ヴィルヘルム(リゼロ)の強さや声優と妻テレシアと若い頃!白鯨やクルガンとバルグレンとの戦いも

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今回は、「Re:ゼロから始める異世界生活」こと「リゼロ」アニメでも大活躍したヴィルヘルム・ヴァン・アストレアについて書いていこうと思います。

アニメ版の回想の中で登場した妻テレシアについてや、ヴィルヘルムの過去や生い立ち家族についてリゼロ外伝の「剣鬼恋歌」を参考に紹介していきます。

目次

ヴィルヘルム・ヴァン・アストレアのプロフィール・声優

名前:ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア
身長:178cm
誕生日:5月7日
年齢:61歳
加護:なし
声優:堀内賢雄(青年期:石川界人)

白髪と白い髭の老紳士で、妻への愛を語りだすと止まらない愛妻家です。剣のみに全てを注ぎ込んでおり、剣の腕は最強クラス先代剣聖でもある妻のテレシアに勝利するほどの使い手です。

8歳から剣の道へ進み、14歳の時には当時暮らしていた領内にヴィルヘルムに勝てるものはいなくなっていました。兄が2人いるのですが、その兄に説教されたことにより出奔し、当時亜人戦争の真っ只中だった王国は兵士が不足していたことで、難なく王国軍に入隊しました。

王国軍に入った時点でヴィルヘルムの実力は凄く、戦場に屍の山を築くことになり「剣鬼」と呼ばれるようになりました。この後にテレシアと偶然出会うのですが、ここがヴィルヘルムの運命の分かれ目となりました。

加護などは一切なく、剣のみの戦闘でここまで強くなったヴィルヘルムは、年をとった今でもその実力は健在で、3章の白鯨討伐の時の戦いっぷりは本当にすごかったです。年をとったので2周り弱くなったらしいですが、現役の時はどれくらいなのか気になりますね。

ヴィルヘルムの家族

妻のテレシア


先代の剣聖に当たる人物で、赤い髪の少女心優しく花を愛でる事が好きだったが、剣の才能が開花し更には「剣聖の加護」を受け継いでしまった事により、剣聖の道を歩むことになってしまいました。

人を斬らなければいけない立場と周囲からの期待に苦悩していた頃に、ヴィルヘルムと出会います。テレシアはヴィルヘルムに一目惚れし、彼の剣を握る理由を聞いたことにより、テレシアは剣を握る覚悟を決めました。

ですが、ヴィルヘルムはテレシアの剣を握る理由を作ってしまったのは自分の責任だと感じ、テレシアから剣を奪う事を決意します。全てはテレシアへの愛があふれた行動ですよね。

ヴィルヘルムの修行の甲斐あってか、テレシアに勝利するのですが、その時に「お前が剣を振る理由は俺が継ぐ。お前は俺が剣を振る理由になればいい」とヴィルヘルムはテレシアに伝えます。凄くかっこいいですよね、テレシアが惚れるのも分かる気がします。

最後にテレシアの強さについて解説していきます。まず「剣聖の加護」については、剣をほとんど握ったことが無くても超一流の剣術を使えてそれ以上の戦闘力を発揮することができます。その力は、努力により磨き上げたヴィルヘルムの若き日の剣を一撃ではじき返すほどです。

そして「死神の加護」については、テレシアが生まれ持った加護で、傷つけた相手の傷が癒えないという力です。この力によって、テレシアは人を傷つけるのに恐怖を覚えてしまった原因ともいえます。

息子のハインケル


赤い短髪で、髭の剃り残しが気になる無作法な見た目のおっさん。剣の腕は、さすがといっていいほど親から受け継いでおり中々のものですが、性格が歪んでいるのが難点です。近衛騎士団副団長でもあるハインケルですが、それはただの肩書で業務はほとんどしていません。

