リゼロ6章90で6章完結でレム復活!7章ネタバレや暴食とボルカニカの龍の血考察も

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小説家になろうのWEB版『Re:ゼロから始める異世界生活』の第六章90『英雄』について解説と考察をしました。

・六章90の内容振り返り
・それぞれの考察
・7章について

などご紹介していきます。

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こちらの動画でも解説しています。

目次

第六章90『英雄』の簡易的ネタバレ

小紅蠍は魔獣であり、シャウラの自我がない。
・エミリアが皆の元へ来るとエミリアの事は皆思い出していたがレムとユリウスは戻らなかった
・ユリウスの名前が戻らないのはロイを生け捕りにしているからと言う
・5層に行くとアナが出迎え襟ドナも無事だった
・ロイは竜車の中で白目を剥いた状態で全身を黒い結晶のようなもので拘束されていた
陰魔法の応用でシャマクで意識を切り離しそのまま固めたそうで、これは嫉妬の魔女の封印と同一
・ユリウスがロイを殺さなかったのは残りの記憶が戻ってくる確証がなかったから
・アナとユリウスの意見は王都へロイを移送し犠牲者を救う方法を聞き出すこと
・レムを見ていたアナによれば、レムに変化はなかった
・スバルは疲れから気を失う
・ベア子やユリウスを1層に連れていきボルカニカを見せる。ボルカニカに挨拶するとユリウスは泣く
・同じ台詞を繰り返すボルカニカにアナが気づき、ボケたというエミリア
・しかしベア子と襟ドナは魂が虚ろで中身が入っておらず9割寝てると思っていいとか
・ただ肉体は本物であり、それなら龍の血で色欲の被害者を救えるかもとのこと
・ただ、城の龍の血とボルカニカの龍の血は別物だとベアトリスが言う
・エミリアは管理者となった自覚はないが、監視塔にくるための砂丘はもう誰も拒まないとか
・そこで多くの人間で知恵を持ち寄って一番良い方法を探すべきだと話す
・ボルカニカが東に目を向け、さらにエミリアも東から悪寒を感じた

・スバルはパトラッシュに舐められ緑部屋で目覚める。そこにラムとレムとメィリィがいた
・ラムの仮説で暴食の食事が本当に食べ物扱いなら、消化の時間に影響するとの考え
・エミリアは数時間で取り返せたが、他はかなり前だった
・他のモノが戻らないのは消化されきったか、戻ってくるのに時間がかかるか、不明
・緑部屋の精霊をユリウスの誘精の加護で無理やり実体化させて精霊から情報を聞き出す案
・そんな時緑部屋の中心に光が溢れそこに意識がなく横たわるルイが出現
・ラムが緑部屋の精霊がいなくなったと気付き、ルイとは無関係ではないでしょうねと話す
・メィリィにエミリア達を呼びに行かせる
・メィリィが部屋を出るとそこへ嫉妬の影が襲いかかる。ラムをパトラッシュに任せ、レムを抱きルイを連れ緑部屋の外へ逃げようとするも呑み込まれる
・愛してると言われ続ける中、恐らくボルカニカの息吹である青い光が闇を直撃
・スバルが覚醒すると『あーぅ』などしか話せないルイが顔を舐めていた
・さらになぜか目の前には草原が広がっており、少し遠くにレムがおり、駆け寄る
・エミリアやベア子やラムを呼ぶとルイが「うー、あーっ!」と返事をするだけだった
・そんな時レムが目を覚ます。しかし「――あなたは、だれ、ですか?」と記憶を失っていた
・スバルは虚勢を張り笑って「今はまだ、思い出せないかもしれねぇ。でも、俺は……」「俺は、お前の英雄だ。――レム、会いたかった」と言う

