人気ゲームの「ブルーアーカイブ」では2024年6月19日に行われたアップデートにて、対策委員会編第3章「夢が遺した足跡」Part3の17話から27話が公開されています。新しいエピソードでは列車砲シェマタというものが登場しました。
そこで今回は、列車砲シェマタの元ネタや強さなどをご紹介していきます。気になる方はぜひ最後までチェックしてみてください。
列車砲シェマタとは？
【メインストーリー更新】
— ブルーアーカイブ公式 (@Blue_ArchiveJP) June 19, 2024
「列車砲シェマタ」
こんな巨大なものがアビドスの砂漠に埋もれていただなんて…。
アビドス…いえ、キヴォトス全土の脅威になりそうです…！
メインストーリーVol.1「対策委員会」編 第3章「夢が残した足跡」Part3 公開中です。#ブルアカ pic.twitter.com/2AbgS8HXJ6
列車砲シェマタとは、アビドス生徒会とネフティスが進めていた非対称戦力兵の計画で構想された兵器のことです。列車砲シェマタについて説明しているシーンの背景には、モザイクがかけられた戦車のようなシルエットが描かれていました。
破壊力・射程距離ともにこれまでの規格とは比べものにならない、要塞兵器とも言える強力な武器であることが示唆されています。1トン以上ある爆弾でも500kmまで軽々飛ばせる長距離砲が、鉄道路線上を走り回るという計画でした。
列車砲シェマタが完成すれば、周辺の自治区に対して圧倒的な抑止力になるでしょう。しかし、結局そのエンジンが動かされることはなく、アビドス砂漠のどこかに放置されて計画は中止になりました。
さらにPart3で公開された内容では、生徒会の谷と呼ばれた昔のアビドス生徒会が作った展示館があり、そこには武器庫のように対空砲なども置かれていました。その中にあった大きなものが列車砲シェマタでした。シェマタにはゲヘナのエンブレムもついており、ゲヘナの雷帝が作ったのでそのエンブレムがあったようです。
列車砲シェマタの由来意味元ネタ
列車砲シェマタの名前の由来は、鉄拳政治時代のアビドス生徒会長だったシェマタからきています。シェマタは生徒会長が同時に70人存在していた混乱期の生徒会を治め、アビドスの全盛期を率いていた伝説的な生徒会長の二つ名です。
ちなみに、SNSなどではシェマタの正体はユメ先輩ではないかと言われていました。しかし、彼女が生徒会長に選ばれたのは少し前に行われた挙手投票によるものであり、実際には時系列的にシェマタとは無関係だと思われます。
また、当時は鉄拳政治だったことから生徒会長も武力的にとても強い人物だったことが伺えるでしょう。ユメ先輩は武力とは真逆のそういったものに頼らないタイプの人なので、シェマタは彼女とは別人だと言えます。
列車砲シェマタの強さ
3章夢が残した足跡読み終わりました
— シマリス＠FGO (@ch1p_m29u7k) June 6, 2024
気になった所→アドビスの伝説的な生徒会長の二つ名を持つ列車砲シェマタ
しかもそれを作ったのはゲヘナの雷帝、誰？ pic.twitter.com/jnFnJjKaAG
列車砲シェマタは、1トン以上もある爆弾でも500kｍの長距離を飛ばせる設計とされています。第二次世界大戦などで実際に使われた列車砲の大口径砲から発射される砲弾の最大射程は40kmほどなので、フィクションであるとはいえ規格外の強さを誇るでしょう。
実在した大砲は口径が30cmクラスともなると移動させる手段は鉄道か船が必要で、車両に砲を積んだ列車砲は重宝されました。しかし、ロケット弾やミサイルなどのより軽量で簡便な長距離射程の火力の登場により、大口径の重砲は存在意義を失っていきます。
また、我が国日本のようにそもそも平和な国が増えたことで兵器類が使われる機会がほぼなくなり、今や列車砲はその役目を終えてロマンの彼方の存在になりました。
そして、Part3では、アロナが解析すると現時点でキヴォトスには存在しない技術が使われており、古代兵器に並ぶと言います。そこでゲマトリアと思いつく先生。さらに列車砲にはなんと太陽と同じ温度のプラズマを発射する構造があり、ただ、完全には再現できていないとか。
しかし無理に壊そうとすれば、エネルギー拡散で広範囲に被害が及ぶということで、ホシノが壊すのは止めないといけないことになりました。
列車砲シェマタはゲヘナの雷帝の遺産で雷帝が設計者
アビドス生徒会とネフティスが列車砲シェマタの合同債権による売買契約を交わしたとき、この列車砲はゲヘナの雷帝が遺した遺産であるという話が出ました。また、列車砲シェマタの設計を担当したのも雷帝自身だとのことです。
アビドス生徒会としては、列車砲シェマタに関する契約の継続を望んでいました。しかし、裏でその権利を自分たちのものにしようとしている私募ファンドによって、契約が不履行になるようにさまざまな妨害を受けてしまいます。
いろいろと考えた末、そもそも売買契約自体を無効にすればいいということに辿り着きました。そうすれば列車砲シェマタの権利はネフティスが単体で有することになり、力の弱い私募ファンドには手出しができなくなるからです。
ゲヘナの雷帝は2年前にキヴォトスを混沌に陥れた存在らしく、既に卒業していてキヴォトスから離れているようです。ゲヘナの雷帝の手によって、鉄道事業が紛争の種になり、しかし、列車砲の一件が中断されてからはアビドスには関わりもしなくなったということでした。
まとめ
今回は、「ブルーアーカイブ」に登場した列車砲シェマタについてご紹介してきました。列車砲シェマタはとてつもない強さを持つ兵器で、私利私欲のために悪用を企む私募ファンドにアビドス生徒会とネフティスとの契約継続を妨害されてしまうほどです。
戦争の時代には実際に使われたこともあった列車砲が登場したことで、ロマンを感じた方もいるでしょう。当記事を読んで「ブルアカ」が気になった方は、ぜひ一度ゲームやアニメをチェックしてみてください。