2024年10月から放送され、主題歌でも話題になった『ダンダダン』。
今回は感動する人が続出した7話について、アクサラの娘子供は生きてるのか死んだのか、アイラは別人で母親死亡しているのかについて見ていこうと思います。
アクサラの娘は生きてる?
アクサラとは「アクロバティックサラサラ」という名前の都市伝説の怪異です。赤い服とサラサラした長い黒髪が特徴的でした。
アクサラは生前、娘と二人暮らしのシングルマザーでした。夜は自分の身を売り、昼も一生懸命働きながら、二人で笑顔溢れる家庭を築いていました。
しかし、ある日借金取りに娘が連れ去られてしまいます。必死に連れ戻そうとしますが、それも叶わずアクサラは命を落とします。
自分のところに産まれてきたから、娘を幸せにしてあげられなかったとアクサラは考え、その未練から怪異となったのです。その娘が現在どうなっているかは、作中では明かされていません。
「願わくば穏やかな再会を…」の意味
アクサラの娘って亡くなったの確定なのかよ#ダンダダン pic.twitter.com/txqyBGYrtA
— 岩元大輔 (@sta_labo) November 15, 2024
漫画版では、話の最後のページに「願わくば穏やかな再会を…」という言葉が添えられています。その言葉からおそらく娘は亡くなっていると考えられます。
母親から離れてまだ5歳という幼い年齢で、仮に借金取りから逃げることができても一人で生きていくのは難しいでしょう。
穏やかな再会というのは今世ではなく、来世や天国でまた再会したいという、せめてもの願いを表しているのだと思います。
娘のバレエのための赤い衣装が、アクサラが着ていた洋服でした。どんな姿になっても娘を想う気持ちが強い、立派なお母さんだったアクサラ。穏やかな再会を私たち読者も願っていたいですね。
アクサラの娘はアイラじゃない別人?勘違いしてる?
アクサラは傷付けて、死んでしまったアイラの命を助けます。消え掛かっているアイラの炎(オーラ)に自分のオーラを渡そうとしました。
オーラは電池のようなもので無くなれば、命を落とします。自分を犠牲にしてまで、アイラを助けたのはなぜか。そもそもアクサラがアイラにこだわるのはなぜでしょうか。
それは、まだ幼かったアイラが妖怪になったアクサラのことを「お母さん」と間違えて呼んでしまったことがきっかけでした。
自分が何をすべきか忘れてしまったアクサラは、その言葉で娘を守らなければならなかった気持ちを思い出すのです。アイラを守ることがアクサラの存在理由になりました。
アイラの母親も死亡している?
#ダンダダン 7話
— おだっしー (@anime_ok17) November 14, 2024
娘を奪われた母と母を失った娘
アクさらの生前の回想シーン
ほとんどセリフはないけど、幸せと悲劇が伝わるような演出で自然と涙が溢れてくる……
アクさらとアイラでオーラと一緒に繋がる記憶
"お母さん"と呼んだから生まれたけど、
再び"お母さん"と呼ぶことで成仏させる… pic.twitter.com/riz584Rnqz
その頃、アイラの母親も死亡していましたが、そのことをまだアイラは理解できていませんでした。そのためアクサラのことを自分の母親だと思ってしまったのです。
父親から「お母さんがいなくてもちゃんとできるように、いつかお母さんが帰ってきたときに自慢できる子にならなきゃ」という言葉をもらっていました。
そのせいか、とても自己肯定感が高い性格をしています。自分が世界を救うのだとなぜか強い正義感も持っている子に育ちます。
母親がいないという境遇から、アクサラの無性の愛に触れ、彼女がいなくなるとき「お母さん、愛している。宇宙で一番幸せだったから」と涙を流し成仏させています。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は『ダンダダン』7話で描かれたアクサラとアイラについて見ていきました。
セリフはなく、作画と音楽だけでアクサラの過去を描ききった展開に絶賛の声が広がっています。ついさっきまで金玉を取り合っていたアニメとは思えない感動の回でした。
これからも『ダンダダン』のアニメを楽しみにしていきましょう!