烏は主を選ばない(アニメ)は全何話20話で2クール!何巻どこまで著作権も

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シリーズ累計発行部数200万部を突破した人気ファンタジー小説「八咫烏シリーズ」の1つ「カラスは主を選ばない」が4月6日よりアニメ放送開始されました。SNS等では既に評価が高く、今後を楽しみにされている方が多くいるようです。

そんな注目作品「烏は主を選ばない」は、全何話放送予定か、原作のどこまで放送されるのか、アニメとして気になるところもあるかと思います。

そこで今回は、アニメに関すること、そして「烏は主を選ばない」の著作権問題について調べてみました。





目次

『烏は主を選ばない』は全何話何クール放送?

「烏は主を選ばない」はNHK総合より放送されています。サイトでは放送予定が公開されていますが、次回話のみですので実際の放送予定はまだわかっていません

ですが、海外のアニメに関する情報サイトでは、20 Episodesと書かれていました。この情報が事実なのかは不明ですが、20話放送となりますと2クールにはいかずとも、1クールを超えてしまいます。(大体1クール=11話から13話、2クール=22話から26話程)

アニメは1クールに対して漫画は大体5巻前後でしたが、「烏は主を選ばない」は原作小説があり、八咫烏シリーズの第1部としては全6巻ありますので、物語の途中までになりますが20話でも難しくないかと思われます。

ですので、海外サイトの情報が正しいのであればですが、20話2クールになる可能性も考えられます。



『烏は主を選ばない』は小説何巻どこまで?

アニメ「烏は主を選ばない」の放送範囲が小説で何巻までか調べたところ、「烏は主を選ばない」自体は1巻完結になっているようです。

八咫烏シリーズは2012年から文藝春秋から刊行され現時点、第1部に6巻+外伝、第2部に4巻+外伝の計既刊12巻となっています。その中で「烏は主を選ばない」は第1部の第2巻として発売され、その後に続く物語としてさらに4巻描かれ、計6巻で第1部が完結されました。

そして、第1巻で発売された「烏に単は似合わない」では、四姫たちをメインとした物語が描かれたのに対し、「烏は主を選ばない」は雪哉と若宮をメインとした物語が描かれています。また、2つの物語は同一時間軸の物語であり、作者・阿部さん曰く、2つの小説は視点の違う1つの物語として描かれたそうです。

そのため、今回アニメ化された「烏は主を選ばない」では、2つの小説を組み合わせ、1つのスト―リーに再構成されました。ですので、小説の何巻までという事では無く、2冊の小説の再構成となっているようです。



『烏は主を選ばない』の著作権問題

原作小説の時点で評価が高く人気の作品であった「烏は主を選ばない」であり、待望されていたアニメも放送開始されましたが、放送前は「著作権問題」があったようです。こちらはWebニュースにも取り上げられ、放送前に無事解決されました。

内容としては、アニメ「烏は主を選ばない」の1部のシーンや設定等に、コミカライズ版・八咫烏シリーズが参考された演出が含まれていたようです。これは原作小説を忠実に再現しようとして起きたことでした。

原作小説は”阿部智里先生”が手掛け文藝春秋からコミカライズ版は阿部先生の監修のもと”松崎夏未先生”が手掛けられ講談社から刊行されました。

つまり、出版社も違い、著者も違い、同じ作品・原作でもまた別の者の作品になるのです。そこが著作権問題に引っかかったのでしょう。

結果としては出版社と両著者のやり取りを経て、アニメ版のデザイン・演出協力として松崎夏未先生が参加することで、コミカライズ版の表現の利用に協力を得られ、著作権問題は解決されました。



『烏は主を選ばない』の見どころ

2冊の小説の再構成として描かれるのでどこをどう描かれるかはわかりませんが、むしろ原作小説では味わえない別視点だったものを、同時に見る事ができる”物語の進み方”が見どころなのではないでしょうか。

他作品ではあまり見られない平行世界・表裏が一体して片側の事情を別視点で見ることでそう言う事かと知ったり、キャラ同士の不快な行動にも納得がいったり、同一時間軸で描かれることで得られる面白さが作品自体の魅力で、アニメ化の見どころだと思われます。

また、名家生まれの雪哉のひねくれぶり、人間不信になりかねない裏切り騙し合いだらけの大人の世界で、真っ直ぐにでも揺れ動く雪哉の心情をアニメならではの表現で描かれる事も楽しみにされているファンも多いようです。



まとめ

待望のアニメ化されました「烏は主を選ばない」ですが、問題も乗り越え、第1話も評価が高く、良いスタートを切れたと思います。

物語の表現等でアニメの視聴率なども左右されると思われますが、それでも人気作品ゆえ今後のアニメの期待も高いでしょう。

注目が故に気になる方はNHKの方では見逃し配信もされているので、原作を知らなくても見てみるのもアリだと思います。



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