性格が歪んでいるのか、初登場時はリゼロの中でも性格の悪さが伺えました。しかし、ハインケルは初めからこんな人間では無かった事が分かっています。

ハインケルは初め剣の道へ進むため必死に努力し剣聖を目指していました。その頃からヴィルヘルムとテレシアの子という事でプレッシャーはあったのかなと思います。

全てが狂いだしたのは、やはり息子のラインハルトが生まれた事です。必死に努力して磨いた剣をラインハルトが5歳の時には超えられていた事や、剣聖の加護を受け継いだのがラインハルトであった事。そして嫁がレム同様に「眠り姫」になってしまった事など、全てが重なりハインケルの心を砕いていったのだと思います。

しかたがないことではありますが、実際は物凄く可哀想で同情してしまう部分が多々あるキャラクターです。

孫のラインハルト

名前:ラインハルト・ヴァン・アストレア
誕生日:1月1日
年齢:19歳
身長:184cm
加護:剣聖の加護、他にも多数所持。
声優:中村悠一

赤毛の美少年。心優しく、力に溺れることもなく謙虚な一面もあります。正義感もつよく作中最強と言われる完ぺき超人。幼少期から力を持ってしまったが故に、父に嫉妬される事などあり、ラインハルトは愛されるため剣の道へ進み努力するのですが、その思いとは逆に溝が深まっただけという結果になってしまいました。

5歳の頃に「剣聖の加護」を受け継ぎ、更には望むだけで加護を手に入れることができるというチート的な力も持っています。その力はレイド・アストレアを超えるほどで、剣聖の中でも最強です。

ただ、一般的な心情が理解できないので、たびたびスバルをイライラさせる描写もあり、小さい時から完ぺきとして生きてきたという事が分かります。

家族関係が悪い理由

白鯨大征伐の途中テレシアの剣聖の加護がラインハルトへ


アニメでも語られましたが、白鯨がテレシアの命を奪ったということになっていますが、実はちょっと違います。そもそも、テレシアが白鯨を討伐しにいったのは息子のハインケルの仕業だったことが分かっています。

主婦業に勤しんでいたテレシアは、剣から長い間離れていたことも分かっています。その状態で剣を持ち戦いに出るのですが、その時の力は100%ではなかった可能性は大いにあります。

白鯨と戦闘はしますが、実際に殺された描写はありません。なので死因も謎に包まれていましたが、実は魔女教によってテレシアは殺されたのではというのが有力です。

この時に登場したのが、虚飾の魔女パンドラです。ペテルギウスの時などもそうですが、魔女教の悪の元凶ともいえる彼女が関わっていたことが分かっており、更にテレシアの「剣聖の加護」タイミング悪くラインハルトに移ったのも重なり、やられてしまったというのが実際の話のようです。

しかし、殺されたという描写もないので死んでいるのかどうかも分かっておらず、この話の続きは下記で説明します。

最後に、テレシアの死因が白鯨に敗れたということになっているのかは、詳細が伝えられていない事が大きいです。ヴィルヘルムも詳しくは知らず、ハインケルの仕業で白鯨討伐に行ったことも知りません。ただ、普通に状況を考えると白鯨にやられてしまったと思うのは自然な事なのかもしれません。

5章でテレシアが屍人に


魔女教がテレシアの亡骸を利用していたことが分かり、ラインハルトはヴィルヘルムとハインケルの目の前でテレシアの亡骸を切り捨てます。これが、ラインハルトとヴィルヘルムの決別のきっかけです。

パンドラがやった事でしょうが、恐ろしいことをするものですね。まぁ、仮に「剣聖の加護」をテレシアが持ったままだとしてもパンドラには勝てないでしょうし、仕方がない事件ではあります。

しかし、ヴィルヘルムの不器用な性格がラインハルトにも遺伝していると考えると、決別は仕方ないのかもしれません。テレシアの想いはそれは望んではいないでしょうし、早く仲直りしてほしいものです。

ヴィルヘルムの戦い

「剣鬼恋歌」亜人戦争で若きロム爺と戦う


亜人戦争で、実はヴィルヘルムとロム爺が戦っていたことが「剣鬼恋歌」で語られました。当時、ヴィルヘルムは王国の戦士として戦っていたのですが、その時の亜人の参謀を務めていたのがバルガ・クロムウェルこと若き日のロム爺でした。