第六章90『英雄』の解説・考察

シャウラと小紅蠍

結果、シャウラは消失したようです。小紅蠍は魔獣であり、メィリィの魔操の加護で収まるあたり、シャウラの自我はないということでした。

そうだとは思いましたが、悲しいですよね。いつかシャウラの自我が戻ることを期待しちゃいます。

ロイと嫉妬の魔女の拘束

ユリウスはロイを殺さなかった理由に、殺せば戻るという確証はなかったからだと言いました。エミリアの名前が戻ったのは、ラムが殺す直前にライが吐いたからだと思われます。

そしてロイを拘束している方法が陰魔法を応用したもので、シャマクで意識を切り離しそのままシャマクで固めていたという方法で、なんとこれは規模は桁違いだが、嫉妬の魔女を封印しているやり方と一緒とのことでした。

嫉妬の魔女は死んでおらず、大瀑布近くの風魔石の祠に封印されていますが、なんとシャマクだったとは。

三英傑が封印したということでしたが、レイドとボルカニカは恐らく魔法は使えませんよね。ということはフリューゲルがシャマクを使って封印した可能性です。

フリューゲル説のあるスバルに陰魔法の適正やベア子なしの時にシャマクだけが使えたのって、何か意味があるのかもしれません。

龍の血

https://twitter.com/rezeroyumiya/status/1325144189676318720?s=20

そしてユリウス達を連れて一層へ向かったエミリアですが、ボルカニカは魂が虚ろで中身が空っぽだが、肉体が本物であり、その肉体から龍の血をもらえば色欲の被害者を救えるかもしれないと聞きます。

逸話では『龍の血は涸れた大地を蘇らせ、豊穣を約束し、病やケガによる死をたちどころに遠ざける妙薬』と言われているようです。

さらに、ベアトリスの話から、城にある龍の血とボルカニカの龍の血は違うそうなんです。

城の龍の血は死んでいる龍の血だそうなので、生きているボルカニカはその血の持ち主ではないようです。

まさかここにきて、ボルカニカの龍の血ではなかったとか。

嫉妬の影

そして緑部屋にいた時、突如光からルイ・アルネブが出現し、緑部屋の精霊が消えていました。

さらに、スバルの記憶を知ったルイが出現した影響なのか、ただの時間差なのか嫉妬の影が襲来します。嫉妬の影が現れる条件は『スバル以外の誰かに死に戻りを知られる事』です。4章でもエキドナに打ち明けた結果、聖域を嫉妬の影が覆いました。

しかし、恐らくボルカニカの息吹によって嫉妬の影が吹き飛ばされたように思えます。

ちなみに若きヴィルヘルムの話であるシリーズ3作目の『剣鬼戦歌』では、ボルカニカが盟約に従いジオニス・ルグニカによって召喚された時、地上の人々の傷を癒やし、その時の最後の敵であった邪竜バルグレンのみを浄化する息吹を吐きました。

転移した草原

そして目を覚ますとそこにはルイとレムしかおらず、草むらが広がっており、広い草原のような場所でした。エキドナの茶会を思い出しますね。

『正確には、花魁熊の群生地には花畑のようなものもあったが、これはそういった不自然の産物ではなく、確かな自然の植生としてここにあるものだ。遠く、少し離れた場所には森があるのも見えて、スバルの思考を混乱させる。』

表現としてはこのようになっており、現実世界だと言っているような表現ですよね。

さらに遠くに森も見えるだなんて、個人的に考えられたのは以下です。

・現実世界のどこかに遠くに転移した
・オド・ラグナ
・3人で400年前へタイムリープした

ルイはオド・ラグナの揺り籠と言われる記憶の回廊にいた存在。さらに4章のロズワールの話から、オド・ラグナを見た人は決まって禁術のような凄い魔法を作り出した者でオド・ラグナを見ると精神を病んだとか。そしてスバルの死に戻りはオド・ラグナの禁忌に触れるような力です。なので、草原はオド・ラグナもあり得るかなと思いました。

