「負けヒロインが多すぎる!」は雨森たきび先生原作のライトノベルで、第15回小学館ライトノベル大賞ではガガガ賞を受賞しました。また、2023年12月にはアニメ化が発表され、2024年7月から好評放送中です。
今回は、そんな「マケイン」の八奈見杏菜と温水和彦の恋模様についてご紹介していきます。気になる方はぜひ最後までチェックしてみてください。
八奈見杏菜と温水和彦は互いに好きになる?
#負けヒロインが多すぎる 1話#マケイン
— 圭 (@kei_yokko) July 14, 2024
キャラ原案がリコリコのいみぎむる先生で
制作がA-1 Picturesなので絵好きです。
ラブコメながらギャグ多めでテンポもよく、
ラスト屋上での涙シーンは映画のようでした。
作画ほんと良かった、
手すりのサビの付き具合まで細かいです。 pic.twitter.com/8jhHaqb0Rg
主人公の温水和彦(ぬくみずかずひこ)はある日突然、クラスの人気者の八奈見杏菜(やなみあんな)が告白してフラれる姿を目撃します。それがきっかけで温水が八奈見をはじめとした負けヒロインたちと図らずしも交流することになっていく、というストーリーです。
「マケイン」はタイトルにある通り負けヒロインにスポットが当たっているので、そのストーリーは斬新でユニークなのが特徴となっています。そんな「マケイン」の温水は別段嫌われているわけではありませんが、当初は八奈見に異性として見られていませんでした。
ですが、巻数が進むごとにそれっぽい雰囲気になるシーンが少しずつ出てきます。2人のとてつもなくゆっくり進む距離感の変化も「マケイン」の注目ポイントのひとつです。
八奈見杏菜と温水和彦の告白は何巻何話?
2人の関係は八奈見がフラれたところを偶然見られて始まりました。年相応に恋愛をしたい八奈見に対して、温水は「そんなことより」と雰囲気をぶった切ってしまいます。
「マケイン」でそんな2人が絡んだ告白シーンは1巻です。ただし、告白と言っても恋愛方面の意味ではなく、友達になりましょうというものでした。
温水が「友達になってくれないか」と言ったところで八奈見との間に認識の違いが生じます。彼からの告白を恋愛の意味ととらえ違えた八奈見は、恋愛対象ではないからと断りました。
この出来事以来、彼女の中で温水はフラれ仲間となります。その後、2024年7月時点で短編集を合わせて8冊発売されていますが、恋愛の意味で告白したシーンはまだありません。
八奈見杏菜と温水和彦は付き合うくっつく?
マケイン1話で一番好きなシーンです。 pic.twitter.com/PtFl7t1Dz9
— けーおん野郎 (@50itsuwa) July 18, 2024
原作を読んでいるファンにとって2人が付き合う展開は来るのか気になるかと思いますが、結論から言うと充分あり得るでしょう。理由として、もともとのタイトルが「俺はひょっとして、最終話で負けヒロインの横にいるポッと出のモブキャラなのだろうか」だったことが挙げられます。
このことから、温水は最終的にマケインである八奈見と付き合うことになるのではないかと考えられるのです。また、八奈見が嫉妬していると捉えられる言動が増えていたり、彼女が書いている小説の内容から当初より心変わりしている様子も伺えます。
八奈見は文芸部に所属していて連載小説を書いており、その内容はコンビニグルメ小説で主人公のA子にはそのまま彼女自身を投影した作風です。この小説には八奈見自身の状況が色濃く反映されており、徐々に温水のことが好きなのではと思われる描写が増えていました。
八奈見杏菜が可愛い・身長
「マケイン」の負けヒロインのひとりで温水のクラスメイトでもある八奈見は、雰囲気に流されやすいところがあって身長は156cmです。食いしん坊な彼女はホルモンミックスをデザートと豪語し、羊羹は2竿を一気にバナナのように剥いて食べてしまいます。
八奈見はファンからも可愛いと言われるほど容姿端麗でクラスでも人気があり、明るい女の子ですが少し抜けた一面もありました。原作の雨森先生は彼女を「メインの負けヒロイン」と称しており、読み手が「フラれても仕方ないよね」と思ってしまうようなキャラクターにしているそうです。
その可愛さから、原作小説の3巻が発売されたときに実施された「最強マケイン決定戦」というキャンペーンでは見事1位を獲得しました。また、2023年に開催された「負けヒロイン総選挙 in豊橋カルミア杯」でも1位を獲得しています。
まとめ
今回は、「負けヒロインが多すぎる!」の温水と八奈見の恋模様についてご紹介してきました。「マケイン」はこれまでにありそうでなかった斬新なストーリーで、原作だけでなくコミカライズ版も人気があります。
コミカライズ版は物語をイラストで追いかけられるのはもちろん、マケインたちだけでなく原作の挿絵では中々見られない男性陣の姿もたくさん描かれているので見ていて楽しいでしょう。ラブコメが好きな方はぜひ原作やコミカライズ版、アニメをチェックしてみてください。