきっかけで様々な人に出会い、しっかりと過去と向き合い困難を乗り越えたことで未来に向かって歩き出しました。



お母さんとダイジンの関係

上記のようにおかあさん=鈴芽だと考えるとダイジンとの関係はどうなるでしょうか。

ダイジンの正体についてははっきりとは明言されていませんが、新海誠監督は「元は人間、それも子供の閉じ師だった可能性がある」と言っていたので、作中でのダイジンの無邪気さは納得です。

鈴芽とダイジンやりとりで印象的なのは「うちの子になる?」というシーンと後半の鈴芽がダイジンを拒絶するところです。一連の流れは幼い鈴芽と重なる部分があり、最初のセリフは鈴芽が環に言われたことをそのまま言っています。そして、ダイジンを拒絶したところでは宮城に向かうSAでサダイジンの影響もありましたが環が今まで隠していた本音を鈴芽にぶつけたところとシンクロします。

なので、ダイジンは幼い鈴芽だと考えられます。そう考えると、二人の共通点はダイジンは鈴芽にとって大切なもの幼い鈴芽は環の大切なものをそれぞれ無意識に奪ってしまったのです。しかし、ダイジンは鈴芽たちを導いていたので鈴芽の成長を促す役割もしていたと思います。



まとめ

お母さんの死因や名前、演じている声優は誰なのか、要石やダイジンとの関係についてまとめてきました。

すずめの戸締りは小説も発売されており、映画では描き切れなかった登場人物の細かな描写や別視点での話もかかれているので映画と小説を見比べてみてくださいね。





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