ルイの中身

そして、なぜかルイは言葉が話せず、赤子のようになっていました。まず、記憶の回廊にいたはずのルイですが、魔女因子を分割した2人のルイがいました。その二人がスバルの記憶を奪いあっていたのが最後に見たルイの姿です。

そして次に現れた時には、緑部屋の精霊がいなくなり、ルイが出現したということです。考えられるのは以下です。

・緑部屋の精霊がルイの中身になった
・スバルの顔を舐めたことから中身がパトラッシュになった
・ボルカニカの息吹でルイの中身が吹き飛び精神が幼くなった

ルイが出現したことに対し、ラムは「だとしたら、あの大罪司教と無関係ではないでしょうね」と緑部屋の精霊がいなくなったのはルイが関係あると推測していました。ただ、これは確実なことではありませんが、あのタイミングなら、明らかに緑部屋の精霊と関係あると思ってしまいます。

レム復活も記憶を失う

https://twitter.com/kingofhero221/status/1324183246721093634?s=20

そしてついにレムは目覚めたものの、記憶を失っていました。

草原の場所が現実世界だとするなら、まず、レムは『名前』と『記憶』の内『名前』だけ戻ったということです。クルシュと一緒の状態になったということですね。考えられるのは以下です。

・ライが吐いて戻ったのはエミリアの名前、つまりレムの名前も吐かれたが、ラムの仮説の通り、食べた時間の差でレムの名前が戻った
・ライはレムを吐いていなかったが、ボルカニカの息吹でルイを浄化したので、ルイから名前が戻った

ただ、記憶のほうが戻っていない理由は説明つきません。レムの状態についてはまだまだ謎が多いですが、『眠り姫』状態から目を覚ました事例はこれまで一例もなかったはずです。ということはこれだけでも凄い話ですよね。

しかし、スバルを追い込むこの展開はつらいです。目覚めたと思ったのに喜んで良いのか中途半端な気持ちになってしまいました。

7章ネタバレ予想

そして今回で6章は終わりで25巻でまとまる感じでした。7章は25巻の作業が終わってから更新し始めるとのことです。25巻は12月25日くらいに発売予定だったはずなので、次の更新は12月くらいになるかもしれません。

そして、7章は先生のツイートからプリシラやアル回、さらにガーフィールのスーパー強者連戦、ロズワールも戦うと言われています。特典小説からもプリステラから帰還したプリシラ陣営がヴォラキア帝国から狙われ、それに立ち向かう話でした。

ただ、今回の話をみて、ここからプリシラならスバル不参加じゃない?って思ったりもします。実はプリステラでも色々あって、それぞれのメンバーの状況を説明すると以下です。特典小説の内容を含みます。

・ガーフィール、リカード、リリアナ、エッゾでプリステラ地下遺跡でのテュフォンの魔女の遺骨調査中。最後にハリポタの人間大チェスのようなものにリリアナが挑むシーン
・ラインハルトとフェルトは王都へシリウス移送完了
・プリシラ、アル、ハインケルはヴォラキアからの刺客に対し、自ら出向くような感じ
・スバルは広い草原でレムとルイと一緒
・緑部屋からギリギリ出たのはパトラッシュとラム
・メィリィはエミリア達を呼びに行く途中
・エミリア、アナ、ユリウス、ベア子は一層で、嫉妬の影に対してはボルカニカの息吹を見たはず

スバルの状況によっては、スバル抜きで7章が進むのではないかと思っています。

まとめ

ということでまとめます。

・ボルカニカはボケているのではなく、そもそも中身が空っぽ
・龍の血なら色欲の被害者を回復できる可能性
・エミリアの名前は戻る
・ロイは嫉妬の魔女と同じシャマクの応用で拘束
・嫉妬の影が出現したものの、ボルカニカの息吹で打ち払われる
・スバル、レム、ルイが草原に移動していた
・ルイは赤子のようになり、レムの名前が戻り意識が回復した

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