この亜人戦争でも魔女の影があり、強欲の魔女エキドナが作った娘リューズ・メイエルのクローンのスピンクスが亜人側にいたことが分かっています。強欲の魔女エキドナとロズワール家には何かしらの関りがあることがわかっており、亜人戦争ではロズワール家は王国側にいることなどちょっと気持ち悪い感じです。

スピンクスが亜人側にいることが理由で、王国側はかなりの損害をだしてしまっており、ヴィルヘルムも仲間を沢山失うことになります。

それでも戦い続け、ヴィルヘルムは亜人側の目的を看破することに成功しました。目的は、ルグニカ王城だったのですが、ヴィルヘルムの機転のおかげもあり、バルガとの一騎打ちに持ち込みます。

バルガは、不死王の軌跡を身体に刻印し自らの身体を巨大化し、更には鋼鉄化します。アリとゾウが戦っているのか?と思うほどの差がありながらも、グリムとキャロルの助けを借り、何とかヴィルヘルムは勝利することができました。

最後に、バルガは戦いの際にできた大きな穴に落ちていくのですが、それでも生きていたという事が分かっています。そう考えると、ロム爺は昔すごく強かったんだなと思いました。

「剣鬼恋譚」八つ腕のクルガンと戦う


テレシアのお腹の中にまだハインケルが居る時に、起きた事件で、テレシアが捕らわれの身となってしまいヴィルヘルムが助けにいくのですが、そこで立ちふさがったのはストライド・ヴォラキアとクルガンでした。

ストライドは魔女教の「傲慢」担当の大罪司教でもありますが、自分の目的を果たすためにヴィルヘルムの前に現れます。ストライドが連れているクルガンも同様で、ヴォラキア帝国の考えが理解できないためストライドの護衛をしていました。

ストライドの思惑通りに、呪具から解放された黒龍が街を焼き暴れまわるのですが、黒龍はストライドを食った事により乗っ取られてしまいます。クルガンと黒龍を同時に相手しているも同じ状況のヴィルヘルムでしたが、聖剣「アストレア」を使い何とか勝利しました。

「剣鬼戦歌」八つ腕のクルガンと邪龍バルグレンと戦う


クルガンを倒した後、すぐさま黒龍との戦闘になるのですが、ヴィルヘルムは黒龍の中にストライドが居ることに気付きました。

ヴィルヘルムは、黒龍に対し、1本の首には剣を刺し、1本の首には大楯を叩き込み、ちぎれかけの1本の首から息吹を出そうとするところの方向を変え自らの翼に息吹を当てさせました。その攻撃により黒龍は爆発しヴィルヘルムも一緒に落下しましたが、ピポットのおかげで落下死は回避しました。

ヴィルヘルムは、まだ倒し切れていないと思った時、黒龍の数倍大きい竜が現れました。その名は神龍ボルカニカでした。ボルカニカは、周囲の炎を消し、あたり一帯にいる者の傷を癒しました。そして青白い息吹を黒龍に吹きかけ、塵にしました。ボルカニカはなぜ来たのかというとルグニカとの盟約があったからだそうです。

3章で白鯨と戦う


アニメ版でも人気を誇る白鯨討伐戦では、ヴィルヘルムの活躍は凄かったですよね。妻テレシアの仇と思っているのでその思いは誰よりも強かったんだろうと思います。

アニメ版では回想が多く入り、ヴィルヘルムにスポットをあてていた回でもありましたね。老いながらもあの戦いっぷりは、さすが「剣鬼」と呼ばれていたのも納得です!

討伐した際のやり切った表情や、テレシアに伝える愛の言葉はグッときました。戦いを終えた後はスバルに感謝をしており、魔女教との戦いでは大きな活躍を見せました。このことがきっかけで、スバルに対し敬意を持っていて、スバルの味方になることが多くなりました。

まとめ

ヴィルヘルムとテレシアの馴れ初めや、ヴィルヘルムの過去や生い立ちを描いた外伝「剣鬼恋歌」はファンの間でも人気が高く、素敵なお話ですよね。

ラインハルトの祖父であることも驚きですが、二人の過去にこんな悲しい事があったのも驚きでした。二人の仲が良くなる日がくることを願います。


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