リゼロ3期アニメが始まったということですが、1話の水の羽衣亭で登場したプリシラ陣営。
なんとそこにラインハルトの父であり、ヴィルヘルムの息子であるハインケル・アストレアが登場。
ではなぜハインケルがプリシラ陣営にいるのか、ネタバレしてご紹介します。
邪魔をするハインケル
スバルに背中を押されてヴィルヘルムはラインハルトとの確執を埋めようとダイスキヤキの焼き方を教わろうと話しかけました。
しかしそこに登場したのが、泥酔したハインケル・アストレア。
そこではラインハルトがテレシアを殺したという話や、そのことについて最初に罵ったのはヴィルヘルムだと言ったりしていました。
そしてハインケルはなぜかプリシラ陣営にいました。
ラインハルトもフェルト陣営ですし、ヴィルヘルムもアナスタシア陣営。親子関係なのに全員が別の陣営に所属していることになっていましたね。
また、ハインケルは功績を挙げた人のみが与えられるヴァンの名前をもらっておらず、ハインケル・アストレアだとも言いました。また、ルグニカ王国近衛騎士団副団長という立場であり、家督もラインハルトに譲るつもりもないと言っていました。
ハインケルがプリシラ陣営にいる理由
まず、最初のハインケルとプリシラの出会いから。16巻購入特典SS「プリシラ様の妾万歳、酒浸りの親父編」での内容。
野盗を襲ったハインケル。その場所で酒に酔っており、その場所は自領だったためプリシラが来ると襲いかかるもハインケルが扇子でやられます。その後捕まえたハインケルを尋問。
ハインケルの目的は野盗の所持していた銀の杯、この杯で酒を飲み干せばいかなる難病も快癒する、と謳っていたがこれはミーティアではあるが、酒を痛みを紛らわす薬にするための紛い物だった。
そこでハインケルはプリシラが王戦候補者だとわかると役に立てると思うと話し、剣聖の小僧が邪魔だろあいつが主君なんて言って自分の忠義の慰み者にしてるガキをどうとでもできる策があると話します。
プリシラは見返りに何を求めると話すと「あんたが王になった暁には城に保管されている龍の血を譲ってくれ、俺にはそいつが起こす奇跡が必要なんだよ
」と言います。
ハインケルとフェルト
【No.81 ハインケル】
— 桜ヶ丘すず🌈(『よう実』『リゼロ』『でたらめちゃん』etc🌸担当編集Iさん宣伝アカウント) (@ike_edi) March 26, 2024
ラインハルトさんの父親で、つまりヴィルヘルムさんの息子である、『ハインケル』さんも5章にて登場です🌸
テレシアさん、ラインハルトさんと同じ赤髪ですね🧑🦰
無精髭が目立ったりと、貴族的な整いからは遠い印象がしますね🧐#リゼロ pic.twitter.com/nChdDwF72j
実はハインケルは3期アニメの前にフェルトと出会っています。それは王戦候補者のお披露目で、過去にテレシアの護衛だったキャロルに着替えさせてもらっている時に突然ハインケルが控室に入ってきました。
今日が王戦候補者のお披露目式だとは知らずに酒を飲んでやってきて、ラインハルトがついたことに色々言われます。
ちなみにその後、マイクロトフとラチンスの父であるリッケルトもやってきて「やはり血なのですか殿下…」なんて呟きます。
妻のルアンナは眠り姫
また、フェルトはラインハルトの家で眠る母ルアンナを見ます。母は2歳の時までの記憶しかないとのことで、ラインハルトが2歳の時から眠り姫状態になったとわかります。
そして、ハインケルは妻ルアンナを愛しているため、目覚めさせるためにプリシラを王にして龍の血を使おうと思っています。なので、プリシラ陣営にいるわけです。
剣聖を目指していたハインケル
ここは先のネタバレです。
なぜ、アストレア家がゴタゴタになっているか。15年前の白鯨大征伐にて、戦いの途中テレシアから剣聖の加護が当時5歳のラインハルトへと渡ります。
剣聖の加護をなくしたテレシアが死亡したとされ、その原因がラインハルトだと言われ、さらには剣聖になるべく本気で修行していたハインケルは剣聖になれず、酒浸りになったというわけです。
だからヴィルヘルムもハインケルもラインハルトと確執があったわけです。
ハインケルはその時まではラインハルトを凄く大事に思っています。15年前の外伝『Once upon a time in Lugunica』というもので優しいハインケルを見ることができます。
まとめ
ということで今回はハインケルについてご紹介しました。
アストレア家のゴタゴタは、15年前にテレシアの剣聖の加護が戦闘中にラインハルトに移ってしまったことが発端です。
真実はラインハルトのせいだとは言えない内容になっているのですが、剣聖になれなかったハインケル、妻を失ったヴィルヘルム。その怒りがラインハルトに向いてしまったというわけです。ここらへんの話はアニメ後半で描かれるでしょう。
ちなみにハインケルは剣聖になりたくて修行しており、右の画像の賢人会のボルドーに教えてもらっていたはずです。ボルドーは40年前、ヴィルヘルムが所属するツェルゲフ隊の隊長をしていた人物で猛犬と呼ばれ強かったです。ただ現在はハゲています。
ハインケルはプリシラには扇子でやられましたがある程度には強いです。